小学館から出た「介助犬にもどりたい」の著者である青年がお亡くなりになりました。発行からわずか、1ヶ月後のことでした。著者は、介助犬ロッキーのユーザーとなった筋ジストロフィーの青年です。
暫定認定犬として、他の認定団体で、認定試験を受けられようとしていました。試験前の「審査」段階で何回か落とされ、そのストレスで腸ねん転を起こし、手術。重なる障がいの進行など、失意のうちに、亡くなれました。
本の最後で、夢の中で介助犬ロッキーが
「・・仇をうってきた」
と言って、人間になるくだりがありました。
きっと、とても悔しい思いをされたからの夢なのだと思います。認定できる指定法人として、襟を正す内容でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
補助犬育成団体の総会であるADJでも、議員、厚生労働省への要望書として、他の認定団体での、認定試験において、育成団体によって不公平が行われていることを、訴えましたが、この青年も同様な扱いを受けていらっしゃいました。
すでに、歴史と組織だった盲導犬と異なり、新たな認定試験制度に組み込まれた聴導犬、介助犬には、異なった問題が起こっています。
この青年は、試験のための審査段階で何度も「育成団体を変えろ」と、認定団体から手紙をもらったそうです。
すでに、絆ができている介助犬を手放すことも、指導を受けた育成団体を変えることも、ユーザーにはなかなかできません。
そんな人の心を感じない認定委員や関係者がいることに憤りを感じます。
ADJでは、これらの現状を、もっともっと公にしていきたいと、考えております。
暫定認定犬として、他の認定団体で、認定試験を受けられようとしていました。試験前の「審査」段階で何回か落とされ、そのストレスで腸ねん転を起こし、手術。重なる障がいの進行など、失意のうちに、亡くなれました。
本の最後で、夢の中で介助犬ロッキーが
「・・仇をうってきた」
と言って、人間になるくだりがありました。
きっと、とても悔しい思いをされたからの夢なのだと思います。認定できる指定法人として、襟を正す内容でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
補助犬育成団体の総会であるADJでも、議員、厚生労働省への要望書として、他の認定団体での、認定試験において、育成団体によって不公平が行われていることを、訴えましたが、この青年も同様な扱いを受けていらっしゃいました。
すでに、歴史と組織だった盲導犬と異なり、新たな認定試験制度に組み込まれた聴導犬、介助犬には、異なった問題が起こっています。
この青年は、試験のための審査段階で何度も「育成団体を変えろ」と、認定団体から手紙をもらったそうです。
すでに、絆ができている介助犬を手放すことも、指導を受けた育成団体を変えることも、ユーザーにはなかなかできません。
そんな人の心を感じない認定委員や関係者がいることに憤りを感じます。
ADJでは、これらの現状を、もっともっと公にしていきたいと、考えております。