塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

北信越リーグ長野パルセイロ対上田ジェンシャン(2)

2010-04-24 18:43:26 | 日記
 さて肝心の試合の方はと言いますと、5-0のスコアでパルセイロの勝利に終わりました。
 
 パルセイロは最終ラインから丁寧にボールを繋げていこうという姿勢が徹底されていた点と、トップ下起用された背番号10の宇野沢と両サイドからの折り返しから、多くの得点の機会が得られた事が、今日の試合の収穫だったと思います。

 北信越リーグは第3節が終了し、パルセイロは得点15に対し失点は0ですから、得失点差はプラス15になりますから、序盤戦から大きなアドバンテージを得ています。開幕前から今季の北信越リーグは、パルセイロとジャパン・サッカーカレッジの一騎打ちと予想されていましたが、パルセイロがこのまま調子を維持できれば、2008シーズン以来の優勝も見えてくるはずです。

 ただ今日は寒かったですね。
 出かける前は太陽が顔を覗かせていたんですが、試合中は雲に隠れてしまい非常に肌寒かったです。持参したおにぎりを食べおなかを満たした後は、立って体を揺すりながら最後まで観戦していました。

 中には薄手のダウンや暖かい飲み物を持参している方達もいて、まだまだ本格的な暖かさは先なんだな。とつくづく感じました。

 皮肉な事に試合終了後から再び太陽が顔を覗かせるようになり、残念に思いました。実際試合終了後選手が挨拶に来る前に、寒さに耐えられない多くのファンが、ゲートの方に向かってしまったのです。僕も今日は防寒については甘い部分があったので、大いに反省しています。

 次回のパルセイロのホームゲームはは5月15日、夕方18時からサウスコス福井を迎えてのナイトゲームになります。僕は仕事で観戦できませんが、もしかすると上着の用意が必要かもしれません。
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北信越リーグ長野パルセイロ対上田ジェンシャン

2010-04-24 18:25:30 | 日記
 今日は予定通り北信越リーグの第3節、長野パルセイロ対上田ジェンシャンの試合を観戦してきました。2010シーズンの観戦は今日が初めてなのですが、2009シーズンと比較して、幾つかの変更点があったのでここに書き出してみます。

 1・薩川監督はスーツを着てベンチに座っていた。
 前任者のバドウはジャージやベンチコートで待機していたので、薩川監督もバドウと同じ服装で臨んでいるとばかり思っていたので驚きました。
 ただ日本に限らずサッカー監督の殆どはスーツ姿でベンチ入りしていますから、薩川監督の服装がむしろ標準なんですが驚いた事は確かです。

 2・シャトルバスからチケットが無くなった。
 昨年までシャトルバスを利用する際は、バス会社の方からチケットを買って乗車していましたが、今日はバスの中でお金のみを支払いました。つまり通常通りのバス利用と変わらなくなったわけです。

 3・会場ではパルセイロ・レディーズの皆さんがファンをお出迎え
 これも昨シーズンは無かった光景です。パルセイロ・レディースは今現在選手登録が15名と、非常に選手層が薄い為、随時練習生を募集しています。興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

 4・ファン・アトラクションの用意
 お子様向けのボールアトラクションが準備してありました。また昨年同様「選手にメッセ-ジを贈ろう」という企画も用意されていて、僕はGKの海野選手にメッセージを書いてきました。

 5・パルセイロの募金箱の設置
 「バロン様」というキャラクターの募金箱が用意されていて、僕も募金してきました。

 実は長野パルセイロは長野県の野球独立球団、「信濃グランセローズ」と業務提携を結んでいて、両者が共同で「ニコ・スポーツアカデミー」という講座も開設しています。
 グランセローズには「セロン様」という守護神がいまして、「バロン様」は「セロン様」にあやかってできたもののようです。(体の色が違うだけで、姿形はまったく一緒なので)

 ざっと振り返ってみるだけで、これだけの相違点が見つかりました。
 今年のパルセイロと意気込みの強さが伝わった1日でした。
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サッカーにおける絶対的な「個」の力

2010-04-24 01:13:13 | 日記
 それにしてもユナイテッド戦とリヨン戦でのアリエン・ロッベンの活躍は凄いですね。昨夏の大型補強で居場所がなくなりつつあったロッベンをかっさらったバイエルンのGMウリ・ヘーネスは、今頃自分の手腕に満足で一杯でしょうね。
 
