有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1176 8月3、4日 日本学術振興会助成「ようこそ、大学の研究室に ひらめきときめき」

2013-07-31 15:53:52 | 補助犬&身体障がい者支援

 8月4日は、有馬が、非常勤講師をさせていただく愛知医療学院短期大学にうかがいます。常日頃多大なお世話をいただき&協会ブレーンで、評議員の原和子先生(作業療法)の企画です。

 「学術振興会助成の「ようこそ、大学の研究室に ひらめきときめき

介助犬・聴導犬と共に リハビリお助け隊~障害適応の作業療法プログラム研究」http://www.yuai.ac.jp/intro/supecialevent.htmlがテーマです。

 愛知医療学院短期大学は、名古屋市清瀬にあります。申し込みが終わってしまっているかもしれませんが、もし、ご希望の方がいらっしゃいましたら、ダメもとで、主催者の原先生にお聞きできますので、お尋ねくださいね。


■ 中学生コース
開催日時 H 25 年 8 月 3 日 (土) 10:30 ~ 16:30 (10:00 ~ 10:30 受付)
※軽食ランチ付き
募集人数 30 名
参加費 無料
テーマ 「介助犬はロボットとどこが違う?」
内 容 介助犬とふれあいながら、
車いす体験を通して、生活の不便さと介助犬の役割を考えます。
ロボットと介助犬の違いは何なのか、
生き物の柔軟性、複雑性などについて考えましょう。
持ち物 筆記用具一式
体操着

 

■ 高校生コース
開催日時 H 25 年 8 月 4 日 (日) 10:30 ~ 16:30 (10:00 ~ 10:30 受付)
※軽食ランチ付き
募集人数 30 名
参加費 無料
テーマ 「聴導犬とともに! リハビリプログラムを考える」
内 容 聴導犬とふれあいながら、
聴覚障害体験や高齢者体験を通して、
耳が不自由であることで生ずる、思いがけない生活上のリスクを考えます。
リスクコミュニケーターとしての聴導犬の役割について考えましょう。
持ち物 筆記用具一式
体操着

 

 
◆ 当日のスケジュール (中学生コース・高校生コース共通) ◆

10:00~10:30 受付
10:30~11:00 オリエンテーション
11:00~12:00 補助犬とリハビリテーションの紹介
12:00~13:00 ランチタイム
 ~補助犬トレーナーの方やユーザーの方と一緒に軽食ランチ
13:00~14:00 補助犬のお仕事体験
14:00~15:00 グループワーク & ティータイム
 ~お茶とお茶菓子を食べながら、みんなでミーティング
15:00~16:00 グループ発表
 ~みんなの考える補助犬とリハビリテーション
16:00~16:30 未来博士号授与式

 

 2. 会場

愛知医療学院短期大学 城北キャンパス (愛知県清須市一場519)
JR東海道本線 「清洲」 下車 徒歩7分 (JR「名古屋」より岐阜方面へ2駅目)
 
※快速電車等は停車しませんので、普通電車をご利用ください。
※地図は、こちらへ。

よろしかったら、ぜひ、いらしてください。写真は後日。


 

 

 

 


1175(1) 「年賀寄附分配金」事業で 札幌→ 旭川→ 仙台 聴導犬普及キャラバン  

2013-07-26 14:55:24 | 補助犬&身体障がい者支援

 日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」助成事業で、

 札幌市の視聴覚情報センター様 旭川ろうあ者協会に聴導犬キャラバンにうかがってきました。

 新潟で、佐渡でデモンストレーションをした3頭を、ふじちゃん、ぎんちゃん、そして聴導犬かるちゃんに交替。若手で、聴導犬普及キャラバンにのぞみました。

 札幌市の視聴覚情報センター様が主催されたカルチャーナイトは、札幌市のあちこちで、各所のテーマで7月19日に行われたものでした。市全体で、このようなテーマ別に普及活動を行っているのが、すごいですね。 プチデモンストレーションも4回行わせていただきました。

← 大洋フェリーの補助犬を表すマーク。感謝。

 船中では、みんなリラックス。1等の和室でした。敷物をしっかりと敷き、犬用の特殊マット・タフィーも持参しました。

まずは、仙台から大洋フェリーから苫小牧へ。昼食と同伴拒否の調査を兼ねて、苫小牧で人気のデパートへ。まったく問題なく、どの店員さんもにこやかに対応。ありがとうございました。

 

 

 


1174 ロータリー様のお招きで、佐渡へ。前日に協会犬は、プチ海水浴?

2013-07-26 14:26:20 | 聴覚障害福祉

 ロータリー様のお招きで、佐渡へうかがいました。

← 犬が怖い、怖いと言ってたK様が、今は協会犬の管理もできます!

