有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

862 犬のしつけだけでなく、愛犬家のマナーをご教授! 第16回 Pro-Dog(愛犬家)School が開催

2011-03-31 04:49:40 | 地元社会貢献

 1997年から毎年開催しているPro-Dog Schoolを今年も開催。なんと、16回目を迎えます。

 伊那、宮田、駒ヶ根、箕輪、中川など、上伊那地区の愛犬家が参加されますが、指導インストラクターさん、今、9名いらっしゃいますが、も元受講生のみなさま。

 インストラクターと受講生さんが同じ悩みや苦労を分かち合えるので、とても好評です。これまで20頭から50頭までの愛犬が参加され、ご家族での参加をお勧めしているので、参加人数が40名くらいから時には100人以上になったことも。最終回には、駒ヶ根や松本を歩きますし、毎年6月には希望者は愛犬連れで旅行に行きます。写真は、Pro-Dog Schoolの受講生と協会関係者で構成されるPro-Dog Clubでの愛犬同伴でのヨットクルーズ(葉山マリーナから)。結構犬たちはなんでも、楽しんでくれるので、飼い主さんもビックリ! 写真中央が、Pro-Dog School事務局のKさん。お世話になってます。

 第1回目の講義は3月に終了。第2回目の実技が4月から始まります。

 Pro-Dog Schoolの特徴は、気質の合う犬たちを放して遊ばせること。(福)日本聴導犬協会の訓練のモットーは、遊ばせて体と知能を伸ばす。それと、社会化。どんどん愛犬と一緒にでかける。それも都会やレストラン、ホテルにも行きましょうというものです。

 愛犬も家族。どこにでも同伴できれば、犬も飼い主さんも、もっと楽しくなれると考えております。

 Pro-Dog Schoolにご関心のある方は、電話0265-85-4615か、Fax:0265-85-5088、moto@hearingdog.or.jpに、「犬のしつけ」と書いて、ご一報ください。


861 理事会&決算期で、徹夜が・・・

2011-03-31 04:37:34 | 身体障害者福祉

 3月はどこの会社さんも団体さんも、理事会&決算期で資料つくりでおおわらわだと思います。

 (福)日本聴導犬協会は、経理の公明性のために、決算は四谷の小林税理士に委託させていただいております。担当のI様は徹夜で決算予算書を作ってくださったり、(福)日本聴導犬協会にはなくてはならない存在。税理士からのご質問に、すかさず答えるのが、事務局のMさん。つまり、Iさんがお仕事をしてくださっている間、Mさんも寝ないでいるということ。

 Mさんは寝貯め、起き貯めができます。3日間一睡もせずに徹夜し、その後のまる1日トイレにも、ご飯にも起きずに寝続けられます。スゴイ。

 有馬は普通の人なので、夜になると眠くなり、ご飯食べると眠くなり、車の中では爆睡と、寝るのが大好き。なので、Mさんの仕事パターンを見るだけで尊敬してしまいます。

 Mさんの偉業(?!)を目の当たりにする、3月、決算期でした・・・・。

 

 


860 沖縄 聴導犬まつ君 健診&東京見学

2011-03-31 03:39:27 | 身体障害者福祉

 沖縄のユーザーさんが聴導犬まつ君の健診&東京見学に、お嬢さんと来訪。

初日は、宮田村の本部で三菱財団の助成金で作るユーザーマニュアル作成会議に参加され、

アーティストとしての意見もいただきました。

 聴導犬まつ君の健診は、毎年1回ですが、東京見学&赤坂動物病院でのドッグドッグを受けています。ユーザーさん母子は秋葉原へ。念願のコミマとか、コミケ???に行かれました。フィギアを買われてました。

 温厚で、やさしいまつ君は協会に帰ってきても「お兄ちゃん.お兄ちゃん」と他の犬たちが慕う、頼れる存在です。猫も大好き。にゃん太君も喜んでました。

 健診&東京見学、お疲れ様でした。沖縄に戻ってほっとしていることでしょう。

 


