11月10日(木) いちじ
「雨が降ってる」。そろそろ起きなければと、ぐずぐず布団の中にいる私に、連れ合いの声。そういえば、うつらうつらしている耳に、遠く聞こえていたのは、雨音だったのか。そんな予報ではなかったので、畑には、畝立機や、クン炭などを置いてきている。念のためと、シートで覆ってきてよかったと、ホッとしながら、布団を抜け出す。
南海上に雨雲の帯が通過している。その雨雲が、千切れて飛んでくるように、小さな弱い雨雲が、点々とかかる。ごく少量の雨で、降水量にはカウントされないほどの量だ。しかし、ときどきは、トタンをたたく音が聞こえるほどの粒が、落ちてきた。早朝から、昼近くまでは、そんな天気だった。作業場で、なにやかや。
昼ころから、空も少し明るくなってくる。肥料などを用意して、午後は畑に行く。タマネギ用のマルチを張り、機械の畝整形部分を、ソラマメ用に直しておく。明日は一日雨の予報なので、畑仕事はできない。機械やクン炭などは、まとめて、シートで覆っておく。