畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

戻梅雨

2009-07-21 19:01:57 | 農作業
7月21日(火)  いちじ 

早朝から雨がパラパラ。今年は、梅雨明10日どころか、一週間も持たずに、戻梅雨だ。明日からもしばらくは、ぐずついた天気が続きそうだ。しかし、まとまった雨が降る気配は、今のところない。降りそうで降らない、こんな天気が、当地の梅雨期間には多い。降るのか、降らないのか、はっきりしろ!。しかし、あちこちに見られるような、集中豪雨型の雨も、ごめんこうむりたい。と、都合のよいことを考えている。
午前中は、なにやかやと雑用。農具を修理したり。
午後は、敷き藁。畝間の草取り。ストックしておいた藁を全部、使い切る。一昨年のものは、ネズミがかじり、ぼろぼろになっていた。

大豆の発芽したところ
これをハトが大好きなのだ。よって、面倒でも苗にして植え付ける。
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敷き藁

2009-07-20 19:34:05 | 農作業
7月20日(月)  いちじ 

昨日のような強風は、止んだ。一日、畑仕事。マルチの畝間の草取りと、敷き藁をする。
稲刈の時、藁を裁断しないで、長いまま落して、集め、収納しておいた藁を、運んで敷き藁にする。今は、稲藁は、ほとんど、細かく裁断して、排出する。多くの農家は、その後乾いたら、燃してしまう。田植え時に浮き藁ができ、苗に支障があるからという理由で。また、粘土質の田んぼでは、全量のすきこみは、害があるという指導もある。私たちは、有機肥料での米作り。藁のすきこみは、有機物による土作りの為、土に返し続けている。が、少しだけ、畑や、作物の保存などに使うため、干し藁を収納しておく。
トマトの畝間に、藁を広げて敷く。土がみえなくなるほどに敷かないと、効果はないから、かなりの量の藁が必要だ。当然、貯蔵している藁だけでは足りないから、畔草を刈ったものを、集めて、藁の替わりとしなくてはならない。



トマトも色づき始め、収穫が始まる
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大豆定植

2009-07-19 19:43:35 | 農作業
7月19日(日)  いちじ 

蒸し暑い曇り空。午後は、晴れ間もある。今日も、強い南西の風が吹く。
大豆の定植。5トレイ。種にして、約1Lだ。双葉から、本葉が出た状態。生育の遅いものは、まだやっと根が出たくらいだが、これ以上置くと、伸びすぎてひょろひょろになる。トレイの中で、密になっているので、一日たつと、かなり伸びてしまう。今日が植え時だ。
連れ合いにも来てもらい、畑に植え付ける。草対策が最大の作業。だから、植え付ける前に、ロータリーで、再度耕す。前回の作業から、10日もたっているから、土の中では、草の種が、芽や根を出し始めているはずだ。このまま植えると、大豆と並んで、よーいドンになってしまう。少しでも、大豆に先行してもらうためにも、必要だ。また、粘土質の畑なので、乾いてがちがちの塊の土を、細かくして、作業をやりやすくする。
綱を張り、鍬で細い溝をつけて、そこに大豆を2本づつ定植する。手間はかかるが、ハトやカラスにやられるよりはましだ。結局、午前中かかる。

午後は、風がかなり強く、草マルチには不向きなので、やめる。大豆をさらに、5トレイ播種。
コメを精米。
夕方は早めに入り、風呂場で、散髪。髪を短くして、すっきり。
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カサブランカ

2009-07-18 19:18:59 | 農作業
7月18日(土) 

午前中は、小雨が降るかもしれないような、予報と雲行き。黒の草刈を選ぶ。しかし、ほとんど降らず、汗に濡れるほどだった。
午後は、畑。ナスやピーマンの畑で、マルチの畝間の草取り。昨日来の、パラパラ雨だが、畝間の土は、少しの湿りに潤っている。明日は、藁や、刈り草を運び、畝間に敷いてやろう。
水の少ない田んぼに、水を入れながら作業していたが、堰の役員と立ち話。
7月に入って、雨量が少ないまま、梅雨明したので、堰の水が心配だ、と。確かに、6月の末から、雨の日は多く、よく降るなあと、思うほどだが、大雨はなかった。また、ふりつずく雨もなかった。田んぼにたまりあふれ出るほどの雨は降っていない。田んぼは、あと20日ほどは、水は必要だ。水不足で、苦労するかもしれない。


昨日は、三輪ほどだったカサブランカ
今日は、こんなに開いた
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研磨

