失われだごど
押し流されだごど
かつてあったのに
すでになぐなったもの
記憶を消しだい
のに
思い出して
思い出されで
思い出されでわがんね
押し流されで
残ったもの
巨大な遺失物
押しつぶして
残ったもの
巨大な廃棄物
思い出されでわがんね
誰のもの?
誰がかだづげられるが?
誰が処分でぎるが?
元の持ち主はもちろん分かるが
今は誰のもの?
誰が泣ぐが
誰が怒るが
誰が茫然と立づが
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壤 晴彦 @HaruhikoJo 15:31
富士山を語るなら、徳富蘆花『自然と人生』の中の「自然に対する五分時」冒頭の『此頃の富士の曙』は必読。
夜明け前の蒼闇の中、富士が徐々に目覚め、世界に光満ち、やがて白雪の富士が高く天空に聳え立つ迄の言葉によるスケッチ。
息もつかせぬ筆使い、緊張の果てのカタルシス。言葉の魔術に酔え。
千田基嗣さんがリツイート | 3 RT
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