塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

エスパルスの小野を代表召集したらどうか

2010-04-13 20:42:49 | 日記
 僕は中村と遠藤のコンディションが来月になっても整わないようであれば、小野の召集を考えた方が良いと思います。岡田監督は4-2-3-1の「1」のポジションを岡崎に与えるでしょうから、エスパルスのホットラインが輝けば、日本の得点の機会が増えるはずです。

 小野は巧みなパスワークに加え、常に自分のポジションを試合中修正し続けることで、余分な体力を使わず、同時に相手の攻撃スペースを潰しています。またその朗らかな正確と明るい笑顔が、沈みがちな代表の空気を一掃してくれるかもしれません。

 しかも小野には2006年だけでなく、1998年と2002年のワールドカップを語れる、日本でも稀有な存在です。ワールドカップの勝利の味を知る男が代表に加われば、初戦のカメルーン戦前の心がまえや準備方法を、恐らく選出されるであろう長友や内田に教えてやれます。
 この経験に関しては2009年のアジアMVPの遠藤、そして欧州で名を馳せた中村と本田、そして長谷部にしても語る事はできません。

  現在の日本代表の中心人物の中で、韓日大会を肌で知っているのは稲本と楢崎だけです。彼らと小野は旧知の間柄ですし、仮に小野が加われば、稲本も楢崎も代表の空気を、明るく盛り上げやすい方向に持っていきやすくなると思うのです。本田のように「異端」と言われている選手も、そちらの方が疎外感は感じないでしょうしね。
 
 23名のワールドカップメンバーが決定するまでおよそ1ヶ月。
 僕は小野の召集を視野に入れても損は無いと感じていますが、岡田監督はどう捉えるでしょうか。
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中村の起用法について

2010-04-13 20:26:16 | 日記
 一部のスポーツ紙で、岡田監督がワールドカップの23名から中村俊輔を外すのではないかと騒がれています。もし中村が落選したなら、ある意味「英断」になるでしょうが、岡田監督からすれば英断ではなく、「勝つための選択」になるのでしょう。

 1998年の5月、岡田監督がカズをワールドカップ本戦に召集しないことが判明し、日本中のサッカーファンが監督の決断に驚き、議論しました。
 今振り返ればカズから中田英寿へと、代表のアイコンが移り変わる節目となりましたが、今回仮に中村が落選すれば、12年前と同様に中村から本田へと、日本の顔が変化する機会へとなるのでしょう。

 ただ1998年のカズ落選が、城1人に「エース」という重圧を与えてしまったように、仮に中村が落選すればむしろ遠藤に、不必要な重圧が流れてしまう可能性があります。しかも遠藤自身が本来のコンディションを保てていないのですから、僕は中村を落とすことは、日本にとって得策でないと判断します。

 僕は中村を流れを変えるための「ジョーカー」として起用すれば良いと考えます。
 本田を軸に、玉田や石川といったドリブルで相手に突っかかっていき、ファウルを誘うプレイや低い弾道のシュートなど、縦に速いサッカーを心がければ、以外に日本は点がとれるかもしれません。
 もしFKが貰えたなら、本田と遠藤が担い手としてピッチ上にいるでしょうしね。

 しかしリードされた場合や、岡田監督が先発とタイプが異なる選手を投入し流れを変えたいと思うとき、中村の存在が光ると思います。

 抜群のキープ力に加え、日本で最も世界で顔が知られている選手の1人を、相手がフリーにすることは考えられません。中村にマークが集中すれば、日本にフリーの選手が生まれる形になりますし、サイドからの質のいいクロスボールも期待できます。

 僕のこの提案は、中村が先発から外れることを意味しますが、逆に相手に疲れが見えてきた後半に、ドリブラーを投入するという手もあります。
 岡田監督が交代枠3をどう捉えているかは未知の部分がありますが、中村を落とすことは日本の攻撃の選択を狭めるような気がしてなりません。
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