畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

荒代かき

2008-04-01 20:29:29 | 田んぼ
4月1日 

霜が降り、薄氷が張るほどの寒い朝。ハウスのポリシートにも霜や氷が付く。
ヤーコーンの苗を作るため、貯蔵しておいた昨年の株を適度の大きさに割り、ポットに伏せる。自分で苗を作るのは初めてだ。昨年までは上手く貯蔵できず、苗を譲ってもらっていた。
午後は、荒代かき。50a強完了。
荒代かきは、水を溜めた田んぼの土を均平にする作業。粘土質の土は一、二回耕しただけでは、まだ塊がごろごろしている。水を吸って少し柔らかになったところで、ロータリーをかけ、塊を細かくして均平にする。同時にどろどろになった土は動きやすいから、少々の高低は、平らになる。
粘土質の湿田は、水はけが悪いところが深くなる。トラクターを走らせていると、そういう所はトラクターが土にもぐる。と、ロータリーが深く耕し、土が山になる。そんなところが出来るからなかなか平らにはならない。田んぼの状態で作業のし易さがかなり違う。深くなる田んぼは、出来るだけ機械を入れる回数を少なくするしかない。
この後、田植えの前にもう一度代かきをする。これをこの地域では植代と呼んでいる。このときは、ロータリーの後にレーキを付けて仕上げる。
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