
(2016.03.05訪問)
迷車大和路号は久々の若狭路を走っています。我が家から高速を乗り継いで約150km、小浜に着きました。
今日の目的は拝した人がその美しさにしばし言葉を失う程の感銘を受けると云う、美形に会いにやって来たのです。奈良朝元正天皇を
写したと伝わる十一面さん、この方が名刹羽賀寺におられるんです。ワクワクがすでに通り越してドキドキです。
▼羽賀寺遠望。

[ 羽賀寺 ]
●山号 鳳聚山(ほうしゅうざん)
●寺号 羽賀寺(はがじ)
●宗派 高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)
●勅願 元正天皇(げんしょうてんのう)
●開山 行基(ぎょうき)
●開創 霊亀二年(716年)
●本尊 十一面観世音菩薩立像(重文)
▲拝観 400円 朱印 300円
▲時間 9:00~16:00
▲http://wakasa-obama.jp/TouristAttract/TouristAttractDetail.php?3
▲福井県小浜市羽賀82-5 電話0770-52-4502
▲JR小浜駅から車で15分
北陸自動車道敦賀ICから車で65分
舞鶴若狭自動車道小浜ICから車で約10分
▼寺号石柱。

羽賀寺縁起 (若狭小浜観光協会HPから抄出)
鳳凰が飛来し、この地に羽根を落としたという典雅な伝説が寺名の由来。霊亀二年(716年)元正天皇の勅命により行基が創建したと伝
えられています。数ある寺宝の中でも平安初期の木造十一面観音菩薩立像は必見。元正天皇の御影といわれ、その尊顔は心のやすらぎ
を覚える柔和さです。
▼余り使用されているとは思えない入山門だと思います。

▼中門。

▼中門を入るとスグ左に開山堂、極々最近の真新しいお堂です。

▼ピッカピカの開山堂扁額。

▼石段下に境内案内のイラストマップが。

▼この参道真っすぐ、あの観音さんが待ってます。

▼本堂が見えてきました。

▼参道石段上りきったところに鐘楼。帰り鐘は良くないと書かれていたので、駆付け一発、余韻がなんとも素晴らしい。

▼本堂(重文)。桁裄五間、梁間六間、入母屋造、檜皮葺、一間向拝付。
本堂エリアにはお堂は本堂のみ、されどこのお堂こそ、天下のベッピンが控える宝のお堂だ。

▼色気と云えば小粒の紅梅が春の到来を知らせているよう。

▼観世音と書かれた本堂扁額。書かれたと云うよりも浮き彫りされ、揮毫者名、落款までもが掘り出されています。
手のこんだ扁額です。

▼本堂前面。右四間は格子蔀戸、左端が入堂口、ここで御朱印も戴きます。

▼堂内は外陣と内陣を格子で仕切られ、内陣中央須弥壇お厨子に天下の美女がお立ちです。

(写真は若狭小浜観光協会HPからお借りしました)
▼十一面観世音菩薩立像(重文)
像高146.4cm、檜一木造、平安前期。寺伝では女帝元正天皇の御影と伝わるそうです。 当初の色彩がよく残っており、眉や眼は墨、
天衣の朱と緑がことのほか美しく残っています。そして観音独特の右手が非常に長く、膝までに達しています。千三百五十年の時の
流れを忘れるほど美貌そのままの姿は、言い尽くせない美しさ、今日はもう思い残すことはないこのまま帰ろかなァと思ったくらい
美の衝撃でした。
近畿道、名神、京都縦貫、舞鶴若狭とそれぞれ高速をぶっ飛ばしてきた甲斐があったと云うもんです。
(迷車大和路号はスピード違反はしません。法定内でぶっ飛ばしたと云う意味です、念のため)

(写真は若狭小浜観光協会HPからお借りしました)
▼本堂後堂の薬師如来坐像。

▼側面からの本堂です。

▼本堂前の石灯籠。

▼本堂前の無惨に剪定された大きな木、銀杏と思いますが分かりません。

▼境内にこんな観音さん。蛇に乗ってるように見えます。

▼放生池らしい池があるんですが、真ん中の石が面白い、呼んでみましょう、オーイコッチ向いて……、

▼「何か用かい」と睨まれました。

▼最後にもう一枚、今日のピカ一!

(写真はネットから貰ってきました)
▼御朱印です。

何時訪ねようかと思案ばかりが能じゃないと、久々の上天気土曜日、若狭の小浜市を訪ねました。小浜の往時の繁栄ぶりは分かりま
せんが、今の小浜市は全国的に寺社密度が非常に高い都市だと聞いており、名刹と仏像の宝庫のような町とも聞きやって来たのであ
ります。若狭小浜の名刹巡り第一弾は羽賀寺、美貌の十一面さんは噂に違わず、それはそれは美形でした。
第二弾は妙楽寺、ここの観音さんはビックリしますよ。
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