859 全国からのお見舞いへのお礼と、被災されたみなさまへ

2011-03-25 04:38:31 | 捨て犬&動物保護

全国からたくさんのお見舞いメールやご連絡をいただきました。心から感謝申し上げます。

長野では、余震は時々ありますがおかげさまで(福)日本聴導犬協会の

協会犬&協会猫 20頭は元気です。ご支援者のおかげでドッグフードも水もあります。

ご安心ください。みなさまの愛情がうれしく、心強いです。ありがとうございます。

改めて、協会ユーザー。スタッフ。ボランティア。訓練士学院 学院生。協会犬&猫たちから

被災されたみなさまに心からお見舞いを申し上げます

(福)日本聴導犬協会は、被災地のみなさまと常に一緒です。

できることがあれば、おっしゃってください。

From:協会犬:しろ君。あきちゃん。だいすけ君。こんちゃん。けいちゃん。見習い:あいちゃん。たまちゃん。じん君。とも。みち。ゆう。える。あさひ。くろ吉ちゃん。新家族募集中:すずちゃん。あづまちゃん。通勤犬:ルナちゃん。聴導犬かる。元聴力ペットお手伝い犬ヒロ。協会猫:にゃん太とたけ 夫妻

 


858 迷子札は、愛犬への愛情です。

2011-03-23 20:06:39 | 捨て犬&動物保護

 被災地をテレビで拝見していて、2頭の犬の寄り添う様子を見られた方は多かったのではないでしょうか。

 

 被災地での犬の保護では、迷子札がついているか、否かで、犬たちの運命を大きく分ける結果にもなります。

 迷子札をつけておくだけで、また元の飼い主さんに出会える可能性も高くなります。

 日本聴導犬協会でも、補助犬、新家族に行った元候補犬たちの首輪には登録番号だけでなく、

迷子札をつけていただくようにお願いしております。

  迷子札は、阿波の直産便 http://item.rakuten.co.jp/sancyokubin/pp-005/の物です。

  迷子札をつけるのは、愛犬への愛情です。

  このおしゃれな迷子札は丈夫な点でもお勧めです。

 


857 補助犬訓練士学校「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」         第4期 入学生を募集中です 

2011-03-23 14:47:19 | 補助犬&聴導犬&介助犬

補助犬訓練士学校である 

第1期 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」http://www.hozyokengakuin.jp/

卒業生からスタッフを採用させていただきました。おめでとうございます。

▲写真は、採用された第1期生のSさんと、候補犬の赤ちゃんたち。

▲第1期生、第2期生も参加した、恒例の仮装クリスマス会。ご支援者、関係者が集まります。 

第2期生は、3名の入学生のうち、卒業は全員が内定となりました。そのうちの1名は関東方面のユーザー指導者として、自宅(都内)から勤めていただきます。後の2名は見習い、試用期間と経てスタッフへの道を歩んでいる最中です。

 第3期生も入学され、第2期生の見習い段階のみなさまと一緒に勉学に励んでいらっしゃいます。 現在、第4期生となる入学生を募集しています。

随時、学院の見学、ご相談をいただけますのでお気軽にご相談ください。

E-mail:moto@hearingdog.or.jp  (学院)と明記の上、

なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。


856 聴導犬にはならなかったけど・・幸せ! さっちゃん

2011-03-22 02:43:54 | 地元社会貢献

 (福)日本聴導犬協会の使命は、障害のある方への福祉支援と、捨てられた犬の救済です。

 保健所や動物福祉団体から適性を見て選んだ子を補助犬に育てますが、補助犬にならなかった子も出てきます。「補助犬になった子もならなかった子も幸せにする」のが、(福)日本聴導犬協会の使命です。

 年間10から20頭の犬たちを選んできますが、さっちゃんもそのうちの1頭です。

 「とおりすがり」さんが、アークにいたころのさっちゃんと遊んだことがおありになるそうです。

「とおりすがり」さんからのリクエストで、さっちゃんのアルバムをアップしました。本当はまだまだいっぱいあるのに、写真が重くて載せられません。一部でごめんなさい。

 1枚目は、Pro-Dog Club(愛犬家クラブ)で、軽井沢商店街でドッグパレードをした時の写真です。暑いので、さわやかTシャツという、着て、水をかければ涼しくなるオレンジのTシャツを着てます。

 

 

聴導犬にはならなかったけど・・幸せ! さっちゃん


855: 当たり前ですが、博士号(Political Studies) 授与式がなくなりました・・・・

2011-03-21 14:42:25 | とっても私的

 たくさんのユーザーさんや補助犬育成団体、ADI(国際アシスタンスドッグ協会)、IAADP(国際アシスタンスドッグパートナーの会)、特にIAADPの故Ed Eames会長のご助言や協力の賜物で博士号をとることができました。

