バイエルンとリバプールの新作ジャージが公表される

　先日のブログでチェルシーの２０１１シーズンジャージが公表されたことをお話しましたが、「フットボール・パーク」では昨日より、バイエルンとリバプールの新作ジャージも披露しています。どうやらアディダスは自らがサポートするビッグクラブ、メガクラブの２０１１シーズンジャージを今シーズン中にどんどん発表するようですから、近日中にマルセイユとミラン、そしてレアルのジャージも解禁になるかもしれません。

　まずバイエルンで赤に白のストライプのデザインになりました。
　リベリとトニを獲得した２００７－０８シーズン、バイエルンは赤と白のボーダーの形となり、アディダスは思い切ったことをしたと当時は思いましたが、配色が変わらないせいか、このストライプ柄に違和感はありませんね。
　
　一方のリバプールですが、胸の冠スポンサーがおなじみの「カールスバーグ」から、「スタンダード・チャータード銀行」に変更になりました。
　この背景には先日オーナーシップを手放した、ジレットとヒックス両氏の退任が大きく関与しているのかもしれません。

　しかし夏と冬のどちらの移籍期間でも常に大型補強の必要性を訴えるベニテスがベンチに留まり続ける限り、リバプールのオーナーは大変でしょうね。
　冬の移籍市場を奔走することは、夏の移籍市場でベニテスが失敗したことを意味し、同時にクラブの抱える選手達に、何らかのアクシデントが発生していると考えてよいからです。

　大型補強というのは、バイエルンのように普段借金経営とは無関係のクラブが、自身のスタイルを投げ打ってまで大金を市場に投じるから、ファンはフロントに大きな拍手を贈るわけですから、リバプールの補強方法は既にファンもフロントも麻痺状態にあるのではないでしょうか。

　今回の新作は「テックフィット」モデルも市販されますから、関心のある方は購入を検討するのも面白いと言えそうです。