有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1361 7月27日まで  聴導犬も参加中 愛犬と一緒に行けるペット博 インターペット(東京ビッグサイト)

2014-07-26 10:36:49 | ADI 国際協力

 東京ビッグサイト 愛犬と一緒に行けるペット博
インターペット http://www.interpets.jp/2014/ に参加させていただきます。

7月24日(企業様向け。ブースのみ出店)。この日は、神田さんにお手伝いいただきます。すいません、協会犬はおりません。
25日~27日(一般向け。二日間デモンストレーションもあります)
常設ブースを持ちます。デモンストレーションもあります。

 よろしければ、愛犬&愛猫と一緒に聴導犬に会いに来てください。聴導犬もりちゃんも行きます。

聴導犬もりちゃん


1193  台湾研修生さん、ご帰還。さびしくなります・・・

2013-08-29 23:35:38 | ADI 国際協力

 ADIの国際協力として、国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修生さん、今回で3人目の方々がお帰りになりました。

 1ヵ月間、毎日「おはようございます」と、通ってきてくださっていただけに、なんともさびしいです。

 最後に、基礎コースの修了書のためのテストがあり、バス乗車と買い物。飲食店への同行を査定させていただきました。

結果は、お二人とも合格! おめでとうございます。


1183 救いは漢字。日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんと台湾からの研修生さん

2013-08-13 07:20:45 | ADI 国際協力

 (福)日本聴導犬協会の国際協力として、去年 ADIのMentorとして行かせていただいた台湾。その国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」から2名のLisaさんとSunny(研修生)さんが1か月来ていらしゃいます。日本聴導犬・介助犬訓練士学院の生徒さんと卒業生(現在・スタッフ)も、その通訳や訓練指導でコミュニケーションの壁をやぶるのに四苦八苦しています。

 お互いに、英語ができない。こちらは中国語ができない。あちらは日本語ができない。

 救いは、漢字。羅列した漢字でなんとか、意思の疎通が行えてます。緊張からか笑顔の少なかった台湾のお二人も、このごろは笑い声も出てきました。13日はSBCさんの取材があるそうです。

 オーディエンスがいらっしゃると、いつもより、良くできているようです。

 


1164 保護犬の総数の減少。候補犬の10%は施設内で繁殖に

2013-07-04 10:55:44 | ADI 国際協力

 今朝も、スタッフが兵庫県の動物愛護センター様に候補犬を選ばせていただきに出発いたしました。保護犬からの聴導犬・介助犬の育成に、ご協力が賜れますこと、本当にありがたいです。

 さて、1996年の(福)日本聴導犬協会創設以来、保護犬を活かした聴導犬と介助犬育成を行ってきました。 当初は50万頭以上だった保護犬が、現在、統計的には5万頭まで下がってきています。
 そのために、現実的に、保護センターや保健所などからの適性のある候補(特に子)犬が選びにくくなっているのが現状です。愛犬家の努力や行政も指導もあって、これからはもっともっと候補犬選びは困難になるでしょう。

 ユーザーさんの伴侶となれる候補犬育成のために候補犬総数の10%程度は、施設内での繁殖をしなくてはならないと判断しました。 ママ犬候補となったのは「こうちゃん」です。動物保護センターから来た子ですが、とても温厚で、のんびりとした良い子です。頭もよく、目的(食べ物を得る、好きな人の場所に行くのに柵やドアを開けるなど)のためには、自分で考えて、方法を編み出します。かしこいママになれそうです。毛が抜けにくのも、特徴になります。

 アプリイ・ネットワーク様からのご支援で、本格的に「こうちゃん」が昨日、ママになることができました。2頭の命名もお願しております。

 これまで、こうちゃんをはじめ、(福)日本聴導犬協会候補犬全頭の健康管理をしてくださいました赤坂動物病院の柴内裕子先生やスタッフのみなさまには、感謝の言葉もございません。今回の繁殖のためには、日本獣医生命科学大学の河上教授や、でんちゃんの実家であるBaby Booさんのプロの繁殖家からも大きなご協力をいただきました。

 おかげさまで、こうちゃんが昨日2時間ほどで、ものすごい安産で4頭の子を出産。
一番小さな子は、「つぐちゃん」に命名させていただきました。愛情深いこうちゃんと、スタッフの交替のお泊りで、安心した環境で育てさせていただきます。

