塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

セルビア戦に向けて日本代表合宿が始まる

2010-04-05 21:15:08 | 日記
 セルビア戦に向けて日本代表の合宿が始まりました。負傷が心配された中村と栗原は合宿に参加していますが、一方で今野と駒野の二人が合宿を辞退し、療養することになりました。

 確かに今の代表選手の選考直前の時期を考えたなら、多少無理をしても代表戦に出たい気持ちは当然でしょうが。これで仮に怪我が悪化し、ワールドカップを断念する事になれば、後悔の念が胸から消えなくなると思います。

 「感動した!!」
 小泉元首相がそう叫んで、横綱貴乃花の優勝を称えた時がありました。どんなにひどい怪我を抱えていても、頂点である横綱は土俵にあがる責任があるという、大相撲の歴史と厳しさを僕達が改めて知った瞬間でしたが、この時作家の村上龍氏は、貴乃花は土俵にあがるべきではないと訴えた、数少ない論客でした。

 村上氏が指摘したのは、これだけのひどい故障を抱えて土俵にあがっても、貴乃花は自らの相撲人生を縮めるだけだと強く主張しました。結果は氏の言うとおりになったわけですが、横綱の責任を考えた場合、休場という選択は最初から横綱の頭の中には無かったと思います。
 仮に欠場していれば選手生命は延びたかもしれませんが、横綱はその選択をきっと「潔くない」と判断したのでしょう。

 しかしサッカーはチームスポーツです。エースだからといって全責任をひとりで背負うこともありません。相撲とは異なり選手交代もありますし、試合中給水もできますし監督と会話も出来ます。

 栗原のようにやっと巡ってきた選手はともかく、中村のように監督もファンも彼の技術の素晴らしさがわかっている選手は、思い切って休むか途中出場という形で、体力を温存することも時には必要な気がします。

 親善試合は確かに大事です。
 でもワールドカップが次に開催されるのは2014年です。4年後の保証は誰にもできません。
 ですから2010年の今を大事にするには、自分の体を第一に考える必要があると僕は考えます。
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長野県のサッカーは山雅を軸に周っている

2010-04-05 21:01:48 | 日記
 長野には「日和」というフリーペーパーがあるのですが、2010年4月号の巻頭特集は、ズバリ「松本山雅」特集です。「ウルトラス・マツモト」の紹介や、働いている時の選手の紹介と、松本市内の街並みも併せて紹介しています。

 また長野銀行では松本山雅が勝つたびに金利が良くなる「優遇プラン」のCMとパンフレットを流しています。頭に「長野」と付くのに、長野銀行の本店は松本にあるためです。信濃毎日新聞もJFL昇格の臨時増刊号を発売しましたし、現在の長野県のサッカーは、松本山雅の旗印のもと成り立っていると言っても言いすぎではありません。

 これが「昇格」を実現したクラブと、実現できなかったクラブの差だと言えます。
 パルセイロが限りなくJFLに近づいた2008シーズン、長野のテレビ局はこぞってパルセイロを取り上げましたが、今の彼らの目当ては山雅のみです。
 このシーズンパルセイロは北信越リーグで優勝していますが、クラブのフロントが企画した優勝速報の号外は出ましたが、それ以外のメディアの扱いはそうでもありませんでした。

 たとえアマチュアと言えども、上のカテゴリーに昇格することの大切さと難しさを、今のパルセイロの選手達は痛感していると思います。

 サッカーは県や州ではなく、市町村単位で盛り上がる事が万国共通ですから、今の長野県で起こっていることも、サッカーの世界から見れば当然の出来事です。
 山雅のおかげで今まで知る機会の少なかったJFLの姿が見えてきましたし、悔しさを胸の中に秘めながら、山雅の記事を読むようにしたいと思います。
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長野パルセイロの2010シーズンのポスターを発見

2010-04-05 20:47:34 | 日記
 今日は休日で長野に出かけてきました。長野市内には「もんぜんプラザ」という建物がありまして、そこに立ち寄ってみるとありました!!2010シーズンの長野パルセイロの新作ポスターが、建物の中に貼ってありました。

