畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

祭 その三

2008-09-29 18:54:21 | 暮らし
午後から、祭りの本番、今日のために、一月近く、練習してきた、子供たちが主役だ。笛に合わせて、子供たちの元気な太鼓が、響き渡ると、出発だ。
県道に出て、集落の西の外れに向かう。ユウターンして、戻り、集落の中心あたりの空き地で、一休み。地元のお年寄りや、女の人たちがやってきて、ひと賑わい。孫たちの、太鼓を楽しみにやってくる。ここでの、約一時間が、地元の祭りだ。ビールやジュースを飲みながら、の交流だ。

地元の祭場での一休み


さあ、山車は、氏神神社へと向かう。ここから、1キロ少しの所にある。昔は、全ての集落が山車や神輿を出したので、賑やかだったそうだ。しかし、今は、2集落の山車だけだ。でも、神社には、夜店も数軒出て、一日だけは、賑わう。
途中のスーパーの駐車場では、神社の違う集落の、神輿と山車も合流。地区で、お祭りの余興物を出す、3集落がそろう。
その後、2集落の山車は、氏神神社へ。到着は、5時を少し回り、秋の曇り空のもとでは、薄暗くなりかけている。到着後、神社に向かい、笛、太鼓のお囃子を繰り広げる。その後、2時間弱、軽い夕飯を兼ね、ビールや酒と、おにぎり、つまみが振る舞われる。
そして、日もとっぷり暮れた、7時が、帰りの出発時間。山車も、発電機を回し、提灯に灯りをともしている。ここからは、ひたすら、山車を走らせるだけ。帰路は、緩い登りになっている。ともすると、止まりがちの引き手に、子供たちのお囃子が元気を鼓舞する。途中、少し休んで、帰りつくのは、8時をだいぶ回った頃。来年まで、一年。名残を惜しんで、お囃子は、最後の盛り上がり。次々と交代して、30分も続く。発電機の油が切れ、提灯の明かりが消えても、お囃子は続く。が、終わりにしなければならない。子供たちが、名残惜しそうに、帰った後、我々は、山車を小屋に入れて解散。9時を回っていた。ちなみに、私は、ここ数年、交通係。山車はゆうに一車線を占有すろので、県道の一般車を、片側交互通行にしなくてはならない。駐在さんや、安全協会の応援は頼むが、疲れる係。また、あまり飲めないかかりでもある。

名残を惜しんで続くお囃子




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