塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルセロナ、カンプノウでアーセナルを粉砕!!

2010-04-08 00:50:00 | 日記
 正直開いた口が塞がりませんでした。まさにリオネル・メッシ恐るべしというところでしょうか。昨シーズンはバイエルン・ミュンヘンが、そして今季はアーセナルがカンプ・ノウで蹂躙され、粉々に砕け散りました。今のバルセロナを止める術はあるのでしょうか。

 アーセナルはレアル・マドリーのように、クラブの不振を監督の解任と選手の入れ替えで賄ってきたわけではありません。ベンゲル就任以降若手の育成とベテランの放出を軸に、将来設計を怠らない形でクラブを成長させてきました。当然1996年以降アーセナルのベンチに座った指揮官はベンゲルただ1人です。

 つまりこれだけ長期的なスパンでクラブを作り上げ、2003-04シーズンにはプレミアで「無敗優勝」を達成した」アーセナルですら、メッシひとりの常識の範疇におさまらない活躍の前に敗れ去ったわけです。

 近年のアーセナルはベルカンプにアンリ、そしてヴィエイラという真のビッグネームが次々と去り、クラブ唯一の真のワールドクラスであるセスクにも移籍の噂が耐えません。
 それでもベンゲルの戦術が浸透し、デニウソンやサーニャ、ロシツキーが満足のいく活躍を見せても、卓越した「個」の前になす術もなく敗れ去る。

 この出来事を前に僕は背筋が寒くなりますね。少なくともこの試合バルセロナは、前線の基準点となるイブラヒモビッチは出場していませんしね。

 僕らは今後世に名を残す偉大なクラブの足跡を、懸命に追いかけているのかもしれません。バルセロナのファンは今でもクライフが率いた「ドリームチーム」にシンパシーを感じていますが、サッカーの質と娯楽性を考えるなら、今のバルセロナも負けていないと思います。

 レアルのファンにとって悪夢の話である
 「ベルナベウでのバルセロナの欧州王者としての戴冠」が現実味を増してきた事は確かと言えます。
コメント
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