◆十一月十五日(金)古町シーキャンドルにて、年に一度の朗読会。西城、東吉、正典、せつえ、良子、遊人、洋甫、千田が参加。ゲストに、高橋昭次と店主後藤氏が各々ギター弾き語りで。あくまで内輪の行事であるが、観客は二名。高橋は気仙沼ロック界の大御所、レゲエ、ブギと昔の曲を演奏。年輪を重ねた渋い歌、こんな小さな町にも現代日本芸術文化の蓄積はある。この声、歌の心地よさ。十代から六五歳までギターを弾いて歌って生 . . . 本文を読む
詩の一行は神の恩寵である心を尽くして求め与えられる奇蹟のように出会い生成する海辺の苫屋の窓に金色の絵具で書き記すガラスの向こうに海と岬とがある求めて与えられる求めずして与えられず文字を描くことをせずに言葉を書くことはできないかたちを描くことなしに意味を書くことはできない空気を震せることなしに言葉を語ることはできない私の肉体において書くことが生成する私の肉体において語ることが成就するたとえば海が光っ . . . 本文を読む