畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

緑餌

2016-01-21 17:44:20 | 農作業

1月21日(木)   いちじ 

連れ合いは上京。私は胃カメラ。予約時間は11時30分なので、どうしようかと迷ったが、2時間ほどなので、確定申告に向けての領収書の整理に手を付けることにした。一年分、ただ袋に放り込んだ状態なので、各支払先に分類する。農協、農機店など、現金支払いをしないところは、振替通知書で月別に並べればよいが、ホームセンターなどのレシートは数が多く大変だ。とりあえず、支払先に分けるだけは済んだ。日付別、月別整理は、今後雨の日などにちょくちょくやることにする。

胃カメラの結果は、ほぼ問題なし。ただ、ところどころ軽度の炎症は相変わらずなので、年に1回は継続してゆこうということになる。

診察も終え、1時半過ぎに帰宅。遅い昼食の後は、鶏舎脇の畑。残っているサトイモを掘り終える。ナス、ピーマンの残渣を引き抜き、マルチを撤去する。畑周りの草が、ほとんどカラスムギなどの牧草なので、刈払機で刈って、ニワトリの緑餌用に集めておく。・全部やってしまうと、枯れてしまうだろうから、一部だけにし、順にやることにする。かなりの緑餌ができた。

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種豆

2016-01-20 17:36:04 | 農作業

1月20日(水)   いちじ 

今日も、真冬の一日。風も強い。午後になると風も少し弱まり、ほっとするくらいの暖かさは感じた。

出荷作業。気温の低い日の作業は、指先がしびれ、痛くなるほど。手袋をしても、いくらかぐらいしか違いを感じない。午後から箱詰め、納品書を打つまでで、私の役割は終わり。2時過ぎくらいなので、外仕事も考えたが、結局、寒さに負けて、室内作業。大豆の選別だ。枝豆用の品種、鴨川七里。好い豆を拾うやり方で、種用を4dlほど選別。残りは、味噌用に混ぜて、終わらす。

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強風

2016-01-19 17:15:16 | 農作業

1月19日(火)  

よく晴れるが、空気は冷たいうえに強風が吹く。西風で寒く、午前中は外仕事をする気になれず、家の中で、大豆の選別をする。茶豆の選別をするが、悪いものが多く、はかどらない。その上すぐに、目が疲れ、休み休みなので、なおさらだ。しかし、あまり根を詰めずに、ゆっくりやってゆこうと決める。

午後は、相変わらずの強風だが、それでもと、外に出る。鶏舎脇の畑のサトイモ掘りをやってしまう。品種の違うものを少し残す。ゴム手袋をしての作業だが、湿った土と、強い西風が温度を下げ、体は寒いし、ゴム手の中の指はかじかむほどに冷たく、全部の収穫を放棄した次第。収穫したイモも全部整理することなく作業場に運び、沁みないようにこもや毛布をかけておく。

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残処理

2016-01-18 17:16:14 | 暮らし

1月18日(月)   のち 

昨夜半から降り出した雨は、この季節にしては、雨量は多かった。寒い、冷たい雨だった。午後には上がったが、霧雨よりも細かい水滴が、空気中を漂うような、シワシワした状態も続いた。

雨なので、寺会計のまとめをして、農協口座に入出金してくる。午後は、寺に行き、昨日のごみや、空瓶などの片づけもしてしまう。

雨なのでと、連れ合いは大豆の選別を始める。2月には味噌つくり。今年の豆は、虫食いや未熟豆が多く、選別が大変だという。私も少しだけ手を付ける。

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2016-01-17 17:08:46 | 暮らし

1月17日(日) 

朝のうちこそ、日差しもあったが、曇りで寒さも感じる一日。

午後は、寺の総会なので、午前中から、バタバタ。暖房の準備、買い出し、などなど、昼前も仕事にならない。4時ころには片づけて帰るが、仕事はしない。早めに風呂を沸かし温まる。

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日記

2016-01-16 18:27:30 | 農作業

1月16日(土)   ときどき 

午前中は出荷作業。昼前、歯医者。午後は、秀地区の田んぼ。ロータリー耕を終わらす。これで、田んぼについては、すべての作業が終わり、次の耕作者に引き継ぐことができた。

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葬儀

2016-01-16 17:19:02 | 暮らし

1月15日(金)  のち

穴場の人たちは8時集合だ。穴場の人数は多く、10軒だ。しかし、遠方に住む2軒と地元の1軒は欠席。かつては、葬式といえばどんなことがあっても集合するものだとの意識だったが、時代とともに変わってきた。体調が悪いとか、どうしても仕事が休めないということで、集落の儀式に参加しなくなる。これもしようがないことだと思う。しかし、中には納得がいかず、文句たらやらの人もいる。時代に合わせなければしょうがないだろうと、不満を押し込めるように言う。まずは、そんな出発だ。

