塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考える日本代表のキーマン

2010-03-15 19:53:52 | 日記
 前回のコラムでベッカムのワールドカップ出場が絶望的というお話をしましたが、では日本代表にとって最もケガをして欲しくない選手は誰でしょうか?
 僕がもしこの質問に答えるならば、長谷部誠と本田圭祐の二人の名前を挙げます。前者はブンデスリーガとヨーロッパリーグ、後者はロシアリーグとチャンピオンズ・リーグの掛け持ち状態が続いていますが、両選手の無事を祈りたいと思いますね。

 現在の日本代表の攻撃陣の中で、最も対戦相手の脅威を与えられるのは本田でしょうし、はっきり言えば彼しかいないと思います。
 僕は「フィジカル」を日本語で言うならば「肉体的接触」になると思います。本田は相手のタックルやショルダーチャージにやすやすと倒れませんし、相手DFを数人引きつけられるだけの技量もある。つまり本田にマークが付けば付くほど、日本にフリーマンが生まれ同時にFKのチャンスも巡ってくるでしょう。

 もし4-2-3-1の布陣で臨むなら、ワントップの選手とポジションチャンジをして、本田が最前線に顔を出すのも面白いと思います。

 一方の長谷部ですが、あれだけ広範囲を走っても切れることの無いスタミナと、ドイツで培った危険察知能力で相手の攻撃の目をどんどん潰してもらいたいと思います。

 もしセンターサークル付近で相手のボールをマイボールに出来たならば、より相手陣内に近いところから攻撃に移ることができますし、得点の機会も増える形になります。相手陣内でプレイする時間が長くなれば、それだけ体力を消費しないで住む上、コーナーキックやフリーキックのチャンスも増えるでしょうから、勝ち点3がより現実味を帯びてきます。

 以上の観点から僕は本田と長谷部が日本にとってのキーマンになると思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。
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ベッカム、南アフリカワールドカップ出場は絶望的

2010-03-15 19:30:48 | 日記
 イングランド代表のデビット・ベッカムがアキレス腱を断絶し、6月のワールドカップへの参加は不可能であるというニュースが、ここ日本でも大きな話題となっています。
 
 試合勘を鈍らせないように、昨年同様レンタルの形でLAギャラクシーからミランに加わったベッカムですが、4度目のワールドカップは残念ながらテレビ観戦という形になります。ジョン・テリーの不倫問題とそれに間接的に関わっているウエイン・ブリッジの召集問題に加えて、指揮官ファビオ・カペッロには、ベッカム離脱という新しい悩みが増えてしまいました。

 現在のイングランド代表で最もキャプテンマークの重みを知り、最も多くのワールドカップを知るのがベッカムだからです。よく考えてみるとカペッロは、今回のイングランドで初めて代表チームの指揮を執りますし、当然ながらワールドカップで指揮を執るのも今回が初めてです。
 
 2002年の日韓大会のときのような絶対的な存在とは言えませんが、それでもカペッロはベッカムを召集の対象として考えていたでしょうし、レアル・マドリードで両者が師弟関係にあったとき、ベッカムの先発を外れても練習中の真剣さを失わないその姿に、カペッロが自分の非を謝罪したことがありました。

 ですからベッカムは若手にとって未だに最高の手本となりえる存在ですし、彼がもし練習でも試合でも手を抜くような素振りを見せた事があるならば、ミランの一員として乗り込んだオールド・トラッフォードのファンが、彼に暖かい拍手と眼差しを向ける事はなかったはずです。

 イングランドはマイケル・オーウエンも故障でワールドカップが絶望なり、前線で頼りになるのは相変わらずルーニーということになります。ここでもしルーニーまでもが故障で戦線離脱という形になれば、いかにカペッロが百戦錬磨の名将と呼ばれても、前線を再構築するだけの時間は残されていませんから、ルーニーだけはコンディションを維持して欲しいと考えているのでは無いでしょうか。

 もちろんアストン・ビラのアシュリー・ヤングやアグボンラホルのように、若手の抜擢が無いわけではありません。しかしワールドカップの舞台は既にキャンプの段階から勝負は始まっています。初めてワールドカップを迎える若手にとって、ベテランの言葉は相当な重みも持つはずですから、やはりベッカムの離脱はイングランドにとって大きな損失と言えます。

 
 
