台湾の研修生さん、最終のパブリックアクセス審査。
Dr William(探査犬のプロフェッショナル)の研修も終盤。松本でのパブリックアクセス試験を受けていただきました。
スタッフのまゆみさんは、お手本としてらんちゃんも同伴。
パブリックアクセス試験は、バスと電車の乗車。飲食店とショップでの買い物などへの同伴です。
今回は、聴導犬の基礎訓練の修了書なので、(福)日本聴導犬協会で訓練されただいすけ君のハンドリングになります。
聴導犬訓練士資格は、ユーザーに貸与して、ユーザーと聴導犬の国際認定試験をして、初めて、訓練士資格の授与となります。
英国聴導犬協会から、有馬は、聴導犬の国際認定をしてもよろしいと、シニア・インストラクターの認可を得ているので
3年前から、台湾での聴導犬育成や1頭目の認定などに、寄与させていただいております。
← ADIのアジアでの育成団体への協力として、ADI mentorとして、台湾に2度うかがいました。
今回は、国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修に、Dr Williamが来日し、協会で基礎訓練を受けました。
基礎訓練修了書は、日本GE様主催のBBQ会場で、みなさまの前で授与させていただきました。
なかなか参加できなかったきんちゃんですが、台湾からの研修生であるDr Williamにお手伝いいただいて、さっぱりサマーカットになりました。スコットランドで観た、ひつじの毛を採るのに、そっくり。バリカンで、モコモコ毛をカットしました。
急にカットしたので、有馬のノースリーブのシャツを着てもらいました。
足と顔は、時間をかけて、後日ということで、こんな感じです。次の日に、二子玉川での社会化(きんちゃん、幼小の時に寄生虫がいて、隔離されていたので、社会化が他の子よりも足りません)。きんちゃん、他の子よりも怖いものが多いのですが、どんどん「大丈夫、大丈夫」と理解していけるようです。BBQ会場では、真っ先にテントの下の涼しい場所で寝てました。
BBQ会場では、寝ているか、喜んで歩いているか。がんばれ~。きんちゃん。
日本GE様主催のBBQに、ご支援をいただいているSMBCコンシューマーファイナンスの方も来てくださいました。
二子新地でのBBQ、初めて行きましたが、5000人くらいが集まっている会場だそうです。
写真どおりに、三浦海岸のようでした。
河原でのBBQ。協会とは一味違う、楽しさでした。
参加した協会の若い犬たちも、情報量の多さに、バテバテでしたが、知的&身体的な欲求を満たされ、爽快な疲れだったことでしょう。
良かったね。協会のみんな~。
←みちみちちゃんの元ソーシャライザーさんのお嬢さんお手作りのクッキーです。
日本GEのみなさま、ありがとうございました。
4月28日は、日本GE様主催で、二子玉川でのBBQです。
BBQを頂く前に、せっせと社会化。
こころちゃん、みなみちゃん、きんちゃん、ぎんちゃん、らんちゃん、だいすけ君、かるちゃん。こうちゃんが同行します。
候補犬育てのために、せっせと社会化。写真は、28日にアップしますね。
← お昼は、スタッフの手作り食です。みなさま、おいしかったです。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんに、Dr Williamが探査犬デモンストレーションをご披露くださいました。
とても、興味深いデモンストレーションでした。
夕食は、吉田先生と、通訳のT様とDr Williamと駒ケ岳のふもとへ。
お土産購入に、北澤製菓のテナントショップに。ドーナッツのアウトレットを買ってしまいました。
夕食前にふもとを散策していたら、サルの群れに出会いました。17年間、宮田村に住んでいますが、サルをこんなに近くで観たのは初めてでした。山に餌がないのかなぁ・・・と。
いつもお世話になっている駒ヶ根ファームさんの信州ビールへうかがいました。
← 信州ビールさんで始まった 5種類のアルコールの試飲。楽しめました。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院での基本授業のひとつ。
法学者で、帯広畜産大学の前副学長であられた吉田真澄先生の「「身体障害者補助犬法」と「動物愛護法」の授業です。
日本は法治国家です。法律を知らないと、無知ゆえの違法行為をしてしまいかねません。
「身体障害者補助犬法」の基本理念と必要性、「動物愛護と人権」との関係からの意味深い講義をいただきました。
