塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

岡田監督のサポート役が見えてこない

2010-04-17 19:58:23 | 日記
 現在の代表は岡田監督がひとり孤立しているように見えます。パートナーであるはずの大木氏や、犬飼サッカー協会会長が監督の代わりに現在の準備状況や、南アフリカワールドカップに観戦に行くファンの方への注意点を話すなどしたら良いと思います。

 犬飼会長が「私はこう言う理由で岡田監督を支持している。だからワールドカップ前に監督の交代はしない。」とか、大木氏が「現在の代表はこういう形でトレーニングをし、ベスト4進出に向けて準備は怠り無い。」など、メディアを通じてファンに説明をしたらいいと思うんです。
 今は岡田監督が完全に四面楚歌の状況ですから、ワールドカップの日本代表監督は岡田武史である以上、彼を盛り立てる役目がふたりにはあるはずです。

 トルシエの時にはフローラン・ダバディに山本昌邦、ジーコの時はエドゥが時にメディアに向けて、準備状況や選手選考に対して意見を伝えてくれました。今回の岡田監督の場合には、脇役が悪い意味で「脇役」となっていますよね。脇役といえど時には主役を休ませるため、自分が威風堂々とコメントを発しても問題は無いと思います。

 岡田監督が23名の選手を発表するのは5月10日と言われています。
 しかし今の状態が続くと、選手選考の前に岡田監督が病気で倒れてしまうかもしれません。ですから岡田監督を支える方達は、監督の体調を考慮しながら、実りある準備をして欲しいと思います。
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岡田監督の今の表情

2010-04-17 19:41:56 | 日記
 岡田監督が欧州視察に向かう前に、「本田と松井、長谷部の3人はボーダーラインの選手じゃない。」と、既に23名にワールドカップメンバーにカウントしているような発言をしてしまったそうです。

 残念ですが軽はずみな発言になってしまいました。岡田監督は招集確定という意味合いではなく、空港で報道陣に囲まれ現在の召集に対するコメントを求められたため、このような発言になったのでしょうが、代表候補の選手達からしたら、しんどい発言ですね。

 記者からの質問をユーモアやシニカルを含んだ発言で煙に巻けないのは、岡田監督が切羽詰っている気持ちから逃れられないからでしょう。
 東アジア選手権以降続く悪い流れが断ち切れていない事が、先日のセルビア戦で改めて露呈しまっただけでなく、監督自身が就任以降の自分の姿を思い返して、「あれをしておくべきだった」「こういう強化の方法もあったのでは。」と思い悩みながら、欧州への視察に向かったのだと思います。

 視察する3選手がまるで日本の救世主かのように。

 僕が前回のブログで「うぶぼれ」という言葉を用いたのは、うぬぼれがあればもっと巧いコメントを報道陣に伝えられたでしょうし、今回イタリアには向かわない為、既に森本を選考外にしているのではという報道陣の憶測にも、自身の考えを伝える良い機会になったと思うからです。

 僕も仕事で自信を失った事は幾度となくあります。そういう時に人間の心情は、どうしても暗くなりがちですし、自分の行動全てを否定したくなります。
 ですから岡田監督が欧州視察から帰ってきたなら、批判を浴びることを承知の上で、休暇をとる、好きなことをしてリフレッシュする時間をつくるべきだと思います。

 指導者の覇気の無さは、選手やファンにも伝播してしまいます。でも指揮官が自身の漲った顔をしていたら。選手とファンは安心しますよね。

 例えば前回のワールドカップでオーストラリアの選手達は、誰もが逞しい表情をしていましたし、サッカーが同国ではラグビーの後塵を拝しているなんて、考えてもいなかったはずです。
 それはヒディンクの表情が常に自信に溢れていたからでしょう。ですから初戦の日本戦が、彼らにとって32年ぶりのワールドカップという不安要素にはならなかった。

 指揮官の表情は同国の代表の精神状態を現しているといっても大袈裟ではないと思います。
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うぬぼれという自意識

2010-04-17 19:26:01 | 日記
 僕は「小心者」な方で、仕事で新しいことを命じられるとそれだけで緊張してきます。緊張しない人間などこの世に存在しないと思いますが、もう少し神経が図太ければ良かったのに、と思う事は良くあります。
 
 そんな小心者のくせに、僕自身は「サッカーに関する知識」と「自分の服装」に関しては自信があるんですね。極端は言い方をすれば「うぬぼれ」と言ってもいいと思います。
 サッカーとファッションは僕が高校生の同じ時期に興味を持ったので、17年近く関心を抱き続けている形になります。服装の趣味は学生時代と今では異なる部分がありますが、どちらにも「飽きる」という感覚を覚えたことは無いんです。

 ですから服装(ファッション)とサッカーに関しては、僕が死ぬまでつきあってゆく形になりますし、もし何らかの形で興味を失っても、最終的には興味は戻ってくると考えています。

 ですから岡田監督も代表選手達も、「うぬぼれ」を持ったらどうかと思います。
 うぬぶれが強すぎると相手に対する敬意がなくなり、墓穴を掘る可能性が高くなりますが、必要最低限のうぶぼれは自分自身に自信を与えられますし、極度の緊張状態から体を解放することもできます。

 野球や柔道なような日本のお家芸のスポーツでも、監督と選手達は決して傲慢な態度を取らず、真摯な態度で試合に臨みます。
 でもサッカーのように日本のレベルが世界基準から程遠く、以前にも増して情報収集の重要性が増している今、去勢でも構わないので「俺たちは最高のサッカーをしている」と自分の気持ちを高められれば、その精神が相手に伝播して日本が有利に試合を運べるかもしれません。

 謙譲の美徳は日本社会が生み出した非常に美しい意識です。
 でもその精神から時には逸脱し、「相手は凄い。だが日本はもっと凄い!!」という意識を、自分たちに植え付ける事も、時には必要だと思います。
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