國分功一郎 近代政治哲学―自然・主権・行政 ちくま新書 2015-06-29 00:35:11 | エッセイ 若き哲学者國分功一郎は、小平市民として都市計画道路にかかる開発問題に関わって、地方自治論と、専門である哲学・思想とのかかわりを掘り下げる、という立ち位置をとることを必然の役割と捉えざるを得なくなったと言える。その辺りの事情は、幻冬舎新書の「来るべき民主主義―小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題」を参照していただきたい。今回は、その文脈の中で、改めて、16世紀以降の近代政治哲学を取り上げ、大 . . . 本文を読む