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松本山雅JFL初戦を勝利で飾れず

2010-03-15 19:14:56 | 日記
 今日の信濃毎日新聞と地元長野のテレビ局は、昨日のガイナーレ鳥取戦でJFL初陣を飾った松本山雅に関して大きな特集を組みました。アマチュアとはいえ最高のカテゴリーで戦うことは、僕たちが考えている以上に長野県にとって大きな出来事だと痛感しました。
 松本から鳥取まで出かけたファンは400人に達したそうで、かつての日本代表のふたり、岡野と服部を補強したガイナーレに3-0のスコアで完敗しましたが、ファンの声援が止む事はなかったようです。

 ただ移動の限られた地域リーグとは異なり、JFLは日本全国を旅しなければなりません。ですから選手もファンも、試合云々の前にこの長距離移動とどう付き合っていくかが、序盤戦の結果の鍵を握っていると思います。

 一方の長野パルセイロは、12日に長野駅前において、トップとジュニアユース、そしてレディーズの選手達が揃ってビラ配りをしたそうです。
 これはホームの南長野運動公園に3000人のお客さんが来て欲しいとプロジェクトを打ったスローガンの一環で、ホームページにはこのビラ配りの様子が掲載されています。

 また昨日はサポーター・カンファレンスを長野市内で開き、ファンとクラブが意見交換会を行いました。この様子もホームページにアップされていますが、北信越リーグの開幕まではおよそ1ヶ月時間がありますから、薩川監督と選手達には是非開幕に向けて調整を行って欲しいものです。

 山雅の昇格がパルセイロに何ならかの影響を与えましたか?そ質問されたなら、僕は「トレーニングマッチの相手のレベルが変わりました。」と応えます。

 従来は大学生や地元のアマチュアクラブが多かったのですが、今年は彼らに加えて湘南ベルマーレやカターレ富山のような、自分たちより格上のクラブの胸を借りに遠征に出かける事が多くなりました。

 昨年の天皇杯でレッズを破った山雅でしたが、昨日はガイナーレの速いパスワークの前に、本来の力が出せなかったようです。(初戦で浮き足だっていたこともあるのでしょう)
 パルセイロも日常的に自分たちよりも格上のクラブと戦うことで、JFL昇格を賭けた天王山で自分たちを見失うことなく戦えることが出来るかもしれません。

 今年1年長野のサッカーは面白いことになりそうです。
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本田圭祐ロシアリーグにデビューする

2010-03-15 01:48:22 | 日記
 CSKAモスクワに移籍した本田圭祐がデビュー戦でゴールを飾り、上々のデビューを飾りました。報道によると前半はセントラル・ミッドフィルダーとして起用され、後半途中からはワントップ下の、より攻撃に絡める位置での起用となったようです。
 本田の持ち味であるプレースキックとスルーパスの切れ味を考えるならば、この試合の後半のように攻撃を司るポジションで起用した方が、クラブと本人どちらにも満足のいく結果がでるように思います。

 ロシアリーグにはCAKAの他、スパルヤクとロコモティフ、そしてディナモのモスクワ勢と、昨シーズンの王者ルビン・カザンに加え、2008年のUEFAカップの覇者ゼニト・サンクトペテルブルクと、リーグの競争力では明らかにオランダ、そして日本を凌駕しています。

 またロシアにウクライナ、チェコにセルビアなど各国代表の主力も顔を揃えていますし、最新のワールドサッカー・トゥディによりますと、CSKAにはチリやナイジェリア、ニジェールの選手も在籍していますので、日頃の練習から様々なタイプの選手と触れ合う事ができることは、より彼を成長させてくれると思います。

 本田の活躍により日本でも映像が見られるようになったロシアリーグですが、中村がエスパニョールに移籍してから、セルティックを含むスコットランドの映像が一切放映されなくなったように、本田がロシアを離れたならば、その時点でロシアリーグの映像が流れることはまず無くなるのでしょうね。

 例えば中村のセルティック移籍後、彼を通じてスコットランドリーグが好きになった方もいるでしょうし、本田の移籍に伴いロシアリーグに注目するファンも出てくるでしょう。
 その方達のためにもテレビ局や専門誌は、多少なりとも何かしらの配慮が必要なのではないかと思います。

 日本在住のロシア、そしてスコットランド出身の方にも、テレビの映像や雑誌記事があれば喜んでもらえるでしょうし、何より僕達サッカーファンにとっても、勿体無い出来事だと言えます。
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