國分功一郎「ドゥールーズの哲学原理」岩波書店 2013-08-29 23:25:51 | エッセイ ドゥールーズである。 私が大学生だった頃、最新気鋭の哲学者であった。 今でも、このひとを超える新しい哲学者はいない、と思う。 このひとと、フェリックス・ガタリ(精神分析学者)との共著「アンチ・オイディプス」は、歯が立たなかった。それで、私は哲学を断念した。「哲学とは何か」(河出書房新社)だけは読みとおすことができた。何が書いてあったかは忘れたが。それで、辛うじて哲学への興味だけは持続できた . . . 本文を読む