2009-07-17 19:41:18 | 農作業
7月17日(金)  いちじ 

昨日の暑さがうそのよう。曇り空で、朝から、雨がパラパラ。予報は、曇りだが、降ることもあるようだ。が、傘が必要なほどにはなるまいと、畑に行く。草マルチをするには、まず、畝間の、大きな草くらいは、抜いておかないと、と、草取りを始める。時折の、パラパラも、程よく、快調に作業する。
一時間ほどすると、雨足が強くなり、このままでは、びしょ濡れになるくらいに。車の中にしばらく避難。が、どうも、小降りになりそうもない。草もかなり濡れて、しゃがみ込んでの作業には、不向きになってきた。草取りはあきらめ、一度帰る。畔草刈りに切り替えることにする。
その後は、傘が入用なほどの降りはないが、パラパラは、終日続く。

草刈をする刃は、モアも、刈払機も鉄製だ。どちらも、高速で、回転して、草を刈る。当然、草だけを切っているわけではない。真平らな所ならいざ知らず、地面はでこぼこがある。石もあるし、側溝などのコンクリートの脇も刈ることになる。ある程度作業をすると、刃も減ってくる。刃先が丸くなり、切れが悪くなる。
最近は、刈払機の刃は、チップソーといって、刃先に、硬質の小さな物質をはめ込んだ刃が多くなっている。これだと、刃先が減ることはほとんどない。しかし、鉄の円盤に、違う物質を、埋め込むわけだから、そのチップが、取れることがある。石とか、コンクリートなどに激しくぶつかると、欠け落ちる。こうなると、刈り刃の役に立たない。刃先は、30とか、40とかの数だから、2~3個の欠落なら、さして影響はない。しかし、半分近くもかけると、もう役に立たない。捨てるしかない。鉄の円盤は、そのままなのに。
わたしは、旧来からの鉄製の、八枚刃を使っている。これだと、一時間以上も作業すると、切れが悪くなる。小石の多いところの作業などでは、刃先が丸くなり、極端に切れが落ちる。だから、何枚もの刃を持ち歩き、交換しながら、作業する。いつも、よく切れる状態で、作業ができる。
交換した刃は、再度、研いで、刃をつけると、同じように切れる刃に再生する。一般のグラインダーなどで研磨するのは、なかなか難しい。円のバランスが悪いと、回転が不安定になる。専用の八枚刃用の研磨機を使う。直径25cm位の刃が、20㎝以下になるくらいまで、研ぎ研ぎ使う。小さくなったものも、使えば使えるが、作業の能率が落ちるから。
今日は、雨もポツポツしていたので、刈払機の刃を、研ぐ。今までたまった、30枚ほどを、二時間くらいかけて、切れるようにする。



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なつ

2009-07-16 21:15:58 | 農作業
7月16日(木)  いちじ 

暑い一日だった。昼過ぎの、部屋の温度計は、31度近かった。真夏日になっていた。
大豆のトレイ播種。5トレイ。
田んぼの畔草刈。
昼食後は、暑さのせいで、いつもより、1時間近く、多く休んでしまう。
猫も、この暑さに、日陰の涼しい場所で、こんな無防備な寝姿を、さらしていた。



暑さのせいで、ダラー! でも、私、妊猫なんです、、、
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強風

2009-07-15 19:37:37 | 暮らし
7月15日(水)  のち 

梅雨明直後の晴天。気温も高い。当地は、一応、海洋性気候ということで、それほど極端に高温にはならない。今日も、30度になるかならないかくらいだと思う。その上、屋外では、強い風が吹き、汗を吹き飛ばしてくれる。だから、それほど、汗びっしょりにならないし、暑さも感じないで済む。草刈などの、作業には、助かる強風だ。
それにしても、このところ、このような強い南(南西)風の吹く日が多い。毎年、梅雨明ころには、気圧配置の関係から、南風は強く吹く。穂が出るかでないかころの稲が、強風にあおられ、葉先で、緑の波を波立たせ、田んぼが一面、緑の海のようになる。見事な風景でもある。
そんな風景が、このところ、連日のように、続いている。平年より早い、梅雨明ゆえの、気象の影響なのだろうか。

田んぼの畔の草刈。畑の草取り。月曜日から、連日だ。これからも、この暑さの中、草刈、草取り、刈り草集め。刈り草マルチ。頑張ろう。
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梅雨明