 今回は新潟で最初の聴導犬ユーザーとなるK様と聴導犬いこまちゃんが一緒に来てくれました。いこまちゃんとPR犬のあきちゃん、だいすけ君も佐渡汽船でゆったり来られました。

 スタッフの一人の故郷が佐渡なので、なんとなく、親しみを感じました。 デモンストレーションは

佐渡のデザイナーズ建築の「浦島」さんで行われました。ロータリークラブのみなさま、本当にありがとうございました。

 デモンストレーション時間は、いっぱいいっぱいで写真を撮るのことができませんでした。

←犬かかきなんて、できない。海怖い!と抵抗中

 前日の佐渡入りだったので、同行した3頭は、佐渡の砂浜でちょっとだけ遊びました。まだまだ熱いので、夕暮れでも20分弱です。水はタンクで持参しているので、のどだけでなく、全身を拭いて体温を下げるのにも使います。

←たのしかった~。

 3頭とも御苦労さまでした。たのしかったね。

←澤田の海でした


1173 札幌と旭川へ。平成25年度「年賀寄附分配金」助成事業 聴導犬キャラバン

2013-07-25 02:44:43 | 聴覚障害福祉

日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」事業のおかげで、

札幌市視聴覚障害情報センター様と旭川ろうあ者協会様のイベントにうかがってまいりました。

今は、八王子事務所なのと、帰りの途中で、熱中症になったらしく、とても体調悪しなので、写真は、明日に掲載いたします。

 

 イベントをさせていただけて嬉しかったです。

 10月には、札幌市ろうあ者協会様のお招きで、文化祭にお伺いさせていただきます。

 


1172 きょうの 「こうちゃん ファミリー」:ママの巣離れ

2013-07-13 08:40:24 | 補助犬×身体障がい者支援

 7月3日の出産。こうちゃんの育児期間も10日間を過ぎました。途中、途中で不明な点があるBaby Booさんにお電話しては、時間を問わず、教えてもらってます。本当にありがとうございます。

 こうちゃんは、見込んだ通りに、理想的なお母さんです。

 巣床をきれいにする。排泄をうながす。授乳は、もちろんです。とても忍耐強いお母さんです。おかげさまで子犬たちの体重も、ほぼ2倍になりました。

← 寝てても、笑ってる? おなかポンポン

 さて、こうちゃんの育児期間も、順調に進み通常「2週間くらいから巣を離れる」と、育児書には書いてありますが、9日目から巣から離れる距離を徐々に延ばしています。

←ママがおっとりなので、子犬たちもおっとり

  昨日は、8日ぶりに屋外訓練場(育児室に続く庭)で、一回り。

 いつもと違うのは、一回りしては育児室に戻り、また、訓練場に出て、一回りしては戻ってく る。4頭がきちんとしているか、見ては、また一回り。全部で4回ほど走って、満足げに帰ってきました。戻ってきたのは、ちょうど、赤ちゃんたちが目を覚まし、おっぱいを捜 しまわる時間でした。

 こうちゃんに、哺乳類としての愛情や本能、子孫を育てるためのDNAに組み込まれた知識を教えてもらっています。子犬での保護犬だったので、誰からも教えてもらってないのに、すごいことです。

 補助犬の計画的な社会化は2日目からはじまります。

←こうちゃんが、巣から離れた時がシーツ換えの時間

 巣箱のシーツなどを最低限とり変えますが、この時に、人がやさしい声をかける。お母さん犬が嫌がらない程度に、床に寝かしたまま触っています。

 これは、盲導犬も同様ですが、生後2日目から巣箱をきれいにする時に、あかちゃんを床の高さの手の上で、裏返しにして体の向きを変えさせるという社会化を行っています。

 


1171 宮城県仙台市動物管理センターから補助犬候補犬の譲渡

2013-07-12 20:43:21 | 保護犬&動物福祉

 今年からは、仙台市動物管理センターからの譲渡をいただけることになりました。第1号譲渡犬は、シーズーさんのミックスです。

 (福)日本聴導犬協会の創設(1996年)から現在に至るまで、保護犬の救済と適性を活かした補助犬育成に、各地(愛知県、兵庫県、さいたま市、東京都、地元長野県)の動物保護センターと、動物保護団体ARK(技術提携をしています)から譲渡をいただいてまいりました。

 加えて、全国のトップブリーダーのご協力もいただけるようになりました。これも、補助犬への正しい知識とご理解の賜物です。

 ご協力を賜れますみなさまに心から感謝申し上げます。

 (福)日本聴導犬協会では、「補助犬はしあわせ」と、どなたにも信頼していただける「補助犬福祉の推進役」も担ってまいります。


1170 日本聴導犬・介助犬訓練士学院 赤坂動物病院での研修 

2013-07-11 15:44:08 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の授業や研修では、日本を代表する講師の方々の温かなご支援をいただいております。

