(福)日本聴導犬協会付属 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」には、聴講生制度があります。通常は、講義(1コマ1時間半)3000円でのご受講なんですが、中期(1週間とか数週間とか)の場合は、特別講習料で受講いただけます。
でも、学院生の授業に参加していただくだけなので、聴講生の方用の特別講義はありません。朝の8時半から夜18時までのタイトスケジュールですが、お二人ともがんばっていらっしゃいます。
(福)日本聴導犬協会付属 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」には、聴講生制度があります。通常は、講義(1コマ1時間半)3000円でのご受講なんですが、中期(1週間とか数週間とか)の場合は、特別講習料で受講いただけます。
でも、学院生の授業に参加していただくだけなので、聴講生の方用の特別講義はありません。朝の8時半から夜18時までのタイトスケジュールですが、お二人ともがんばっていらっしゃいます。
その子もすばらしい聴導犬・介助犬たちです。
3月から4ヶ月ぶりに沖縄のまつ君(甲斐犬ミックス 通称カイックス)に会いに行けました。取材の立会い&アフターケア&県庁訪問など目的いっぱいでの来沖。な、なんと、埼玉より暑くない?!
どの子もがんばっている姿に、泣いてばかりはいられません。1歩でも、1歩でも、前に進まないと。まつ君マンガもぜひ、みなさまご高覧ください。
沖縄でがんばってる信州人(犬)ってことでの取材でした・・・。放送が待ち遠しい。
悲しいです。とても辛いです。しろ君、肉腫で脾臓の摘出後、1ヶ月と2日で亡くなりました。7月13日が命日になります。後3ヶ月で10歳でした。
頭が良くて、先輩のしん君の訓練を目で見て覚えてしまう、しろ君でした。
聴導犬となったもりちゃんとラブラブでした。犬友達があまりなく、それより人が大好きな子でした。弟分がビビリのだいすけ君。「あにき~」と口元をべろべろなめて慕うと、なんとなく、受け入れてました。
もともと動きがゆったりで、「はやくしろ~」君とか、「きちんとしろ~」君など、なんとなくちゃかしたくなる風貌で、みなさまから愛情をたくさんいただいて育ちました。情が深く、子犬時代に育てていただいた方々をいつまでも忘れず、3度目のソーシャライザーさん宅から協会に戻した時は、玄関を開け、門を開け、トコトコとそのソーシャライザーさんが帰っていった車の方向に歩いていくので、後を追うと、20Mくらい離れて、こちらが早く歩くと、早く逃げ、ゆっくりと距離をとるとゆっくりと歩くといった賢さで、キリがないので、協会に帰ってくると、門の前でウロウロとしていたり。人並みの駆け引きをする子でした。何度も同じような逃亡があった後に、後をついていたスタッフが手近にあった棒を投げ「テイク・イツ」と呼ぶと、急に振り返り、うれしそうに棒をくわえて戻ってきてからは、それほど逃亡することもなく、訓練がおもしろくなったのか、積極的に訓練をしたがるようになりました。
もしかしたら、「テイク」といわれた事で、「あ、ボクのすることはこれなんだ」と、察したのかもしれません。かわいい、かわいい、しろ君。
最後の数日、いつも出張の多い有馬ですが、スタッフや周囲の方のおかげで2、3日を一緒に過ごせました。痛いのか、寝苦しいのか、部屋のあちこちを居心地の良い場所を探して動き回るしろ君の口に2時間ごとに水や栄養分を入れました。体をさすると、うれしそうに目を見上げるのですが、どこが痛くなくて、どこが痛いのか、考えると怖くなり、手を止めます。すると、愛らしい短い手を延ばして「もっと」というので、ただただ体をさすってあげるしかありません。どうして。どうして。もっと大事にしてあげなかったのか。
有馬にとっては、相棒としていつも一緒にいてくれるだけで幸せでしたが、しろ君にとっては何がしてほしくて、いたのでしょうか。肉腫は数ヶ月でもあっという間に広がるそうです。火葬場では「骨まで癌だね」と、おっしゃられました。骨の中までサンゴのようで茶色く侵食されていました。「痛い」とか「辛い」とか、言葉がわかれば・・。でも、何をして上げられたのでしょう。後悔ばかりです。
