與那覇潤 知性は死なない――平成の鬱をこえて 文藝春秋 2021-01-18 13:13:06 | エッセイ 与那覇潤氏は、1979年生まれ、東大教養学部から大学院を出てさる大学の准教授となった歴史学者であるが、「双極性障害」いわゆる躁うつ病で、入院も経験したという。その経験も踏まえて書いた書物となる。 先ごろ、精神科医斎藤環氏との対談『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』を読んだところで、ぜひ、この本も読むべきと思ったところである。【人生と時代の転換】「はじめに」は、「黄昏がおわるとき」と副 . . . 本文を読む