有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

781 20日からADI国際会議でトロントにおります。

2010-06-21 14:37:10 | 補助犬&聴導犬&介助犬
毎年1回、ADI(Assistangce Dogs International)の国際会議に出席し、国際の補助犬の訓練基準や認定試験。新しい補助犬の動きなどを学んでいます。

日進月歩の補助犬訓練ですので、学ばせていただくことは多いのです。
ただし、正規のメンバーでないと入れない会議もあり、初めて(1997年)のときは、これも関係ない。これも入れないと、「なんで、来たんだろう?」と、高い航空券と参加費を払ったことをうらんだこともありました。特に、1997年代はお金がなく、自腹で参加したので、つらかったです。

今年は、カナダのトロント。カナダの団体さんがホストスクール(育成団体)です。お疲れ様でした。懐かしい理事たちとお目にかかり、幸せで、うれしいのですが、IAADP(国際補助犬ユーザーの会)の会長 Ed Eamesが、去年心臓発作で急逝されたことで、今年は、Edのための喪のセレモニーがあります。

有馬が、お悔やみを申し上げる一人となり、Edとの思い出をお話することになります。22日3時半からです。Ed、感謝しています。悲しいです。

780 全日本聴導犬ユーザーの会のホームページがアップしました

2010-06-19 00:16:11 | 聴覚障害福祉
やっと、全日本聴導犬ユーザーの会(2002年8月~ 会長:岸本宗也(かずや))のホームページがアップしました。 http://www.hearingdogpartners.comです。

まだ、名前では、検索をしても出てきませんが、結構力作です。
ぜひ、ご訪問くださいね。

特に活動報告は、涙ものです。
ユーザーさんたち、みなさんがんばってきましたねぇ。一緒に活動ができて、(福)日本聴導犬協会も幸せです。ありがとうございます。

779  20日からADI(国際アシスタンスドッグ協会)での国際会議

2010-06-16 23:40:17 | 補助犬&聴導犬&介助犬
世界最大の補助犬育成団体の国際会議ADI総会に20日からトロントに行ってきます。

ADIは21日、22日、23日の3日間。
今回は、IAADP(世界最大の補助犬ユーザーの会)の会長であるDr Ed Eamesの追悼をさせていただく機会を、頂戴できました。Dr Edは、有馬の博士論文をとても楽しみにしてくださっていたのに、まだ執筆中でした。もっと早く、呼んでもらえばよかった・・・。後悔先にたたずですね。

追悼文は、Jill(聴導犬ユーザー)に直してもらったものです。ネィティブな表現って、難しい・・。

Ed, you are the master who showed us the way to fight for
our unequaled partners, our assistance dogs.
 
Ed, who like our father, always encouraged us to become leaders and go forth
with the Japanese Assistance Dog Movement. 

Ed, we will honor you and go forward with your ideas to support
all assistance dog partners.
 
Please watch over us as we prepare for the Second International Assistance 
Dogs Partners Conference in
2010 in Japan.  We will feel your spirit there
as you guide us to a successful conference and Japanese Movement.
 
Here, I quote Justin Dart’s words ”There is nothing we have achieved, 
and no addiction we have overcome, without the love and support of
specific individuals who reached out to empower us.”
 
Ed, indeed you and your memory gave and gives us love and support to 
empower us.

Lead on, Lead on.

上の写真右脇の背の高い方がDr Ed。スタイリッシュな、姿も志もかっこいい人でした。2004年の第1回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 松本」のチェリティ・パーティにて。悲しいです。




778  大事な社会化 Part 2 

2010-06-15 13:49:12 | 補助犬&聴導犬&介助犬
Gooブログで、写真がたくさん載せられるようになったので、こんな解説もできます。

社会化について。

(福)日本聴導犬協会での社会化は、保健所などから選ばれてきた候補犬を
1: ソーシャライザー(子犬育てのボランティアさん宅)で愛情いっぱいで育てていただく。写真のように、あったかいご家庭で!


