塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

加地の代表復帰は無い

2010-03-23 22:20:02 | 日記
 先日岡田監督が、ガンバの加地に代表復帰を要請するとの記事を見かけました。健康面で不安のある内田に代わり、代表経験豊富な加地を再び代表召集の対象にしたいそうなのですが、僕は彼が再び代表のジャージを纏うことは無いと思います。

 僕は加地が代表を退く決意をした背景には、岡田監督が彼を本職の右サイドバックではなく、突然左サイドバックで起用したことがあるのではないかと思っています。(申し訳ありません。手許に資料が無く、対戦相手の名前がわかりません)

 この突然の起用に対し、岡田監督が加地に対して
 「何故右が本職なのに今日は左サイドで起用するのか」
 「この処置はあくまで例外的な物で、次の試合からは通常通り右サイドで起用する。」
 「ファンの視線や発言は気にせず、思い切りプレイして欲しい。起用方法については試合後の記者会見で、私の口からしっかり説明する。」

 例えばこのようなお互いが歩み寄っての話し合いが無かったのではないかと僕は思うんです。
 ただでさえ代表の試合をテレビカメラや報道陣が多いのに、本職ではないポジションで起用され結果が残せなければ、メディアやファンは選手の立場に立つことなく痛烈にヤジを飛ばしますからね。
 加地としてはどこか忸怩たる思いが試合中込み上げてきたのかもしれません。

 僕は加地に声をかけるなら、岡田監督が召集してきた徳永、駒野の両名に的を絞って起用すべきだと思います。今新しい選手を招集してテストをしても、既存の選手達の戦意を喪失させてしまうかもしれませんし、何より駒野と徳永の存在価値を、選んだ指揮官自らが否定する形になります。

 ですから僕の意見としては加地に代表復帰を要請するよりも、内田と徳永、そして駒野と長友の4名に絞って実戦を重ねた方が、有意義な結果になると思います。

 また今のガンバの状況を考えるなら、遠藤ひとり代表召集するのも憚れるような状況ですからね。橋本や二川を招集するのであれば、その際も岡田監督のマネージメントが試されると思います。
コメント
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