土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

勝尾寺、ダルマさんがいっぱい!

2015年06月09日 | 大阪の古寺巡り



(2015.06.06訪問)


箕面勝尾寺は「勝ち運」信仰のお寺として、境内いたるところダルマさんでいっぱい! 
これらは「勝ダルマ」として勝ちを戴いた方々が奉納したもので、そこら中ダルマさんだらけ。考えられな
いような所にも置いています。皆さん! ご自分の人生に「勝」を味わいたい方、是非参拝してみては。
けど努力なしで「勝」だけオクレは厚かましいですヨ。



         ▼勝尾寺石柱。





[ 勝尾寺 ]
●山号 応頂山 (おうちょうざん)
●寺号 勝尾寺 (かつおうじ) 通称 かつおじ
●開基 善仲、善算 (ぜんちゅう、ぜんさん)
●開山 開成皇子 (かいじょうおうじ) 光仁天皇皇子
●宗派 高野山真言宗 (こうやさんしんごんしゅう)
●創建 神亀四年 (727年)
●本尊 十一面千手観世音菩薩
▲大阪府箕面市勝尾寺 電話 072-721-7010 
▲拝観料 400円 御朱印300円
▲拝観時間 8:00~17:00
▲http://www.katsuo-ji-temple.or.jp/index.html
▲西国三十三カ所観音霊場第二十三番札所
▲地下鉄御堂筋線「千里中央駅」からバスorタクシー
 大阪モノレール「彩都西駅」からタクシー
 阪急電車宝塚線「石橋駅」箕面線乗り換え「箕面駅」からタクシー
 阪急箕面駅からウォーキングもいいですが、止めた方が無難です。



▼山門。楼門式三間一戸、初層左右に金剛力士。慶長八年(1603年) 豊臣秀頼再建。





[ 勝尾寺縁起 ] (勝尾寺HPから抄出)
古流記によれば創建は神亀四年(727年)、善仲、善算の双子兄弟が草庵を構え修業されたことに始まる。
そののち天平神護元年(765年)光仁天皇の皇子開成が二師出逢い止住し、宝亀六年(775年)七月十三日
般若台に大般若経六百巻を理経して一寺を建て、彌勒寺と号し、開山に至る。開山堂には、善仲、善算と開
成皇子の木像が安置され、毎年十月二十九日は宮内庁と本寺で御正辰祭が勤められる。また彌勒寺当時、本
堂のあった場所は、いま彌勒菩薩の大仏が大阪平野を見下ろし鎮座されている。宝亀十一年(780年)妙観
という比丘が彌勒寺を訪ね、七月十八日より八月十八日の間に、白檀木をもって身丈八尺の十一面千手観音
を彫刻した。これが当山のご本尊である。



▼山号が書かれた扁額。





         ▼全身朱の金剛力士阿形像。





         ▼同じく吽形像。





▼斜めから堂々の山門。





▼弁天池に架かる石橋を真っすぐ行くと……、





▼参道青もみじのトンネルが、





▼そして石段……、





         ▼左右に目をやると、ツツジの青葉に埋もれた灯籠が、
          まるで法華経の有名な一場面のように。





▼まだ青もみじのトンネルが……、





▼多宝塔が見えてきましたよ、





▼参道石段のオシマイです。見える多宝塔は実はもっと高台なんで後ほど。





▼花弁から滴る神聖な水。





▼本堂エリアに続く最後の石段です。





▼石段を上がると勝尾寺のシンボル勝ちだるまさんが一杯います。
 願いが叶った勝ちだるまの奉納所です。





▼厄払いの三宝荒神堂。





▼荒神さんのお姿は見えませんけどね。





▼堂下に紫陽花が咲き始めています。





▼鎮守堂。





▼開山堂。善仲、善算と開成皇子の木像が安置されています。





▼大分色付いてきました。





▼空海さんをお祀りする大師堂。





▼本尊空海さん。





         ▼お隣には水掛観音がいらっしゃいます。





▼絶え間の無い読経の声が響いてきます、本堂です。
 桁行五間、梁間四間、入母屋造、本瓦葺き。前面格子障子壁。慶長八年(1603年) 豊臣秀頼再建。





▼寺号の書かれた扁額。





▼内陣須弥壇上お厨子の前になぜか大鏡。
 本尊 十一面観世音菩薩 (秘仏)。通常は非公開になっているらしいのですが、時たま公開されるそうです。
 そのチャンスを待ちましょう。





▼本堂。





▼本堂前庭にも紫陽花が。このお寺、紫陽花寺とも呼ばれているんです。









         ▼五重の石塔。

 



▼不動堂。三間四方宝形造、銅板葺。こじんまりとかわいいお堂です。





▼中には怖いお不動さん。脇持も明王さんですがお名前判りません。





▼整列!





