塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手のコンディションについて

2010-04-27 00:57:42 | 日記
 欧州各国リーグもクライマックスを迎えようとしています。
 その中でも疲労や接触プレイで、ワールドカップ出場が期待される選手達が戦線を離脱するようになりました。

 日本代表絡みですとレアルのオランダ代表のファン・デルファールトがそうですし、デンマーク代表GKのセーレンセンは右肘を脱臼し、ワールドカップ出場が危ぶまれています。

 こうしてみるとシーズン終了後満足な休息がとれないまま、代表キャンプに集合する欧州とアフリカの選手達よりも、代表の顔触れがほぼ国内組で形成される日本のほうが、体力面で不安を抱えないまま、ワールドカップを迎えられるような気がしてなりません。
 Jリーグは開幕してまだ1ヵ月半ですし、選手達は所属クラブの春季キャンプで、コンディションを整えてきています。

 もちろん中村のように故障をおして試合に出ている選手もいますし、稲本のように負傷で戦列を離れた選手もいます。日本の選手が皆健康体を維持しているわけではありませんが、それでも欧州リーグの激戦を潜り抜けてきた選手達と比較すれば、コンディションの維持は容易だと思います。

 2002年の韓日ワールドカップ、親善試合の韓国戦で大黒柱のジダンが負傷したフランスは、前回王者の面影なく無様な姿を晒してワールドカップから去りました。
 指揮官ロジェ・ルメールはジダン不在を想定し、エリック・キャリエールやヨアン・ミクーを、テストマッチで起用するリスク・マネージメントを行なってきたにも関わらず、フランス代表を立て直すことは出来ませんでした。

 今各国の代表監督は、主力が故障しないことを切に願っていると思います。それは岡田監督も同じです。
 ただ今述べてきたように、日本の選手が疲労から抜け出せないまま、ワールドカップを戦うリスクは少ないように思います。

 また南アフリカの6月は涼しいと聞いていますから、運動量で勝負する日本には天候も味方するかもしれません。
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