沖縄県内での聴導犬認定試験の実現で、引退まぢかのまつ君と聴導犬しん君が再会。
2頭は親友同士。
「何年ぶり?」
「お互い年取ったね」
なんて、話しているのかしら?
1056 沖縄認定試験で、ひさびさに親友再会?
沖縄県内での聴導犬認定試験の実現で、引退まぢかのまつ君と聴導犬しん君が再会。
2頭は親友同士。
「何年ぶり?」
「お互い年取ったね」
なんて、話しているのかしら?
1056 沖縄認定試験で、ひさびさに親友再会?
(福)日本聴導犬協会では「捨てられた犬」から「聴導犬」「介助犬」の育成を行っております。
それらの候補犬は、動物保護団体(ARKなど)や動物愛護センター(東京、愛知、兵庫、長野、さいたま市)から譲渡をいただいております。
ちなみに、長野のハローアニマルからは、まつ君、もりちゃん、かるちゃんが聴導犬に。むっちゃんが介助犬になりました。
愛知県からは、こうちゃんが協会のお母さん犬になる予定です。
ARKからは、あいちゃん、こんちゃん、けいちゃん。いこまちゃんが聴導犬に。
東京からは2頭を譲渡いただきましたが、残念ながらまだ補助犬になった子がいません。
みなさまからの協力で、補助犬の育成ができています。どこから来た子かがわかるように、協会内では、ハローアニマルから来た子は「ハロー・まつ君」のように「ハロー」がつきます。愛知からの子は「ラブリー・こうちゃん」と。東京からは「メトロ・ともちゃん」。そして、今回の兵庫県からの子は「ヘイ」をつけることになりました。 今回の2頭さんは、各々「へい・たんちゃん」「へい・みっちゃん」となります。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院生が母犬となり、大事に、育ててくれています。
兵庫県動物愛護センター淡路支所を譲渡いただきました
写真は、後でのアップになります。
ご支援者のみなさまに、謹んでご報告を申し上げます。
沖縄の聴導犬けいちゃんのユーザー・上原麻奈未さんからの聴導犬認定試験に合格したお礼のお手紙をご紹介させていただきます。
『ユーザーの負担を軽減。念願の沖縄県内での認定試験でけいちゃん「聴導犬」に なりました』
聴導犬けいユーザー上原麻奈未
12月12日に沖縄県内での認定試験を受けることができました。
投薬ミスの後遺症が出てしまい早くに引退する聴導犬まつ君の後継犬として、チワワのけいちゃんと聴導犬認定試験を沖縄で受けました。おかげさまで、めでたく合格でき、喜びの報告を申し上げられます。みなさまのご支援を、本当にありがとうございました。
実は、沖縄や北海道など、本土から離れている地域での補助犬の貸与と認定試験には困難が付きまとっています。たとえば、補助犬の認定試験の受験では、沖縄からでは通常、一番近くても兵庫県に行かなくてはなりませんでした。バスや電車の訓練も兼ねるとすると松本電鉄や伊那バスの協力を得ている長野県まで行くことになります。
さらに、以前は、認定前の候補犬は飛行機の貨物室での運搬になったため、(福)日本聴導犬協会では、まつ君の貸与(8年)前から航空3社に「候補犬の客席への同伴」を繰り返しお願してきましたが、当時は、返事さえもらえない状況でした。断っても、断っても、あまりに何回も(福)日本聴導犬協会からお願いがあるので、航空会社さんは、嫌だったのかもしれません。
8年間の努力の成果で、2012年はJALさんが「厚生労働大臣指定法人の仮認定犬ならは、JALの審査後に搭乗を認める」との好意的な受け入れにより、小さなけいちゃんをフェリー(31時間)ではなく、飛行機で沖縄に入れることができました。また、沖縄での認定試験のために(福)日本聴導犬協会では、沖縄県身体障害者更生相談所のN様にお願いして、認定委員を現地で見つけ、お願いできることができました。ユーザーの負担をできるかぎり省くための努力を、協会が1年前から行ってくれた結果です。今の私は、母や父の介護があり、現在は長野に容易に行けないので大助かりでした。