7人は二班に分かれる。二人はお墓に向かう。亜墓の掃除とか、納骨室の点検などだ。六角棒を刺す芝も用意する。

もう一斑は、納骨に向けての儀式のための小道具つくりだ。藁と竹を使っていくつか作る。藁は喪主が用意しておく。竹の切り出しに向かう。このあたりはあちこちに、真竹などの林がある。用途に合わせ、適当に切りだしてくる。まずは、住職が書いた仏教語の旗を4本。書いてある和紙を麻で、竹竿に取り付ける。幟のようなものだ。次は、四華花。色紙を竹串に斜めに巻きつけ横に細かく切り込みを入れて作る。それを竹筒に藁を詰め込んだ花立に差し込む。2個作る。次は金剛草履。藁を三つ編みにしたものを、10㎝ほどに切り、二つ折りにして、竹を割って作る竹串に挟む。喪主やお客が、野辺の道中をお墓に歩くときに一つ一つ持つことになる。お客の数だけ作るから、かなりの数になる。喪主から、40人ほどといわれているので、50個ほど作っておく。

墓班が出かけて、小一時間経つと、刈っての人が、お酒1本と奴豆腐、おからなますをそれぞれ重箱に積めて届けに行く。土葬の時の穴掘り人たちへのお茶代わりなのだろう。今ではお墓はたいして用もないから、ただの儀式だ。しばらくすると、二人は帰ってきて、小道具つくりに加わる。11時ころにはほぼ終わり、片づけ、掃除をすると、早お昼。昔は、刈っての人たちが作ったが、今は出前だ。

昔と違うのは、告別式も自宅ではなく、ホール葬になったこと。セレモニーホールでは告別式が終わり、火葬出棺のころだ。お骨になると、帰ってきて、墓地まで野辺の道中なのだが、自宅から歩くのは大変な高齢化のため、墓地の近くのお寺から、出発することになっている。

食後しばらく休んで、小道具を持って移動し、寺で待つ。新年の15日までは、鐘もたたかず、念仏もなしとのことで、念仏衆も述べ送りだけに集まる。一行がバスで到着すると、住職の指示で、本来は鐘が先頭だが、今回は旗を先頭に、墓地に向かう。庭を三周してから、野辺の道中に。(歩くのが少なくよかったなあ) 墓地に着き、納骨、お参りの間、穴場は草履を回収し、小道具一式を焼却する準備。そして最後にお参りして、すべては終わる。

公会堂に集まり、喪主からの金一封と、奴豆腐、からなますで、穴場と念仏衆の精進落としで、長い長い一日は終わる。

そろそろこうした、昔からの葬式はなくなってゆくだろう。

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前日

2016-01-14 18:24:59 | 暮らし

1月14日(木)  ときどき 

告別式前の何となく落ち着かない前日。穴場の人たちの作業場について、問い合わせがあり、出かけて、下準備をしてくる。今までは、死んだ彼が、そうした、集落の付き合いを一切してきたので、残された者は、どうしたらよいかわからないだろう。勝手のの人も下準備を手伝いに来て、しばらく話し込んだりして、午前中の出足は遅くなった。

それでも、午前中に少しはと、トラクターを積み込んで、秀地区の田んぼへ向かう。夕方までに、やはり完了できず、田んぼの中にトラクターを置いて、引き上げることになった。

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冷え込み

2016-01-13 18:21:20 | 農作業

1月13日(水)   ときどき 

冷え込む。外流しの水道の水が凍りつき、でなくなる。暖冬、暖冬といわれ、油断していたが、これからは、冷え込みそうなときは、バルブを閉めて、外の配管が凍りつき、パンクしないよう注意しなくてはならない。これからしばらくは、平年並みか、それ以上の寒波に襲われる予報も出た。予報通りにならない気候の難しさだ。

午前中は、出荷作業。午後は秀地区の田んぼの草刈り。草刈りは終わった。月はロータリー耕。

朝、仕事前に、最後の別れに行ってくる。いつも通りに生活していての、突然の死だったことがわかる。その息を止めた顔は、まるで眠っているようで、今にも、目を明けて、何だお前か、と声をかけてくるように見えた。でも、もう眼を開けることのない死であることは確かだ。隣の部屋では、親戚の人たちを含め、葬儀に向けた相談をしていた。

そして、つげ人がまわり、14日通夜、15日告別式を伝えに来た。私たちは、穴場にあたる。15日には、朝から、葬儀の儀式を行うことになる。

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急死

2016-01-12 18:02:59 | 暮らし

1月12日(火)  いちじ 

急に真冬になったような寒い一日。雨もパラパラして、霙模様にもなったようだ。

午前中は、病院。定期的な検査。血液検査と、問診。11時ころには帰宅するが、寒さと、雨のパラパラのため、作業はやらず、寺の総会え向けた資料つくりで、その後はすごす。

朝一番のニュースが飛び込んだ。昨夜、近所の友人が死んだ。一歳年上で、地元のいろいろな集まりの役員なども順番にやったりしていた仲間だ。移住して以来の付き合いでは、最も親しくしていた一人でもある。昨夜、私が、寺の役員たちと飲んでいる頃に、苦しみ、救急車を呼んだが、そのまま息を引き取ったようだ。心筋梗塞だったそうだ。今日は、友引ゆえ、あったりしないほうがよいというので、私は気にはしないが、まあ、風潮に合わせることにした。

暮れの20日に、お歳暮だと、ビールを一ケースもってきてくれ、珍しく、小一時間ほど話していったのが、最後となった。あまりに急なことで。、、、

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