 この時期に当たり前のことなのですが、3月21日に予定されていた博士号授与式がなくなりました。

 恩師である井関利明(慶応義塾大学名誉教授)が学部長を勤めていらしゃいました千葉商科大学の社会人大学院コースに、長野から通うとになりました。確か、2004年に入学させていただきました。 朝4時のバスで新宿に行き、千葉県の市川まで2年間通いました。仕方なく、休むこともありましたが、大学のみなさまのやさしさで、講義を修了できました。

 学士からご指導をいただき、至らないことを申し上げても寛容な井関先生が千葉商科大学退官されたことで、指導教授が熊田禎宣先生になっていただくことになりました。熊田先生は、いくつもの学会の会長を務める、学生にたいして熱意あふれる教育者と定評のある教授でした。でも、有馬自身はもともとあまり体力がなく、協会運営と一緒に、深夜での学業で、論文作成に弱気でした。よく「バカもん」と怒られ、弱気の上に「バカ」が重なりました。だれにでも、面倒見の良い熊田先生にとっては、やる気のない私の態度が歯がゆかったのだと思います。

 ゆったりと、的確なヒントをひとつ、ふたつおっしゃる井関先生と違い、熊田先生は、有馬のいたらない論文に対して、怒涛のように助言をされるので、あまりに新しい知識を消化しきれず、頭の中は混沌としました。

 だんだんに熊田指導ペースに馴れ、久々の指導を3日後に控えた2009年5月、熊田先生が急逝されました。原因は心臓だったそうです。突然の死に、悲しいよりも驚きと、熊田先生に面倒をみていただいた学会や学生がたくさんいらっしゃいましたので、先生のお人柄を考えると、たくさんの心残りのまま他界されたのだと思います。

 おかげさまで、博士論文は多くの指導者のみなさまのお力添えで上辞できました。

 でも、熊田先生にご高覧いただけなかったのが悲しいです。至らない、いたらない学生でしたが、博士号取得にきっと喜んでくださったことでしょう。

 この場を借りて、熊田先生のご冥福をお祈りすると同時に、深く感謝申し上げます。

 熊田先生、ありがとうございました。

 


854 経理報告 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」

2011-03-21 01:03:59 | 身体障害者福祉

第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」経理報告をさせていただきます

 

<col style="width: 53pt;" width="70"></col> <col style="width: 32pt;" width="42"></col> <col style="width: 106pt;" width="141"></col> <col style="width: 146pt;" width="195"></col> <col style="width: 65pt;" width="87"></col> <col style="width: 54pt;" width="72"></col>
収支報告書
1、収入 (単位: 円)  
  科 目 金 額 備 考  
  参加費用 0    
  助成金 500,000    
  協賛金 3,352,500    
  一般寄付 587,282    
  チャリティ食事会 1,218,500    
  自己資金 590,149    
  合  計 6,248,431    
     
2、支出 (単位: 円)  
  NO 科目 小項目 金 額  
  1 謝金 外国講師(旅費込) 1,200,000  
  2 国内講師(旅費込) 150,000  
  3 情報保障 英語通訳 276,000  
  4 手話通訳 28,750  
  5 要約筆記 71,180  
  6 旅費交通費 ホテル 440,700  
  7 国内移動 382,274  
  8 会議費 会場費 87,200  
  9 昼食など 134,261  
  10 広報費 パンフレット、プログラム、ビブス等 535,096  
  11 PR用マスコット 358,737  
  12 普及啓発ツール 103,508  
  13 通信運搬費 電話、切手、宅急便等 155,641  
  14 保険料 損害賠償保険 13,290  
  15 消耗品費 事務用品など 43,544  
  16 手数料 振込料 5,610  
  17 租税公課 印紙 4,000  
  18 雑費 チャリティ食事会 1,095,643  
  19 寄付(補助犬育成6団体)※ 500,000  
  20 食事会寄付(補助犬育成1団体)※2 122,857  
  21 事務諸経費など 540,140  
  合 計 6,248,431  
   
  ※◇国際会議に3日間協力してくださいました団体様への寄付  
  (福)兵庫県盲導犬協会(兵庫県)        10万円  
  (福)日本聴導犬協会(長野県)          10万円  
  京都アシスタントドッグ育成協会(京都府)    10万円  
  (特)兵庫介助犬協会(兵庫県)          10万円   
  ◇その他、参加してくださいました団体  
  (特)ボランティアドッグ育成センター(徳島県)   5万円  
  (特)京都ケアドッグステーション(京都府)         5万円   
  ※2 チャリティ食事会の収益寄付先  
  (福)日本聴導犬協会            12万2857円  
           

 