 ご報告を申し上げます。


1142  おめでとうございます! 北海道 第1号聴導犬、認定

2013-05-14 19:56:33 | ADI 国際協力

  ⇔出発当日のふじちゃんと富士山。絶景でした。

みなさまのお力添えで、北海道での聴導犬第1号となる聴導犬認定試験を、5月2日(実技試験)3日(認定委員による面接)でさせていただきました。 おかげさまで、「認定委員」全員による合格となられました。おめでとうございます。

  ユーザーさんは、学生さんなので、日々、大学での必須項目、試験時期や研修など訓練時期など限られま したが、協会とのスケジュールに授業を受けながら、良くがんばってくださいました。

  最初は、(福)日本聴導犬協会・初の「学生さん」であること。

 「授業が多岐にわたり、特に実験やフィールドワークが多い」ことなど、ご本人とお話して、1年以上にわたる「体験」や「試行」的な訓練としてさせていた だきました。

 この4月に「大学に導入できるのか、どうか」の試行として、候補犬のふじちゃんを北海道に。認定前でしたので、夜行電車「北斗星」の寝台車で(ふじちゃん、スタッフさんご苦労様でした)。特にふじちゃんはカートに入れてなので、大変でしたねぇ。

11日間に渡って、ご自宅および大学で の訓練をしました。 当初は、体験的な訓練としてでしたが、ご本人の「ユーザーさんとしての」意識や大学側でのサポート体制など、貸与できると判断し、訓練に切り替えま した。

 もともと行動的な方なのと、アルバイトでの電車での移動や、ご実家への帰郷に同行するためなど「認定は早めにしましょう」という結果になりました。4月初旬ということもあり、2013年度の大学のシラバスが決まったばかりでした。

⇔ユーザーさんと一緒に走って、ハッピー顔です。

 今後のスケジュールを見ると、フィールドワークやご本人の資格試験など、認定試験を受けに長野までいらしていただくには、時間設定が難しいことから、認定委員のご都合を5月の連休に合わせました。

 認定委員の方々のご協力やご理解で、「北海道初の聴導犬」として、認定試験を見事に合格されました。

島々線のご協力で、認定試験用の乗車も、もちろんグッドマナーでした。

⇔写真の妙で、袋に入っているようですが、袋を枕にしているだけです。

⇔車内に、ハートの手すりを発見。

 現在、厚生労働省への書類を作成しています。認定日は5月中になります。

 

 本当におめでとうございます。候補犬からふじちゃんは聴導犬になれました。

 当初は、認定を受けたばかりの聴導犬ふじちゃんと飛行機で北海道へ戻る予定でしたが、ご本人の都合で、6月とか7月とかに断続的に聴導犬ふじ ちゃんは、北海道に行きユーザーさんと暮らしますが、本格的な生活は9月からになります。

 今後も、ご本人のさまざまな将来設計や要望があれば、協会でお預かりをお約束しています。

 輝かしい未来のために、まだまだ発展途上のユーザーさんです。これからも、様々な生活での変化が起こるでしょう。

 無理せず、聴導犬がお手伝いできる生活を続けてほしいと考えております。


1138 上伊那郡下6町村における町村長・副町村長・総務課長会議様ご来所

2013-05-11 10:40:54 | ADI 国際協力

光栄なことに、「上伊那郡下6町村における町村長・副町村長・総務課長会議」様 ご来所をいただきました。

いつもお世話になっている宮田村清水村長のお引き立てでしょうか。嬉しかったです。

いつも、ご来訪のみなさまにご満足をいただけますように、デモンストレーションの内容を進化させているのですが、今日は、

結構、緊張してしまいました。相当、ゆっくりとお話したつもりが、まだまだ早口だったようです。

聴導犬ユーザーである村澤さんの体験談。でんちゃんの介助犬訓練。訓練中のあさひちゃんの聴導犬デモンストレーション。パワーポイント使用での、聴導犬の効用。これは、NHKの「視点・論点」でお話をさせていただいた「聴導犬の5つの効用:リスクコミュニケーター」としての働きについてです。ふじちゃんとだいすけ君の聴導犬デモ。じん君の介助犬デモ。最後が、子犬たち5頭の社会化にご協力をいただきました。

お出ましくださいましたこと、みなさま、本当にありがとうございました。

御礼を申し上げます。  (福)日本聴導犬協会 スタッフ一同

 


