塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J1の外国人選手たちの力を借りよう

2010-04-09 01:59:31 | 日記
 ここで一度過去に時間を戻してみましょう。
 サッカーという英国に起源を持つスポーツが日本に上陸していらい、僕たちは様々な国の方達の協力を得てここまでやってきました。特にJSLからJリーグに移行する過度期にかけて、来日した多くの外国人がアドバイスをし、同時に日本人の持つ優しさや組織力を褒めてくれました。

 ですから今J1でプレイしている外国人選手の力を今こそ借りましょう。
 つまり日本代表が決定してからオーストリアに旅立つ前に、彼らJリーグの外国人選抜とテストマッチを行うのです。代表合宿で行われる大学生との試合のような調整ではなく、真剣勝負を行うのです。

 ワールドカップ本戦前のイングランドとコート・ジボワール戦だけでは、明らかに試合数が少なすぎますし、J1で活躍する外国人選手ならば、喜んで代表に協力してくれるはずです。
 確かにスケジュールのことを考えれば実現は難しいでしょう。でも何もしないで負けるのと、やって負けるのではまったく意味が違います。価値ある敗北の為には、やるべきことをやらないといけません。

 今の日本には韓国と北朝鮮、そしてブラジルをはじめ海外から数多くの選手が来日しています。
 ただ仮にこのテストマッチが実現しても、イ・グノやチョン・テセのように、それぞれの代表チームを優先すべき選手は外さないといけません。
 
 もしテストマッチが実現しなくても、彼らを合宿所に呼んで祖国のワールドカップに対する意識や試合に入る前の心構えを教えて貰うだけでも、十二分の価値があると思います。選手で駄目ならピクシーやフィンケといった指揮官でも構いません。
 
 日本代表の求心力が低下している今、国籍を問わず日本でサッカーに従事している人間の協力を仰げるよう、協会は動くべきだと考えます。
コメント
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