ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

6月4日(月)のつぶやき

2012-06-05 01:37:02 | 嫌いだ嫌いだ
21:30 from web
高橋源一郎「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」集英社文庫。これは、傑作だ。読むことの幸福を存分に味あわせてくれた。最後の「水仙月の四日」の雪童子(ゆきわらす)の感得する「それ」、思った通りだった。生きること、死ぬこと。「わたし」がいちばん不可解で、しかし…

21:37 from web
高橋源一郎は、これまでも好きな作家だったが、この作品で、さらに私の中でステータスが上がった。「恋する原発」も素晴しかったが。もっとも「素晴らしい」というとニュアンスは違う。問題作ではあった。「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」を読むと、現在の日本で最も重要な作家だと思わされる。

22:36 from web (Re: @fromkesennuma
ああ、なんと…@fromkesennuma 今日の月曜日はなかなか酷かった、というまわりが多かったので、俺だけではないなと思いつつ、多いからって、俺の酷さにはかかわりがないし、みんな酷いのだと思うと、酷さが重なる。こんな一日でありました。たぶん明日も。

22:46 from web
「震災後のことば 8.15からのまなざし」吉本隆明、中村稔、竹西寛子、野坂昭如、山折哲雄、桶谷秀昭、古井由吉著、宮川匡司編、日本経済新聞出版社。ご老人のみなさんの聞き書きと、野坂のみ自筆。全て、さきの大戦の経験者。重い言葉たちだった。

22:50 from web
宮川匡司というひとは、58年生まれで、2歳下の日経の記者のようだが、日経だからと言って、イケイケの経済至上主義者とか決めつけてはいけないのだな。

by motochida on Twitter

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