2009-07-14 20:47:52 | 暮らし
7月14日(火)  ときどき 

梅雨が明けた。お盆の期間中の梅雨明はめづらしい。平年より、5~6日早い。昼上がりで、ニュースを見ていた連れ合い。「気象庁より、セミの方が、ずっと正確なんだから」。今朝の天気予報まで付いていた、木曜日の(傘マーク)昼にはなくなった。
梅雨明 10日、という。梅雨が明けた日から、10日ほどは、暑い日が続き、雨も降らないということだ。当地は、夕立ちはあまりない。だから、夏の間の雨は、ほとんど降らないといってよい。畑作地帯ではないから、畑の灌漑は、ほとんどない。基盤整備をして、給水を引いている田んぼを、畑として使う場合以外は、作物の水には苦労する。
さあ、これからの苦労始めは、大豆栽培だ。第一回目を、昨日トレイに伏せたばかり。畑に植えるのは、20日ころ。天候次第では、トラックで水を運び、灌水せざるを得なくなる。二回か、三回に分けて、植え付けるので、その後も同じく、水運びをすることになる。
ナスや、ピーマンなどの夏野菜。こちらの方もまだ、草マルチは、やっていない。黒いポリマルチだけでは、暑さで、土の中の根が、へばってしまう。畔の刈り草を、集め,敷いてやりたいのだが。
梅雨が明け、夏の暑さの下、やることは、盛りだくさんだ。
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迎え火

2009-07-13 21:10:59 | 暮らし
7月13日(月)  ときどき 

今日は、盆の入り。迎え火を焚く。
わが家は、父が仏となっているが、その前の、私が生まれる前に、しんだ先人の墓を、両親が継ぐように、出来た「家」なので、墓の代から言うと、私は、三代目になる。だから、父の没前から、墓はあり、寺の檀家でもあり、迎え火も、焚き続けてきた。
当地の、迎え火は。麦わらを燃す。稲わらと違い、麦わらは、しっかりとした茎をもち、(ストロー)燃えるときに、空気がはねて、パチパチと、勢いよく燃える。その、勢いの良さが、仏を迎える日の(仏を送る日の)目印によいということで、お盆には、麦わらを燃す、ということになっている。昔は、米以外に、当然、麦も大事な穀類として、必要だった。しかし、とうの昔に、麦栽培は崩壊していた。わたしたちは、麦作りも、おさらいはしたが、その効率の悪さに、10数年続けるのが、精いっぱいだった。
今、70代の、元気な人たち。昔からの伝統行事を知っている世代。お盆の為にだけ、麦を作る。当たり前だが、来年の種さえあれば、麦の実は、虫がわくだけの代物。鶏にやってと、わが家に回ってくる。
今年の迎え火も、そんな形で、もらった、麦わらの火だった。

大豆のトレイ播種。田んぼの畔の草刈。
梅雨明のような、暑い一日だった。
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ショートステイ

2009-07-12 20:40:31 | 暮らし
7月12日(日)  ときどき 

ヒグラシのおかげでもなかろうが、本当に、もう、梅雨明してしまいそうだ。というか、気象的には、梅雨明と言えないだろうが、当地では、このまま、雨の降ることなく、梅雨明を迎えてしまいそうだ。そんな予感をさせる、一日だった。
連れ合いは、友人たちと、ミカン園の草刈に出かける。
昨日に続き、透明マルチ張りを、一日。今日から、母のショートステイ。迎えが、10時ころになるので、それまで、家にいなければならなく、畑に行くのは遅れる。
予定は完了。草に負けやすい、ニンジン、タマネギの苗、早蒔きの、ダイコン、菜花、葉物用にする。今年は、ニームという植物の実の油粕を試験的に使ってみる。害虫対策になるということで。

ショートステイは、約一週間。母が家にいなくなる。よい息抜きになり、気分的に、ホッとする。
朝、起床させ、リハビリパンツをはきかえさせる必要がない。朝ご飯を食べさせる必要がない。自分で、箸を持って食べることができるのだから、「食べさせる」という言い方は間違いかもしれない。しかし、食卓に用意して、呼んでから、テーブルに着くのに、10分近く、食べるのも、時間がかかる。ゆっくりと食べるだけならよいが、鼻をかんだり、目を拭いたり、咳きこんだりと、食べているより、時間がとられる。たっぷり30分以上の朝食にお付き合い。
週、三回のデイケアの日には、9時前後に、迎えが来る。送り出すまで、どちらか一人は、仕事にならない。早めに準備をするように言っても、間際になって、便所に入る。迎えの車を待たせても平気で、便座に座っている。私は、月に一、二回つきあう程度だが、連れ合いはそうはいかない。待たせて、平気になってしまった、母の言い訳。毎回、同じく、「難産でして」だそうだ。
週半分は、昼の部屋食。パンや、牛乳におやつを添えて、仲居さんに変身。
夕食も、同じよう。入浴させた日は、なおさら大変。いくら声をかけても、一時間近くは、浴室で、遊ぶ。食事が終わるのが、10時近くになることもある。わたしたちの仕事が、外仕事。そうでなければ、母を先に風呂に入れればよいのだが、そうはいかない。汗を流さず、一杯とはいかない。
とこんな、日常から、解放される。この一週間に、感謝。介護保険にも感謝?、、。
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