協会のスタッフのみなさまに感謝するとともに、まつ君、けいちゃんを「すばらしい聴導犬」に育て上げてくれたご支援者やソーシャライザーさんや学院生はじめ大勢の方々のご協力の元に、一人前の聴導犬になる事ができ、本当に深い愛情を感じると共に、感謝が絶えません。
協力してくれた沖縄県庁や沖縄県身体障害者更生相談所、手話通訳の派遣など、本当にたくさんのみなさまのご尽力を、私はずっと忘れないでしょう。 「認定合格」できたのも、私をサポートし常に支えてくれる中学生の娘や、近くに住んでいる妹も多忙な中さまざまなかたちで支援してくれたおかげです。自宅訓練を遂行でき、無事に「認定合格」につながりました。心から感謝の意を表します。
聴導犬普及のために、私にできる方法としてはブログで『聴導犬けいちゃんの絵日記』を来年開けに始める予定です。けいちゃんの目を通した風景や出来事を1枚の絵で綴り、日々の暮らしや日々の鍛練、そして聴導犬の楽しさや素晴らしさを周囲に周知できたら、こんな至福はございません。
ちなみに、まつ君はけいちゃんの合格と共に引退表明いたしました。現在、12歳ですが、今後はけいちゃんと一緒に健やかにライフスタイルを送れるように精進を重ねてまいります。
たまには、聴導犬も一緒にもみじ狩り。とはいっても、数十分のできごとでした。
だいすけ君、らんちゃん。りん君もご満悦。
もみじの美しさがわかるのかなぁ。
1054 聴導犬+もみじ狩り in原村(長野)
沖縄県での補助犬給付事業で2頭目となる、聴導犬のけいちゃんの 認定試験もまぢかです。
ユーザーさん、家族ぐるみで、がんばってます。
写真は、パブリックアクセステストのために、電車やバスに乗る訓練中です。
1052 沖縄県給付事業 2頭目の聴導犬 認定試験まぢか
いつも、いつもお世話になっている日本GE様の年次大会で、有馬が聴導犬についての講演と、聴導犬の体験講座をさせていただきました。
パワーポイントで、聴導犬の訓練の特徴やその理由についてお話させていただきました。その後、聴導犬の体験デモをさせていただきました。
同行した 候補犬ふじちゃん(協会スポンサー:日本GE様と千葉多美子様のお名前入りコートを着用)。あきちゃん。聴導犬かるちゃんとも、楽しい時間を過ごさせていただきました。
聴導犬の候補犬は、場数を踏んで自信をつけるために、デモンストレーションにどんどん参加しています。ふじちゃんも、がんばってます。1日も早いデビューの日を待っています。
候補犬ふじちゃん デモで自信をつけてます
遅ばせながら去る10月に。
IBM様で行われた企業対象のお勉強会で、聴導犬のデモンストレーションと『全日本聴導犬ユーザーの会』の事務局 村澤さんと聴導犬かるちゃんとの体験談をさせていただきました。
日本GEのA様のご紹介でした。
「障がい」のある方について。村澤さんは「聴覚障がい」についての問題と企業責任についてお話してくれました。
貴重な研修に参加させていただけたこと、感謝しております。
1050 IBM様での企業の研修会に参加させていただきました
(福)日本聴導犬協会には、犬舎(ケージの中に犬を入れるスペース)がありません。
夜は、ほとんどの犬がスタッフや日本聴導犬・介助犬訓練士学院生と一緒に帰ります。
それ以外の子は、夜間の犬宿泊室となる「スタッフルーム」に入ります。スタッフ・ルームには、
犬ベッドやクレートもあり、自由に自分の好きな場所が選べます。でも、スタッフがソファベッドで仮眠していいると、どの子も競って、ベッドに乗り、スタッフにぴったりとくっついてます。
寝むるわけではなく、なんとなく、体をくっつけて。安心できるのかなぁ。
ちゃんと寝る時は、どの子も好きな場所(犬ベッドやクレート)に戻っていきます。
1049 聴導犬候補犬・リラックス中! スタッフルーム(夜間犬宿泊室)