1137 新人(?!) 「話せばわかる」みなみちゃん、協会の仲間になりました。

2013-04-30 12:01:00 | ADI 国際協力

 埼玉から譲渡いただいた柴犬ミックスの「みなみ」ちゃん。

 まだ生後2~3カ月なのですが、話せばわかる賢い子なのです。

 

 

協会では、おもちゃもいっぱい。子犬時代は、(福)日本聴導犬協会では、食べ放題になります。

3歳になる らんちゃん(1枚目写真 右側)は、なぜか、みなみちゃんをかばって、乳母してます。

 

今は、2か月年上のみちみちちゃん(写真左:淡路からきました)と、

こころちゃん(写真右:愛知県から来ました)とも、大の仲良しです。

 


1136  台湾研修生さん 最終のパブリックアクセス試験

2013-04-29 15:06:39 | ADI 国際協力

 台湾の研修生さん、最終のパブリックアクセス審査。

 Dr William(探査犬のプロフェッショナル)の研修も終盤。松本でのパブリックアクセス試験を受けていただきました。

スタッフのまゆみさんは、お手本としてらんちゃんも同伴。

 パブリックアクセス試験は、バスと電車の乗車。飲食店とショップでの買い物などへの同伴です。

←さぁ、試験のはじまり。バスを待ちます。

 今回は、聴導犬の基礎訓練の修了書なので、(福)日本聴導犬協会で訓練されただいすけ君のハンドリングになります。

←無事に乗車試験クリア

聴導犬訓練士資格は、ユーザーに貸与して、ユーザーと聴導犬の国際認定試験をして、初めて、訓練士資格の授与となります。

 

 英国聴導犬協会から、有馬は、聴導犬の国際認定をしてもよろしいと、シニア・インストラクターの認可を得ているので

3年前から、台湾での聴導犬育成や1頭目の認定などに、寄与させていただいております。

← ADIのアジアでの育成団体への協力として、ADI mentorとして、台湾に2度うかがいました。

今回は、国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修に、Dr Williamが来日し、協会で基礎訓練を受けました。

基礎訓練修了書は、日本GE様主催のBBQ会場で、みなさまの前で授与させていただきました。

 

 

 

 

 


1133 台湾からの研修生さん 探査犬デモンストレーション 

2013-04-26 23:17:27 | ADI 国際協力

 ← お昼は、スタッフの手作り食です。みなさま、おいしかったです。

日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんに、Dr Williamが探査犬デモンストレーションをご披露くださいました。

 

とても、興味深いデモンストレーションでした。

  夕食は、吉田先生と、通訳のT様とDr Williamと駒ケ岳のふもとへ。

お土産購入に、北澤製菓のテナントショップに。ドーナッツのアウトレットを買ってしまいました。

 夕食前にふもとを散策していたら、サルの群れに出会いました。17年間、宮田村に住んでいますが、サルをこんなに近くで観たのは初めてでした。山に餌がないのかなぁ・・・と。

 

 いつもお世話になっている駒ヶ根ファームさんの信州ビールへうかがいました。

← 信州ビールさんで始まった 5種類のアルコールの試飲。楽しめました。

  


1128 台湾からの研修生さん 松本でパブリックアクセス体験

2013-04-23 14:19:31 | ADI 国際協力

国立屏東科技大学付設「工作犬訓練学校」からの研修生さんの第1日目

日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんも一緒に、松本でのパブリック・アクセス。

洋食の老舗 おきな堂で食事をし、蔵の立ち並ぶ縄手通りで散策。

バスで、松本駅に。電車で松本大学へ。駅前で買い物をして、バスで再度、縄手通りに。

これは、ユーザーさんの認定試験とまったく同じコースになります。計3時間くらいでしょうか。

集中力も、切れます。なれない犬のコントロールでの疲労で、結構自然体になっちゃいますよね。

だからこそ、ユーザーさんと補助犬の絆の強さや関係で、これまでのユーザーさんも乗り越えていかれています。

ユーザーのみなさん、がんばってます。

そういった難しさも、これから台湾で聴導犬を広めようと考えていらっしゃる研修生さん、大学に知っていただきたいです。

今日は、だいすけ君と訓練士のSさんのペア。エレベーターにいっぱい落ちていたクッキーも無視し、

飲食店でガラス越しで吠えている犬も完全無視できました。日々の訓練のたまものですね。