その場合は、元協会犬の乳母役の子がいるお宅もあります。下は、乳母役のべるママ(ビーグルミックス)と、きずなちゃん。
子犬には、やっぱりお手本になる大人犬が必要だと考えています。

それから、子犬のようちえん(駒沢公園)にも、行かせていただいてます。

多少の犬同士のラフな遊びも遊びととるか攻撃ととるか。子犬時代の体験が大事

安心できる環境でよく遊び、よく眠り、食べ物は食べ放題と、「私がなりたい」とスタッフ。うらやましい子犬時代。1カ月に1度は、(福)日本聴導犬協会のパピークラス(ソーシャライザーさんのお勉強と、候補犬の試験をかねて)を長野や東京。これからは兵庫県でも行う予定です。



だいたい10か月から1才になったら、長野県宮田村にある(福)日本聴導犬協会に戻り、訓練が始まります。
今は初期訓練は、(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生が行っていますが、檻に入れることはほとんどなく、スタッフや学院生がいつも同伴しているので、24時間人と一緒の環境の中で、すくすくと訓練を受けています。

写真は、学院生の登校風景。


がんばれ~。未来の聴導犬たち&学院生








777 ボランティア募集。第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」

2010-06-14 20:46:46 | 身体障害者福祉
芦屋市民を中心に、現在推進中の第2回 「国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議 in 兵庫」(10月29日~31日まで)。

推進委員会に、兵庫県井戸知事がご就任くださいました。
芦屋山中市長が会長。 実行委員会は、大川瑜美子実行委員長。藤本泰雄実行副委員長がご就任。有馬は、第1回国際会議のように、総合プロデユーサーをさせていただいております。

第1日目は、開会式を含め、芦屋市と神戸市での補助犬パレードもあります。
海外からのユーザーさんを招待しての、3日間。ボランティアも募集しています。

▼写真は第1回の国際会議(2004年)後。厚労省に訪問するIAADPの理事たち。





詳しくは、「Re:ボランティアについて」 と明記の上、moto@hearingdog.or.jpに、お問い合わせくださいね。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。ボランティアご希望の方には、フォーマットにご記入をいただくことになりますので、ご了承ください。







776  毎日が、社会化(ソーシャライズ)

2010-06-08 03:13:37 | 補助犬&聴導犬&介助犬


協会での生活が、毎日社会化になるように、上は、集団で一緒に食べることで、食べ物があることでの攻撃性を緩和できます。



協会猫たけちゃんは、みんなの人気者。一番、威張っています。


チューも、一緒に。これも、攻撃性の緩和のための社会化。

774 明日からOCAさんです。 

2010-06-07 11:53:15 | 地元社会貢献
大阪の専門学校  OCA様での授業があります。明日は、聴導犬・介助犬の訓練と、インストラクターに求められるものについて、お話します。ろう文化についても、少し、ご説明するつもりです。




773 長野電力総連様のご来所をいただきました。

2010-06-07 03:24:27 | 身体障害者福祉
長野電力総連様のご来所をいただきました。
今日は、全国ろうあ者大会と重なっているため、協会は少人数でしたが、「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」の第1期生の学院生や協会犬の訓練の成果があがってきているので、協会内でのデモはすこぶる好評なのです。ご高覧いただけて、うれしいです。ありがとうございました。

まゆみさんの解説で、学院生2名のデモをご披露いたしました。
デモ犬は、だいすけ。じん。けいちゃんでした。

772  最寄の中学校2校から職場体験をいただきました

2010-06-07 03:15:35 | 地元社会貢献
(福)日本聴導犬協会では、地元社会貢献を積極的に行わせていただいております。

今月は、最寄の中学校からの職場体験をいただいております。
スタッフのMさんと、 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」の学院生が、担当させていただいております。聴導犬・介助犬のデモ、講義「聴覚障害とは」、訓練方法をご披露しました。仕事としては、犬のブラッシングや歩行訓練。雑草取り、訓練後の掃除。犬用のタオルの選択など。



(福)日本聴導犬協会はお昼はスタッフもりよりのビュッフェでしたが、中学生さんはお弁当持参でしたが、ちょっとだけおすそ分け。なんと、次の日に、お母様お手製のお料理やイチゴをいただきました。お気遣いをいただきまして、ありがとうございます。

おいしく頂戴いたしました。