ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

木立時雨 宮城発!お魚川柳 新葉館出版

2019-04-03 13:41:08 | エッセイ
 平成28年3月11日の発行である。震災後ちょうど5年の日。  著者は、石巻市在住の地元の魚をこよなく愛する水産人で、ととけん(日本さかな検定)1級、調理師免許、利き酒道2段(宮城県酒造組合認定)を有するという。  木立時雨はこだちしぐれと読むらしい。ペンネームである。時雨は、音読みすると「じう」であり、こだちじうとも読める。  西洋にアナグラムという言葉遊びがあり、いま、日本では、詩人・絵 . . . 本文を読む

偽説 鼎の浦嶋の子伝説 (再掲)

2019-04-03 09:13:30 | 小説
※これは、1999年の気仙沼演劇塾うを座立ち上げの頃に、風土記(奈良時代の)や、大島村長村上氏らの作った乙姫窟の伝説などを踏まえ書いたもの。2010年に、いちど掲載しているが、3回に分けて上げていたので、今回、改めて、一括でまとめてアップすることにした。気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)が間もなく開通するタイミングでもある。    陸の国、気仙沼の郷は緑なす山地に入り江深く風光明媚を世 . . . 本文を読む