853 実施報告 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」

2011-03-21 01:01:29 | 地元社会貢献

第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」の

大川瑜美子実行委員長のメッセージを感謝をこめて載せさせていただきます。

 

身体障害者補助犬への理解のために、 

第2回「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議」in兵庫への

ご後援およびご支援をいただきました。心より、感謝申し上げます 

 

第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議」(IADP) in兵庫 に

ご後援を、ご支援をいただきましたみなさまへ 

謹啓 現在の震災の被害を考えますと、このようなご報告をいたしますことをとても躊躇し日程を延ばしていたのですが、やはり年度を越えるべきではないと考えご報告をさせていただきますこと、なにとぞご寛容くださいませ。

ご助成をいただきましたご支援者向けの経理報告のために12 月末までに経理処理をいったんは終えたのですが、イベント終了後もご寄付をいただきました。また、IADPの立ち上げ当初から、運営諸経費以外の余剰金が 出た場合にはウエブで「会議に協力、参加された補助犬育成団体への寄付を行う」と明記してありましたが、それらの団体様へのご寄付と領収書の受諾などに時 間がかかってしまいました。

 おかげさまで、3日間のご参加者数は目標の550名より100名以上多い約664名様。目標寄付額の550万円(チャリティ食事会会費含む)も達成し、約625万円のご支援をいただくことができました。みなさまからのお力添えの賜物です。心から感謝申し上げます。なお、細かな経理につきましては、3月26日以降でウエブでのご報告とさせていただきますので、ご高覧いただけますと幸甚です。

今後とも、身体障害者補助犬関係者へのご指導、ご鞭撻のほどなにとぞよろしくお願い

申し上げます。              

第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議」in兵庫

実行委員長 大川瑜美子 

 

20101029()30()31()

国内外の補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)が芦屋に集まりました。 

3日間で、664名の方のご参加をいただくことができました。 

多くの福祉機関のご後援をいただくことができました。 

法務省、厚生労働省、兵庫県、芦屋市、神戸市の

ご後援もいただけました。 

 

10名の実行委員とたくさんのボランティアさんのお力添えです。 

「すばらしい会議だった」「もっと多くの方に来てほしかった」と 

好評をいただくことができました 

補助犬を「見て、語りかけ、受け入れて」ほしい

そこから、相互の理解が始まると信じて 

今後も、身体障害者補助犬に対する啓発活動を行ってまいります。

ック・パートナーズ会議 in 兵庫
           
収支報告書
1、収入     (単位: 円)  
    科 目 金 額 備 考  
    参加費用 0    
    助成金 500,000    
    協賛金 3,352,500    
    一般寄付 587,282    
    チャリティ食事会 1,218,500    
    自己資金 590,149    
    合  計 6,248,431    
           
2、支出     (単位: 円)  
  NO 科目 小項目 金 額  
  1 謝金 外国講師(旅費込) 1,200,000  
  2 国内講師(旅費込) 150,000  
  3 情報保障 英語通訳 276,000  
  4 手話通訳 28,750  
  5 要約筆記 71,180  
  6 旅費交通費 ホテル 440,700  
  7 国内移動 382,274  
  8 会議費 会場費 87,200  
  9 昼食など 134,261  
  10 広報費 パンフレット、プログラム、ビブス等 535,096  
  11 PR用マスコット 358,737  
  12 普及啓発ツール 103,508  
  13 通信運搬費 電話、切手、宅急便等 155,641  
  14 保険料 損害賠償保険 13,290  
  15 消耗品費 事務用品など 43,544  
  16 手数料 振込料 5,610  
  17 租税公課 印紙 4,000  
  18 雑費 チャリティ食事会 1,095,643  
  19 寄付(補助犬育成6団体)※ 500,000  
  20 食事会寄付(補助犬育成1団体)※2 122,857  
  21 事務諸経費など 540,140  
  合 計 6,248,431  
           
    ※◇国際会議に3日間協力してくださいました団体様への寄付  
    (福)兵庫県盲導犬協会(兵庫県)       10万円    
    (福)日本聴導犬協会(長野県)        10万円    
    京都アシスタントドッグ育成協会(京都府)    10万円  
    (特)兵庫介助犬協会(兵庫県)        10万円   
    ◇その他、参加してくださいました団体    
    (特)ボランティアドッグ育成センター(徳島県)   5万円  
    (特)京都ケアドッグステーション(京都府)   5万円   
    ※2 チャリティ食事会の収益寄付先    
    (福)日本聴導犬協会         12万2857円