社会福祉法人は、企業と異なり、最低で2度の理事会を設けます。
もちろん、何か大きく変える時には必ず、そのつど理事会が開かれます。
5月中は、外部監査と理事会があり、その準備中ですが、肩と首に痛みが。
スタッフに許可を得て、お休みをとり、近くの温泉に。
アルカリ温泉、イオウの温泉。塩温泉と各種あります。
好きなのは、車で15分の早太郎温泉(宮田村運営)。
ひとつしか湯船はありませんが、湯質が良いので、好きです。
今日は、諏訪まで行ってきます。
(福)日本聴導犬協会は、休みは土日ではなく、交替でのお休みです。
スタッフにはできるだけお休みをとっていただきますが、連絡事項などが多いので、有馬は休みらしい、休みが取れません。とはいえ、スタッフの方たちが事務から、訓練から、学院生さんの指導からぬかりなくやってくださるので、有馬が走り回ってということもないのです。
今週はめずらしく、協会に6日間もいられます。嬉しいです。
裏のねぎ(ねぎ好きです)畑の手入れや、原先生からいただいた茗荷の成長を見たりしました。こういう日が、宝物。
犬たち用の無農薬の野菜畑には、ブロッコリーとなす、トマトは必ず植わる予定です。植えてくださるのは、ボランティアのY様なので、おまかせっきりです。雑草も、よう取りません。無法地帯のような畑になりますが、Y様の丹精で、買うより数倍おいしい野菜が取れます。
特に、PR犬のあきちゃんは有馬の後をついてきて、ポイっと投げたトマトをパクっとか。きゅうりをガリガリ、ゴックンとか。満喫してます。
裏(裏がいっぱいある)の雑草取りが大変なので、クローバーの種をまいたり。想像すると、落ち穂拾いッっぽい。
新年度の準備をしています。17日には、JAM甲信のみなさまにお手伝いいただいて植栽を整えたり、床磨きもありますし、ありがたい。ありがたい。楽しい。楽しい。ですよね。
協会犬(デモ犬、候補犬、訓練中犬)たちです。大小、犬種も多種多様です。
なんとなく、人気者が決まっていきますが、男の子では、大きな(フレンチハウンド、またはスカンジナビアンハウンド)のじん君に、
みんな寄り沿います。じん君、こわそうですが、いいやつなんです。
女の子では、ビーグルミックスのらんちゃんは、一番良いところを取りますが、尊敬をされているわけではない。
夜の犬たちの行動は興味深いです。
犬舎を持っていないので、協会の犬たちは、夜になるとスタッフが連れて帰ります。写真は、スタッフルーム(夜間犬舎)の様子です。
犬用のベッドもありますし、あけっぱなしのクレートもあるのに、みんな一緒に寝ようとしてます。
さぁ。さぁ。これからダウンの毛布をかけて、おやすみなさい。
大好きなみかんちゃんが、この7月に亡くなりました。14歳でした。群馬県を徘徊していた捨て犬でした。亀山さんが、茨城県から連れて来てくれました。懐かしい思い出です。
ユーザーさんが公表しないうちは、ユーザーさんのお心に添う意味と、個人情報なので公にできませんでした。
先日行われた創設15周年式典で、ユーザーの岸本淑子さんから「こんなおめでたい日に、みかんが亡くなったことを話してもええ?」とのおお尋ねを事前にいただき、「もちろんです。お願します」とお返事をいたしました。
式典では、「みかんとの生活は幸せでした」と懐想されました。その幸せをくれた(福)日本聴導犬協会に感謝しているとも、おっしゃっていただけたのは、協会にとって勲章です。悲しいけれど、嬉しかったです。
聴導犬のみかんと岸本淑子さんは、2001年2月に、JR西日本の乗車試験を受け、
「日本で初めて、公的乗り物(JR西日本)の同伴許可を得た聴導犬」として、全国紙のトップに掲載されました。
聴導犬が電車に乗車試験を受ける段階で、まず質問されるのは「聴導犬は電車の中で何をするの?」でした。
「電車に乗るために、電車を利用するのは、マニアだけしかいません。
電車は目的地への交通の道具でしかありません。行った先で、耳の不自由な方の命を守るのが聴導犬です」
とお答えすると、「命にかかわるのなら、試験を受けていただきましょう」との回答でした。懐かしい
岸本淑子さんの努力と、みかんの才能。 もっと、有馬の心が落ち着いたら、また、詳しく書かせていただきます。
聴導犬みかんを応援してくださいました、たくさんのみなさまに感謝申し上げております。