塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

故障する選手 故障しない選手

2010-04-04 00:36:44 | 日記
 どうしてスティーブン・ジェラードやフェルナンド・トーレスは、すぐに怪我をしてしまうのでしょうか?その一方でハビエル・サネッティやフランク・ランパードのように、常に健康を維持しクラブでも代表でも重宝される選手がいるのは何故なのでしょうか?

 例えば2008-09シーズン、リバプールは今挙げた主力ふたりが常に健康を維持していたなら、プレミアリーグに名称が変更して以来、決して手に入れることの出来なかったリーグ優勝を味わえたと思うのです。(優勝はユナイテッド)

 サッカー選手に限らず、人間の筋力や骨格は異なって当然ですから、怪我をしやすい、怪我に強いという性質は先天的な物かもしれませんが、やはりサッカー選手はピッチ上での働きが認められて、はじめてプロと呼べるようになるわけですしね。

 もし僕がサッカー監督ならば、力は凡庸でも健康体で常にピッチに送り出せる選手を起用すると思います。サッカーの交代枠は3しかありませんし、ヒディンクやベニテスのように、試合中でも柔軟な選手交代や戦術変更ができる監督の方が「稀」なのは言うまでもありませんし、現在の過密日程を考えたなら、スモールクラブだろうがビッグクラブだろうが、毎年のように故障して戦列を離れる選手が在籍していたなら、正直どんなに能力が秀でていても、戦力として考えるのはますます難しくなってゆくと思います。

 「無事これ名馬なり」という言葉は、まさに現代のサッカー選手にとって不可欠の言葉だと思います。
コメント
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