ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

海は大きい 湾Ⅲ2011~14から

2016-07-30 09:37:48 | つぶやきまとめ

海は大きい

そして広い

空が晴れ渡って

白い雲が映っていたりもする

 

夕陽が光を映していたりする

太陽と一緒に出かけてしまったりする

 

海は大きい

そして広い

船に乗ってどこまでも行く

向こうの大陸まで渡っていくこともできる

水や食料をたっぷりと積み込んで

船員を大勢従えて

帆柱に帆を上げて

風を待って

北西から吹いてくる吹き下ろす風を待って

 

待ち過ぎて

陽が落ちる

日が終わる

日が暮れる

その日を暮らす

 

ああ

海は大きい

そして広い

夕陽を映す

 

きらきらと輝いている


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