ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

高橋源一郎 日本文学盛衰史 講談社文庫

2019-04-15 22:18:15 | エッセイ
 表紙カバーに「協力:谷川俊太郎、穂村弘」とクレジットがある。「本文中の島崎藤村の詩および石川啄木の短歌の多くは、谷川俊太郎、穂村弘両氏によって本作品のために書き下ろされたものです。」(660ページ 注及び謝辞)ということのようである。谷川俊太郎は、いうまでもなく、現在の日本で最大の詩人。いや、私は、むしろこの人を、というひとはいないことはないだろうが、だれかが谷川俊太郎と名前を上げてしまえば、い . . . 本文を読む