千葉雅也、『動きすぎてはいけない』に続いて2冊目。
この東大出の立命館準教授は、ギャル男、であるらしい。漫画家永井三郎による表紙の絵のキャラは、表紙カバー裏の写真を見るに、本人そのものであるようだ。ファッションの系統としては、ギャル男。セクシュアリティは、男性のホモ・セクシュアル。この本自体に明記されてはいないが、いつかツイッター上で、きちんと自分で書いていた。だから、そうそう、カミング・ア . . . 本文を読む
帯に、内田樹が「僕はこの本のすべての頁に同意署名できる。」と記している。私も内田氏に同意できる。
『株式会社という病』、『経済成長という病』につぐ「病」シリーズの3冊目ということになるとのこと。
平川の主著と言えば、『小商いのすすめ』、『移行期的混乱』ということになるだろうが、これらにしろ、「病」シリーズにしろ、言っていることは基本的に同じことだと思う。
この本は、これまで言ってきて . . . 本文を読む