         ▼多宝塔。









▼本堂横から少々急坂を上ると二階堂があります。ここまで来るとあまり人がいません。
 法然上人霊場第五番札所でもあります。





▼扁額。





▼内陣の荘厳。本尊は壁板に浮かび上がった二祖の尊影がご本尊なんですが、残念ながら見えません。





▼二階堂前から境内が一望出来ますよ。望遠で引っ張ってみた山門です。





境内最高所から弁天池まで戻ってきました。

▼知恵の環。中心三つの石の周りを七回まわってください、いいことがあるそうです。





▼絶景かな!絶景かな!





▼こりゃアカン、早よ逃げろ! 逃げるも「勝ち」だよ!





▼弁天池に名物霧が流れてきました。向こうは山門。





▼弁天池。





         ▼滝です。





▼弁天池中之島には弁財天が祀られています。









         ▼鯉の団体に少々引き気味の少年。
          これ少年よ、長い人生コイには気をつけなあかんよ。



         弁天池に鯉のエサやり場があるんです。



▼西国三十三カ所観音霊場第二十三番札所の御朱印です。





今日で西国三十三カ所観音霊場未訪問は三ヵ寺になりましたが、未訪問合わせて御朱印を戴けてないお寺は
八ヵ寺もあり、早い話があと八ヵ寺で結願と云うことになります。
なんとか早く結願したいなァ。御朱印が無いとイジになりますもんで。

ところで勝尾寺とダルマさん、どんな関係?





↓ ポチッと押していただければたいへん嬉しいのですが。

神社・お寺巡り ブログランキングへ

城北公園花菖蒲園、満開です。

2015年06月04日 | 花巡り



(2015.06.02訪問)


城北公園から菖蒲園満開のお知らせがあり早速行ってまいりました。
相当ムシムシの曇り空、大阪市交通局への大奮発、地下鉄と大阪市バスで城北公園にやって来ました。
まだフルカラーの競演とまではいきませんが、そこは多品種、よく咲いてます。
三年振りの菖蒲園、よく整備されて回遊性抜群です。


▼園内






▼滋賀の浦波






▼伊勢千歳






▼千代鶴






▼村祭






▼園内






▼紅唇






▼神曲






▼竜子化粧






▼千鳥






▼紅千代鶴






▼園内






▼江戸錦






▼青柳染






▼めざめ






▼比翼鶴






▼園内







▼日の出鶴






▼小笹川






▼伊勢千歳






▼夕鶴






▼園内






▼紅千代鶴






▼時雨の里






▼伊那無双






         ▼灘潮






▼高嶺の雪






▼園内






▼花曇

 




▼出羽の里






▼佐野の渡






▼神曲






▼園内






▼初夢






▼八咫烏






▼光源氏






▼灘潮






▼園内






城北菖蒲園は面積1.3ヘクタール、回遊式庭園、250品種、13000株の花菖蒲を見ることが出来ます。
花菖蒲には、江戸系、伊勢系、肥後系の三系統があるそうで、それぞれ花期が五月下旬から六月下旬
とほぼ一ヶ月、見頃が続くそうです。




↓ ポチッと押していただければたいへん嬉しいのですが。

神社・お寺巡り ブログランキングへ

真如堂、京の都はホンマ暑おすなァ。

2015年06月01日 | 京都の古寺巡り



(2015.05.30訪問)


実は今日のお寺巡りの一つ目は、この真如堂から西方向の某寺だったのですが、例の油様液体をまき散らし、
悪さするバカ者のために一般拝観は不能になっていました。若い僧が気の毒がってくれ一生懸命説明してく
れましたが、寧ろ逆にこちらが若い僧を慰めておきました。よって真正極楽寺通称真如堂へムシムシの京都
街中を歩きました。

今朝(6月1日)の新聞トップで上の事件の容疑者に逮捕状が出たと報じられていました。各寺社も取りあえず
ホッとしているでしょう。ただ模倣犯が続かないことを祈ります。




▼参道





[ 真如堂 ]
●山号 鈴聲山 (れいしょうざん)
●寺号 真正極楽寺 (しんしょうごくらくじ) 通称 真如堂
●開山 戒算上人 (かいさんしょうにん)
●宗派 天台宗 (てんだいしゅう)
●創建 永観二年 (984年)
●本尊 阿弥陀如来立像 (重文)
▲京都市左京区浄土寺真如町82 電話 075-771-0915 
▲拝観料 500円 御朱印300円
▲拝観時間 9:00~16:00
▲http://shin-nyo-do.jp
▲市バス「錦林車庫前」または「真如堂前」から徒歩約8分



         ▼参道手前に真如堂と刻されている大石灯籠。





[ 真如堂縁起 ] (真如堂HPから抄出)
永観二年の春、開祖戒算上人の夢枕に、阿弥陀仏の化身である老僧が現れました。老僧は、「我は叡山の常
行堂より参った。京に出てすべての者に利益を施すであろう。わけても女人を済度するものである。急いで
京に下山させるべし」と、戒算上人に告げました。比叡山の僧衆が協議した結果、慈覚大師作の常行堂の阿
弥陀如来を下山していただくことを決定。ひとまず、雲母坂の地蔵堂に仮安置し、どこに遷座していただく
かと協議していたら、また夢の老僧が現れて、「神楽岡のあたりに、小さな桧千本が一晩のうちに生えた場
所がある。そここそ仏法有縁の地であり、衆生済度の場である。まさしく末法の世に、真正極楽の霊地なる
ぞ」とお告げになりました。その場所は、折しも同じ夢をご覧になった東三條女院(藤原詮子)の離宮でした。
女院は寝殿を飾り、堂荘厳を施して、ここに如来を遷座しました。これが真如堂の始まりです。