 赤坂動物病院の柴内裕子先生には、大きな大きなお力添えをいただいております。(福)日本聴導犬協会全頭の予防医療と医療。訓練士に必要な知識の教授。そして、補助犬認定試験での認定委員とユーザーへの医療アドバイスなど、全分野におよびます。

 第5期生Mさんも、今日から赤坂動物病院での研修を始めさせていただきました。

 前日には、柴内裕子先生直接による授業。動物、特に犬や猫と人間とのかかわりや、動物介在療法について。犬の早期の病気の見つけ方や犬種による遺伝性の病など、補助犬訓練士にとっては、不可欠な知識をお教えいただけました。

 とてもありがたい、ぜいたくな2時間の授業でした。

 Mさん、がんばってね。

 


1169 ADI国際認定を受けた日本聴導犬協会での                一般愛犬家向け夏季セミナー 受付中 

2013-07-07 09:15:45 | 犬のしつけ&愛犬家

  日本初で、現在、唯一! ADIで国際認定を受けた(福)日本聴導犬協会のファントレーニング、聴導動作、介助動作を学ぶ「一般愛犬家向け 夏季セミナー」を受付中です。

場所は、日本聴導犬協会「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」になります。

〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村7030-1 

東京、大阪、横浜、名古屋から直通の高速バスがあります。

詳しい内容は、以下のとおりです。

 

 

 ■ 申込書送信先 ■ FAX専用:0265-85-5088 

最低1週間から最長4週間までの講座です。参加希望の週に○をご記入ください。愛犬の同伴を希望される方は協会指定の健康(人畜共通感染症に関する)診断書のご提出をお願い致します。最寄り宿泊(愛犬と泊まれる宿泊先含む)リストをお送りいたします。

 

日程

参加

 参加人数

愛犬の参加

第1週

8月5日(月)~9日(金)

 8万円

 

 

第2週

8月12日(月)~16日(金)

 2~4週間は一律15万円 

 

 

第3週

8月19日(月)~23日(金)

 2~4週間は一律15万円 

 

 

第4週

8月26日(月)~30日(金)

 2~4週間は一律15万円 

 

 

 

 

受講料合計

           

 

※お問合せ 佐橋:℡0265-85-4615 Fax0265-85-5088  


1168 地域社会貢献 無料(第1土曜日)しつけ教室は、ルンルン

2013-07-06 15:27:34 | 犬のしつけ&愛犬家

 地域社会貢献として、(福)日本聴導犬協会では、Pro-Dog School受講生のみなさまに、毎月第一土曜日に無料のしつけ教室を行わせていただいております。

  ← スケボー「黒きち」「お母さん、もっと引っ張ってよ!」

 今日は、曇りのち雨のどんよりの天候の中、6頭が参加してくれました。体温を下げる「さわやかTシャツ」をほとんどの子が着用していました。

近々に、各地での福祉まつりやふれあい祭りがあるので、さっそくパホーマンスの練習。

その後は、ゲーム(椅子取りゲーム、だるまさんが転んだ、玉運び)で楽しい訓練をしました。飼い主さんたち、みなさま汗だくでした。いい汗でした。

↑ 音楽に合わせて歩き、音楽が止まると輪の中に人も犬も一緒に入ればOK

←上手に入れました

↓ だるまさんが転んだ

 

↓ 玉運び

 

 

 


1167  こうちゃんの子育て3日目

2013-07-06 01:37:44 | 補助犬&聴導犬&介助犬

 出産からわずか3日目で、つきそいを100年はしている気分です。

 耳も目も開いてません。

 こうちゃんがすべて、食事(授乳)、整理(子犬たちのおトイレをしっかり管理)、休息(お母さんがおっとりしているので、子犬たちも一緒にぐっすりです)行っているので、人は、時々、シーツとかをきれいにするだけなんですが、それでも、ぐったりです。

 昨日は、5回ほど、こうちゃんが巣箱から飛び出してきて、猛ダッシュでオシッコ。一緒にすればいいのに、その後しばらくして、猛ダッシュでウンチと。

 野生の犬は「できるだけ子犬たちから離れてトイレをし、外敵に子犬の場所を知らせないようにする」と、聞いたことがありますが、こうちゃんも離れた場所の犬トイレに飛んでいくので、寝ぼけ眼で、先に立ってドアを3つも開けないとなりません。

 協会には猫ちゃんも2匹いるので、ちょっと、心配。

 あかちゃんたちは、ほとんどネズミの子っぽいのです。なので、ドアを3ヶ所に鍵をかけています。こうちゃんは、ドアくらいは簡単に開けますが、カギは開けられないので、人の助けが必要なので、深夜に5回起こされました。こうちゃんのこの数カ月の大変さから思えば、たやすいことです。

 こうちゃん、今、とっても幸せ顔をしているのを見ると、協会の子となった4頭の子犬さんを幸せにしなくてはと、つくづく思います。「補助犬になっても、ならなくても幸せにする」が、(福)日本聴導犬協会の使命です。