2011年に10歳で亡くなったしろ君は、有馬の相棒なのです。ドッグドッグも毎年欠かさず受けていました。肉腫が脾臓を3倍に腫らし、手術と決まった段階でも、血液検査的にはそれほど悪いデータはなかったのです。2、3日前まで食欲もあり、快眠、快弁。毛つやはピカピカで、鼻もぬれ、あと数年は一緒にいられると信じていました。そのしろ君が、これほどの難病だったことに、驚きと共に絶望感を感じています。
これまで以上に、協会犬の医療、協会犬のケアの徹底をしなくては。
創設15周年目功労犬がだんだんに、亡くなっていきます。
左から、たかちゃん12歳半、しろ君10歳。くろちゃん14歳。しろ君、さみしくないね。
しろ君は右から1番目。写真は、今年4月。講演会でお邪魔した大学構内。元気に3頭で遊んでいました。このところ、ブログの更新できなかったこと、お許しください。みなさまから、ブログを更新しないと、協会の活動が見えないとご注意を受けたのですが、心底まいってます。
●デモンストレーションや協会を支えてくれた相棒しろ君に、肉腫が見つかりました。
頼みの綱の協会主治医の柴内裕子先生からは
「時には、肉腫は1、2ヶ月で急激に成長してしまうこともあり、しろ君の場合は手術で肥大した肉腫(脾臓)は取り除いたけれど、胃や腸などあちこちに転移してしまった肉腫の治療方法はない」とのことでした。今は治すためではなく、痛みや不安を取り除くために、レメディや漢方をお願いしております。術後すでに、1ヶ月が経過していますが、食欲は落ちていますし、食べても吐くこともあります。
台湾にうかがっている間は、大好きなソーシャライザーのY様宅で養生をさせていただきました。帰国し、2日からは、協会です。
ハエを見れば、かわいいお尻をコチョコチョと振りながら、追っていますし、ボランティアのTさんのそばをついて歩いています。
残された時間をどうやって、一緒に過ごしていいのか・・・。体中をさすり、涼しい場所を創り。食欲の出る物を探しています。
協会犬には、常に、厳選したフードと野菜やくだもの。ヨーグルトや納豆も与えています。健康管理には非常に気をつけ、毎日のエクササイズは欠かしません。ドッグドッグ(全身検査)も行っております。何かあれば、すぐに近くの獣医さんで診てもらい、どれほど長寿を願っているか。子犬育てのボランティアさんたちのこれまでのお気持ちや応援してくださっているみなさまにお詫びのしようがありません。
なにより、大事な大事なしろ君に、どのようにしてあげたら、良いのか、詫びても、詫びても、何の方策にもつながりません。スタッフも協会関係者も、一緒になって、しろ君に一番必要なことを考え、力を合わせています。
ADI(国際アシスタンスドッグ協会)の総会でお目にかかった国立の台湾大学にお招きをいただきました。聴導犬についての訓練と認定について、お話をさせていただきました。
台湾。素敵なところでした。聴導犬しん君と全日本聴導犬ユーザーの会の会長 岸本宗也氏を同伴。岸本宗也氏は、台湾の方なので、ご友人も多く、台湾のろう学校での講演会もさせていただきました。取材も多数行われました。
中央社即時新聞
http://www.cna.com.tw/ShowNews/WebNews_Detail.aspx?Type=FirstNews&ID=201106270036
大紀元
http://www.epochtimes.com/b5/11/6/27/n3298692.htm
新生報
http://61.222.185.194/?FID=14&CID=115010
民視新聞(テレビニュース)
http://news.ftv.com.tw/?sno=2011628N05M1&type=Class
http://www.libertytimes.com.tw/2011/new/jun/28/today-south4.htm