▼朱の総門。別名赤門、元禄年間の建立。





         ▼寺標も貫禄があります。





▼総門前の青もみじも樹勢がどんどんと……、





▼繁りだしました。





▼参道は山門から一直線、見てください、この青もみじの豪勢さ凄いでしょう。正面チラリは本堂です。





         ▼参道右手、三重塔。塔高30m、宝暦年間(1751~1763年)建立。





         ▼なかなか全景が撮れません。





▼鎌倉地蔵堂。(真如堂HPから抄出)
 鎌倉時代、下野国示現寺の玄翁和尚(1329~1400年。曹洞宗の僧)が造像、江戸期にこの地蔵尊を真如堂
 に遷座しました。鎌倉地蔵の名は、この尊像が当初鎌倉に安置されていたことに由来します。





▼手水舎。





▼鐘楼前に懸かる青もみじ、実にきれいです。青もみじに気を取られ、全景撮るの忘れました。
 梵鐘直径約171cm、鐘高285cm、重量約3.1トン。宝暦九年(1759年)鋳造。





▼本堂。
 桁裄十五間、梁間十五間、総欅造、単層入母屋、本瓦葺。元禄六年から享保二年(1693~1717年)建立。 






▼本堂扁額 享保十一年(1726年)宝鏡寺宮からの寄贈。





▼本堂内陣。
 本堂正面の宮殿(徳川綱吉と桂昌院の寄進)の中には、本尊阿弥陀如来、不動明王、千手観音が奉安。





▼本尊。本尊阿弥陀如来立像。像高108cm、木造、平安時代。



写真は真如堂HPからお借りしました。



▼本堂と書院を繋ぐ渡り廊下。





▼外から見るとこんな感じ。





▼書院の大玄関。大法要や行事の時のみに使われるそうです。





▼玄関の間。「實相」扁額は遠山廬山(1823~1904年)の書。





▼閉め切られている書院門。





▼書院枯山水前庭。





▼書院東庭の涅槃の庭。(真如堂HPから抄出)
 釈迦涅槃図に基づいてこの庭でも、東山三十六峯を借景に、向かって左(北)を頭にしたお釈迦さまが右脇
 を下にして横たわり、その回りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が、石によって表現され
 ています。また、白砂はガンジス川を、桧などは沙羅の林を表しています。
 右前の石は、お釈迦さんの母上、マヤ夫人を表現してるそうです。





▼書院南庭の随縁の庭。(真如堂HPから抄出)
 モダン庭とでも申しましょうか、2010年に重森千青さん作庭。重森千青氏は重森三玲さんのお孫さん。
 庭に使われている自然石は境内にあったもの。寺を造営時地中から出てきたの。黒や茶、白の小石、苔な
 どの仕切りに使われている石は、玉垣や縁石などに使われていたのを再利用したものです。いずれも、重
 森氏が作庭に当たり、境内を巡って見出し使用されたものです。





▼中庭の井戸。





▼中庭。





▼手の込んだ彫りを見せる蹲踞。





▼万霊堂。





         ▼路地の金銅阿弥陀仏坐像。





▼宝蔵。





▼薬師堂。本尊 石像薬師如来坐像。

 



▼放生池。





▼放生池中之島の赤崎弁天堂。(真如堂HPから抄出)
 住持昭淳律師は本堂資金が調達勧進のため永正16年(1519)、周防国 同18年正月1日により、赤崎弁
 才天の宝前に於いて祈念した。この赤崎明神というのは、芸州厳島明神が最初に影向されたところである。
 続いて厳島社に詣でて17日間の参籠結願をし帰洛。まだ費用は不足していたので、京の近隣の貴賤に勧
 進をし、僧衆48人で別時念仏執行。無事に結願供養執行の運びとなったお礼に真如堂に分詞した。



疑問一つ、殆どのお寺の分詞社は池の中、何か決まりがあるのかしら。



▼元三大師堂。本尊 元三大師良源画像、脇侍地蔵菩薩、不動明王像を奉安。
 桁裄四間、梁間四間、入母屋造、本瓦葺、二間向拝付。元禄九年(1696年)建立。





▼御朱印です。





御朱印を書き本堂のガイドをして下さったお寺のおじさん、まさに説明のプロ、実に巧いしユーモアたっぷ
り、そして書院各間のおじさんたちのガイドもこれまたグー、久々に気分よく拝観出来ました。おじさんた
ちこれからも頑張ってネ。





↓ ポチッと押していただければたいへん嬉しいのですが。

神社・お寺巡り ブログランキングへ