有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

117 アニマル・プラザさんでの補助犬育成からのセミナー

2006-03-22 20:55:50 | 犬のしつけ&愛犬家
↑「子犬の幼稚園」を都内で運営していらっしゃるアニマルプラザさんの加藤社長からのご依頼で、訓練士の方たちに「補助犬育成」から一般ペット犬につかえるノウハウのセミナーをさせていただきました。

 補助犬訓練士向けに「(福)日本聴導犬協会の訓練のABC」があるので、それを基本に、仕事の流れを切って、補助犬にわかりやすく教えていく工程などのお話をしました。しん君、クロちゃんのデモンストレーションもご披露いたしました。
 補助犬の作業は、 ターゲッティング(指示する)→ブリッジング(目標と犬の行動をつなげる)→インテグレーション(全体を補助作業として統合する)といった訓練のプロセスをお話いたしました。
 アニマルプラザさんのスタッフさんはとても勉強家なので、私の話では目新しい内容があったのかどうか、ちょっと不安ですが、まぁ、生徒の方たちは、楽しんでくださったような感じです。

 このごろは、ペット犬訓練士やオーナーさん向けのセミナーをさせて頂く機会も増えました。
 4月には、アサヒカルチャーさんで、講演をさせていただきます。
 4月からは、国際コミュニケーション・アート専門学校さんでの講義もいただきました。また、4月からは、(福)日本聴導犬協会のPro-Dog(愛犬家)スクールが開催されます。一般の愛犬家向けです。全5回ですので、よろしかったら、ご参加ください。卒業生の中から適性のある方が、ペット犬のインストラクターとして、お手伝いをいただくようになります。
 マナーの良いペット犬が増えれば、補助犬も社会参加がしやすくなります。
 ペットオーナーさんのがんばりが、補助犬にも影響しています。

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4 コメント

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ありがとうございました。 (MIXDOG)
2006-03-22 23:32:46
毎日の活動、ご苦労さまです。

お忙しい中、私のブログの方へのコメントをありがとうございました。



>マナーの良いペット犬が増えれば、補助犬も社会参加がしやすくなります。



確かに、おっしゃる通りですね。

ペット犬でも人や社会に迷惑を掛けているようでは犬そのものに対する印象も良くはならないでしょうし、補助犬にとってもマイナスですね。



もっとより多くの人々に補助犬を受け入れて貰う為にも、私もペット犬の飼い主として気をつけたいと思いました。

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そうですねー (MU@沖縄)
2006-03-23 19:54:51
前月、聴導犬を持つユーザーでその友人がぼやいてました。

聴導犬(補助犬)は法的にも保証されてるから、完全でないにしろ、どのお店にも入店できるが、

きちっとしつけしてるにも関わらず、ペットカフェでも

外で食事をとらないといけないなど、かなりの制限を受けてるとおっしゃってました。

ちなみに、その友人とは、犬の訓練士志望者です。
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MixDogさんへ (有馬もと)
2006-03-26 18:56:09
 MixDogさん、応援しております。雑種でも、純血種でも命として、人間が尊厳を払わなくてはならないものだと、考えます。

 番組の監修者が、警察犬関連の方ですか・・・。

 私たちも、ミックスを聴導犬として訓練すると、協会を1996年に創設した時に、いろいろな犬の関係者から「雑種犬を遣うなんて」と、言われました。

「ミックス」犬のイメージの払拭も、(福)日本聴導犬協会の使命として、これまで運営してまいりましたが、今回のことで、もっとがんばらなくてはと、感じております。

 
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Muさんへ。育成団体のフォロー (有馬もと)
2006-03-26 19:04:00
 Muさんへ。聴導犬のユーザーさんの体験も一様ではないので、その方の体験が、すべてのユーザーさんの体験とは限らないことも、お伝えいたしますね。

 (福)日本聴導犬協会のユーザーの場合は、何か問題が起これば、協会とそこの行政から、同伴拒否したお店に指導を入れさせていただいております。なので、こちらが懇切にお店側に説明すると、ほとんど改善され、逆に歓迎されています。ペットカフェでも、店の外というのは、ちょっと聞かれない事例ですね。ペットのカフェなので、ありえないかな???

 当協会のユーザーのみなさまには、訓練も兼ねてドッグカフェに行っていただいておりますが、そういったことは、起こったこともありません。ちょっと理解できない事例でね・・・。



 
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