ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

記録と記憶

2012-06-05 23:21:49 | 震災後
メモしておけば役に立つ ことは知っている ばらばらに 読み流した 順序立てない記憶 どこかで 泉が湧きでるように いつか 絶え間なく 言葉が紡ぎだされる だろう そんな虫のいい目論見 結構信じている その力を どこかに深く 簡単に読み解けるわけではなく 仕舞いこまれている 一言一句違わずに とも言われる 一種の神話 だな . . . 本文を読む

6月4日(月)のつぶやき

2012-06-05 01:37:02 | 嫌いだ嫌いだ
21:30 from web 高橋源一郎「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」集英社文庫。これは、傑作だ。読むことの幸福を存分に味あわせてくれた。最後の「水仙月の四日」の雪童子(ゆきわらす)の感得する「それ」、思った通りだった。生きること、死ぬこと。「わたし」がいちばん不可解で、しかし…21:37 from web 高橋源一郎は、これまでも好きな作家だったが、この作品で、さらに私の中でステータ . . . 本文を読む

エッセイ 経済は成長しない

2012-06-05 00:34:12 | エッセイ
「震災後のことば 8.15からのまなざし」(宮川匡司編、日本経済新聞出版社)において、詩人中村稔は、見習うべきモデルはないと語る。  中村は、実は、弁護士として、特許権、知的財産権訴訟の第一人者なのだという。  彼の経済の見方は、ある意味、非常にペシミスティックである。現在の資本主義体制は破綻している、経済は成長し続けるということが分からないと。 「戦後は…裕福なアメリカというモデルがありまし . . . 本文を読む