有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1030 創立15周年記念式典の準備中です。

2012-09-27 18:17:50 | 身体障害者福祉

 みなさまからのお力添えの賜物で、2012年は、(福)日本聴導犬協会の創設、16年目にあたります。

 本来は、昨年2011年が(福)日本聴導犬協会の創設15周年目にあたり、昨年中にみなさまに「創立15周年の記念式典」へのお招きをする予定でしたが、未曽有の震災により被災されました方々へのお悔やみとして、式典を自粛し、本年に延期することといたしました。

  今年、2012年度は「創立15周年の記念式典」に、お招きができますこと嬉しさでいっぱいでございます。

 みなさまらのお力添えですばらしい施設建設が2008年にできましたが、まだまだ若輩な協会です。

 このたびは、手作りのささやかな式典です。ご来光いただきましたみなさまと、この15周年を懐想し、これからの(福)日本聴導犬協会についてご指導、ご鞭撻をいただけらばと存じております。

 うれしいことに、当日は、(福)日本聴導犬協会「応援団長」にご就任いただいております    

 「はやぶさ」「未来派宣言(NHK)」の山根一眞様  http://www.yamane-office.co.jp/ に、ご挨拶をいた だけることとなりました。

 10分程度と、山根様には、心からお詫びする短い時間なのですが、協会との関わ りや、今、地球規模で私たちが考えなくてはらないことなど、 お話いただけますようお願いしております。  

 山根様は、みなさま十二分にご周知のように、優れた見識とおやさしいお人柄 のノン・フィクション・ライターでいらっしゃいます。

 


1029 犬たちに尊敬の念を

2012-09-13 02:04:18 | 教育

 NCAさん(名古屋)とOCAさん(大阪)の専門学校で授業をもたせていただいています。

 

  (福)日本聴導犬協会の訓練哲学やメソッドをお伝えしていますが、この授業の中で、一番大事なことは、

 「犬は犬として生まれてきています。人間のために生まれてきたわけではありません。

  その命や個々の能力は尊敬の念を持って対しなければならないということです。」

 そして、飼い主や周囲の人間から褒められるように、必死にこちらの意図や期待を理解しようとしているのに、

人間側が犬とのコミュニケーションがうまくできていないことがあるということです。

 これから社会に出て、さまざまな動物と関わる生徒さんたちに、これだけはお伝えしなければと、いつも考えております。