 ジエゴがブレーメンからユヴェントスに移籍し、ブンデスリーガから名手がひとり去った後での加入でしたから、ロッベンの加入はバイエルンだけでなく、ブンデスリーガ全体の底上げに繋がったと言えます。もしロッベンの活躍が無ければ、ルート。ファンニステルローイが、ハンブルクに入団することも無かったかもしれません。

 ロッベンを見ていると、突出した個の存在がどれだけ有意義な存在なのかが一目でわかります。

 現在の非常に構築された守備を打破るには、「組織」という武器で戦うのではなく、「個人」という武器で戦わない限り活路が見えないということです。

 確かにロッベンは故障が多く、監督にとっては使いずらい駒ですし、交代枠を狭めてしまうかもいしれません。しかし彼がピッチに立てば彼1人で相手のプレスをかいくぐりシュートにまで持っていけますし、ロッベンにマーカーが集中することで、味方にフリーマンが生まれます。

 ロッベンを止める為には、時に退場を覚悟せざるを得ないタックルを仕掛けねばならない時もありますし、ボックスエリア周辺で倒してしまえば、バイエルンはFKかPKでの得点のチャンスがぐっと増えます。

 ロッベンに限らず絶対的な個の存在は、試合がこう着状態でどうにもならない時をはじめ、高度化した組織戦術を打破する上で、これからもかけがえの無い存在になってゆくはずです。
 今は選手の移籍が活発化していて、バルセロナのように美しいパスワークを武器に攻撃を構築することが難しくなっていくはずです。

 レアルの例は極端すぎますが、やはり個人技を軸に攻撃を構築するクラブには、個の力がまずます問われてくるでしょうし、スモールクラブにロッベンのような選手がいたなら、ジャイアント・キリングが増える可能性もあります。

 クロード・ピュエルは今全力で、ロッベンを止めるための策を練っていると思います。
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ジェレミー・トゥラランの退場について

2010-04-24 00:52:32 | 日記
 チャンピオンズ・リーグのもう一つの準決勝、バイエルン・ミュンヘン対リヨンは1-0でバイエルンの勝利に終わりました。そして昨日の信濃毎日新聞には、破れたリヨンの指揮官クロード・ピュエルの次の嘆き節が掲載されています。

 「狙っていたアウェーゴールが取れず、残念だ。」

 DFの選手に負傷者が相次ぎ、満足な最終ラインを組めなかったピュエルは、ある賭けに出ました。それは本来中盤の底が本職のジェレミー・トゥララン(便宜上ジェレミーを記します)を、最終ラインの選手として起用することでした。

 でも彼は本来の力を出し切れず、退場するはめになってしまいます。

 自分本来のポジションである中盤センターでの退場ならまだ自分を納得させられるかもしれませんが、「穴埋め」として起用された本職でないポジションでの退場は、ジェレミーに限らずどんな選手でも相当気落ちすると思います。
 
 しかも退場した場合は全世界で注目を集めている、チャンピオンズ・リーグの準決勝です。当然フランス国内でもテレビ中継はあったでしょうし、ホームのジェルランでの第2レグに、ジェレミーは出場すらできません。
 指揮官のピュエルはこの策をいつ選手に伝え、どれくらいの練習期間を設けたのかわかりませんが、僕がリヨンのファンならジェレミーを責める気にはなりません。

 選手の負傷が相次ぐという事は、まずピュエルのマネージメント、もしくはリヨンの医療体制に問題があるのかもしれませんし、負傷欠場した選手の食生活やトレーニング内容に改善点があるかもしれません。

 それらを顧みずジェレミーの退場に焦点を集めすぎる事は、健全な批判では無いと思うのです。

 それでも2003-04シーズンのモナコ以来の、フランス勢の決勝進出はまだ可能性が残されています。得失点の差はわずか「1」ですし、ジェルランにはフランク・リベリーが降り立つことはありません。(リベリも退場しましたしね)
 確かにロッベンの存在は脅威ですが、リヨンがマドリード行きの切符を手にしても、おかしなことはありません。

 ちなみにインターネットサイト「ゴール・コム」の採点で、リベリとジェレミーの採点は両者ともに「3・0」ラフプレイで退場したリベリはともかく、ジェレミーにとっては気の毒な一戦でした。
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