 2009シーズンと異なる点は
 1・バドウの写真が消えたこと。
 2・今季から仲間となった、パルセイロ・レディースの皆さんも一緒に収まっている。
 この2点になります。

 ポスターの左半分でパルセイロを、右半分でパルセイロ・レディースの選手達を紹介しています。また試合日程も掲載されていましたが、パルセイロは青でレディースはピンクで紹介するなど、デザイナーの方が知恵を絞って頂いたおかげで、魅力あるポスターが出来上がったと思います。

 ただ残念なことに、もんぜんプラザ以外の長野市内でこのポスターを見かけることはありませんでした。長野駅には毎年大きなパルセイロの横断幕が掲示されるのですが、その横断幕も今日は見られませんでした。

 北信越リーグ開幕まで1週間を切りましたが、これからポスターやのぼりの掲示が本格化してゆくのでしょう。ちなみに一足早く開幕したなでしこリーグ、パルセイロ・レディースは開幕戦0-3で落としたのですが、関係者の予想を上回る590人のお客さんが訪れたそうです。

 今長野県のサッカー熱は松本を軸に回っていますが、長野市周辺でもサッカーが身近に感じられる日が到来しつつあります。
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ワールドカップまで70日を切る(2)

2010-04-05 01:46:25 | 日記
 今サッカー専門誌の編集部は大忙しでしょうね。ワールドカップの場合ガイドだけでなく、グループリーグや決勝トーナメントの記録をまとまた増刊号や、決勝を終えた後の決算特集など、数多くの書籍を用意する必要があるためです。
 ファンの声を反映させた出版とは言え、各編集部の皆様が体調を崩さないように願っています。

 僕個人としては「ナンバー」が発売しているワールドカップの特集号が好きです。
 選手と監督のインタビューは勿論ですが、試合のレビューに加え何より写真の構図と質がいいですね。特に日本が関係する3試合を、ナンバーがどのように伝えるか今から興味があります。

 ちなみに僕がワールドカップ関連の書籍で一番印象に残っているのは、サッカーダイジェスト編集部が2002年に企画した「デイリー・サッカーダイジェスト」です。
 
 文字通り韓日ワールドカップの期間中、毎日1冊必ずサッカー雑誌を刊行するという、まさに前代未聞の企画で当初流通は関東地区のみの予定でしたが、後にそれ以外の地区の方も購入可能となりました。(1冊300円)

 僕はこの時たまたま東京にでかける用事があって、東京についてからコンビニで買い求めたことを覚えています。さすがにこのような企画はもうでてこないでしょうが、もし再び日本でワールドカップが開かれたなら、サッカーダイジェスト編集部は、この企画を復活させるのかもしれません。
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ワールドカップまで70日を切る

2010-04-05 01:33:37 | 日記
 ワールドカップまで残り70日を切り、本屋さんのスポーツコーナーでは、観戦ガイドと選手名鑑が多く見られるようになりました。僕もテレビスケジュール付きの選手名鑑を買って、日本代表の試合に合わせて休みが請求できたらと考えています。

 ただ選手名鑑は各国の代表選手23人が決定してから、本当の意味での選手名鑑が出てから買おうと考えています。今発売されている選手名鑑は、あくまで23人にエントリーされるであろう選手を、編集部がピックアップして掲載していますから、当然内容が変わってきます。興味がある方は、今出ている名鑑とワールドカップの直前に出版される名鑑を読み比べるのも面白いと思います。

 またワールドカップ中はガイドブックだけでなく、単行本に文庫、そして新書にいたるまでかなりの数のサッカー書籍が発売されます。
 僕は2002年と2006年のワールドカップの際、贔屓の書店の特設コーナーを注意深く観察してまわりましたが、その時見て以来新品でも中古でも全く見かけないサッカーの本が数多くあります。

 サッカーに限らず今本はすぐ絶版になることが多いようなので、気に入った書籍があればすぐに買い求めたほうが良いと思います。テレビやガイドでワールドカップを楽しみながら、強要としてもサッカーを楽しむという方法もあります。

 前回同様今回も時差の都合がありますが、ワールドカップの映像が「無料」で見られることは、僕にとってはありがたい限りです。日本が勝利する瞬間が見られるといいですね。
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