土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

宝厳寺、湖上の札所は大人気!

2015年06月15日 | 滋賀の古寺巡り



(2015.06.13訪問)


今津から行くか、長浜から行くか悩んだ末、今津から竹生島に渡ることに決定。
琵琶湖はヤッパリ大きい、殆ど南北を縦断する距離を迷車大和路号は走っています。
薄曇りときに青空、こりゃ日和絶好だわいと湖西道路を走りつつチラチラ琵琶湖を見れば何も見えない。
霧か靄かにスッポリ覆われているんです。対岸勿論見えません。船からも何も見えません。
見えるは波切り白波ばかり……。


▼竹生島の港から見た宝厳寺境内。右の覆屋は修復中の国宝唐門です。





[ 宝厳寺 ]
●山号 巌金山 (がんこんさん)
●寺号 宝厳寺 (ほうごんじ)
●勅願 聖武天皇 (しょうむてんのう)
●開基 行基菩薩 (ぎょうきぼさつ)
●宗派 真言宗豊山派 (しんごんしゅうぶざんは)
●創建 神亀元年 (724年)
●本尊 本堂 弁財天 (秘仏)
    観音堂 千手千眼観世音菩薩
▲滋賀県長浜市早崎1664 電話 0749-63-4410 
▲拝観料 400円 御朱印300円
▲拝観時間 9:30~16:30
▲http://www.chikubushima.jp
▲西国三十三カ所観音霊場第三十番札所
▲長浜・彦根・今津の各港より 汽船約25分~40分


▼始めに目に入る大きな建物本坊です。失礼ながら最初旅館かなと思いました。

 



[ 宝厳寺縁起 ] (宝厳寺HPから抄出)
神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の
聖地であるから寺院を建立せよ、すれば国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受
け、僧行基を勅使としてつかわし堂塔を開基させたのが始まりです。行基は、早速弁才天像を彫刻し、ご本
尊として本堂に安置。翌年には、観音堂を建立し、千手観音像を安置しました。



▼手水舎。





▼気を取り直しシャキッと行こう165段。祈りの石段とも。





▼上り始めてすぐ左に護摩堂。





         ▼石の鳥居の横に寺号石柱。ココまでは楽勝。





▼昭和のお姉さん方の早いこと!
 とにかく一段あたりが高い急石段、70段過ぎからアップアップでございます。





▼なんとかたどり着いた本堂。非常に複雑な堂形、何造りと云うんでしょう? 昭和十七年(1942年) 建立。
 本尊 辨財天像 (秘仏)。





▼外陣の賑わい。





         ▼内陣の扁額。モチロン辨財天と。





         ▼写真は脇の弁天さん。ネットから借りてきました。





         ▼本堂前に燃える不動明王。なんときれいなお不動さん。





▼天狗堂。





▼三十三カ所観音菩薩奉安殿。





▼三十三カ所観音菩薩が一堂に。





         ▼中尊に穏やかなお顔の如意輪観音さんがお坐りです。





         ▼最高所に三重塔が悠然と、
          ココから琵琶湖のすばらしい眺望の筈が今日は全く駄目!
          江戸時代初期焼失、平成十二年 (2000年) 再建。





▼それでは観音堂へ行ってみましょう。石段の下りは楽勝!





ザンネンながら国宝唐門は修復中、覆屋にすっぽりと……

▼唐門正面の観音堂壁面。千社札がこれでもか。





▼観音堂本尊 千手千眼観世音菩薩。格子から覗いた内陣の様子。





▼外陣通路で舟廊下へと……、





▼長さ約30mの舟廊下 (重文)。太閤はんの御座舟の船櫓を利用したと伝わるそうです。





         ▼舟廊下を外から見ると懸け造りになってます。





▼舟廊下を渡ると都久夫須麻神社本殿 (国宝) です。昇殿出来ませんでした。
 伏見城の「日暮御殿」を太閤はんが寄進。内部は桃山文化の華麗な装飾で荘厳されているそうです。





▼龍神拝所。ココが竹生島一の琵琶湖絶景の筈がご覧のように今日は全く駄目!
 前の鳥居に願い事を書いたかわらけを投げ鳥居を通過すると願い事が成就するんですよ。





▼ココでも昭和のお姉さんが、かわらけ投げにチャレンジ!
 真ん中の白い丸いのが投げたかわらけ、惜しい残念鳥居通過ならず。
 写真掲載はお姉さんのご了解を得ています。





         ▼彩色豊かな弁天さん。





         ▼参道のちょっと外れにボケ防止観音さんが見送ってくれてます。





▼船着き場に戻ってきました。帰りの便はまだ来ていません。





▼西国三十三カ所観音霊場第三十番札所のご朱印です。





珍しや湖上にある札所です。
五里霧中の言葉どおり、船は霧の行軍、どんなコースをとっているのかサッパリ判らずの状態。しかし小さ
い船ながら乗客はイッパイ!札所人気を改めて実感しました。竹生島は小さく急峻なので、伽藍などは山腹
にへばりついている感じ。その上石段が急で、*たかだか165段とは云え相当しんどかったです。

今日で西国三十三カ所観音霊場未訪問は残二ヵ寺になりましたが、御朱印未は七ヵ寺。
さて今年中に結願出来るか……。

*はボクの印象です。皆さんは決してそんなことはナイと思います。昭和のお姉さん方はスイスイでしたもん。





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