いつも、ご来訪いただけますこと、ありがとうございます。日本聴導犬・介助犬訓練士学院も、順調に育っております。学院生は、どこに行くにも、候補犬をつないでの参加になります。ユーザーさんが行うであろう、体験を、訓練士も積んでいかなくてはなりません。
前日は、吉田先生にはDr Williamと、伊那市の魚屋さんから居酒屋さんに転向された「S」で親睦をはかっていただきました。
国際研修も3日目になりました。
● 午前中にバスツアーでのご来所デモンストレーションをいただきました。奈良からのお客様です。
ご満足がいただけたのでしたら、良いのですが。
でんちゃんお初級コース:介助犬デモンストレーション→ パワーポイントでの聴導犬の5つの効用→
あきちゃん、だいすけ君での聴導犬デモンストレーション→ じん君の上級コース:介助犬デモンストレーション
→ 子犬の社会化への協力となります。
ご来所デモンストレーション、うれしいです。ありがとうございます。
◆お昼のお手伝いもしていただきました。餃子を本場の方法で焼いていただいたら、普通の餃子がプロの味になっちゃいました。
● 午後は、ストラップ・アソシエーション(関係つける)の介助犬訓練。
初心者のみちみちと、ちょっと介助動作のできるりん君で行いました。
それをクレーとで観ていたでん君は、「ボクの方が上手だ。上手だ」と、クレーとから出されたとたんに、介助動作を一人でこなしていました。
今日は、えさ入れとフードを棚から出し、ご飯をもらったら、また棚の中に入れる介助動作です。
それとまだまだ未完成の「スリッパを脱がせてから、ソックスを脱がせる」動作も、練習しました。
◆4日目は バス乗車のための訓練と、歩行訓練
バス乗車では、日本ならではのマナーを取り入れています。補助犬だからこその歩行訓練もしっかりと、理論と実践で学んでいただきました
午後は、短距離ですが、バス乗車をしていただきました。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院生も一緒に、乗車。学ぶことが多いと思かったと思います。
台湾からの研修生さんの2日目。ご感想は?
少数のスタッフで効率良く、訓練をしなければならない日本聴導犬協会 日本聴導犬・介助犬訓練士学院では、
すべての就労時間を、訓練時間と兼ねています。
① 朝の運動を兼ねたエクササイズでは、訓練を含めたエクササイズ→歩行訓練 → リコール(犬笛で呼ぶ)を組み込んでいます。
←協会犬前頭でのエクササイズ。Dr Williamは生後3か月のみなみちゃんを抱っこしてエクササイズを見られました
② 犬の食事時間を使って、音への鈍化を図る
③ 犬たちは、食後の休息 スタッフは床拭きや洗濯物干し
④ 一部の協会犬は歩行訓練。介助犬候補は車いすでの歩行訓練
⑤ お昼の用意をしながらの音や介助犬訓練
⑥ 昼食後は、音の訓練と介助犬訓練
⑦ 協会施設内または近辺での歩行訓練ができた子は、スーパーへの買い物訓練
⑧ 上級犬のさまざまな場所、事務仕事を兼ねて、聴導訓練とか。
⑨ そうじをしながらの歩行訓練
⑩ 訓練レポートを書く
となっています。 ⑩の時間の合間で、訓練理論を勉強します。
これらの訓練スケジュールを行います。研修生さんのご感想はどうでしたでしょう?
国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修生さんの第1日目
日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんも一緒に、松本でのパブリック・アクセス。
洋食の老舗 おきな堂で食事をし、蔵の立ち並ぶ縄手通りで散策。
バスで、松本駅に。電車で松本大学へ。駅前で買い物をして、バスで再度、縄手通りに。
これは、ユーザーさんの認定試験とまったく同じコースになります。計3時間くらいでしょうか。
集中力も、切れます。なれない犬のコントロールでの疲労で、結構自然体になっちゃいますよね。
だからこそ、ユーザーさんと補助犬の絆の強さや関係で、これまでのユーザーさんも乗り越えていかれています。
ユーザーのみなさん、がんばってます。
そういった難しさも、これから台湾で聴導犬を広めようと考えていらっしゃる研修生さん、大学に知っていただきたいです。
今日は、だいすけ君と訓練士のSさんのペア。エレベーターにいっぱい落ちていたクッキーも無視し、
飲食店でガラス越しで吠えている犬も完全無視できました。日々の訓練のたまものですね。