塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2010シーズンのバロンドールはリオネル・メッシの手に

2011-01-12 11:50:35 | 日記
 2010シーズンのバロンドールは、バルセロナのリオネル・メッシの頭上に輝き
ました。

 メッシの日々の努力に対し、僕は拍手と敬意を贈りたいと思います。

 インテルファンの僕としては、ウエズリー・スナイデルがバロンドールに輝いても
おかしくないと思いますし、事実彼がバロンドール候補の上位3選手から漏れたこと
は、不可思議であると思われました。

 穿った見方をすれば、

 「多国籍」

 のクラブの象徴であるインテルの選手よりも

 「カンテラ」「育成」

 の代名詞であるバルセロナ選手がバロンドールに輝いた方が、これからのサッカー界に
とって都合が良いと考えたのかもしれません。

 赤字クラブの撲滅には、「育成」が重要な要素になることは間違いありませんからね。

 でも僕たちは簡単に育成という言葉を使いますが、サッカーの世界でこれほど困難な仕事
はないと思います。

 作物が天候不良で不作の時があるように、育成だって思うようにならない時があります。

 それは選手自身が生まれつき持つ「資質」に左右されるでしょうし、他のクラブとの競合
に破れ、目ぼしい選手が思うように集まらない時もあるはずです。

 でも僕らが勘違いしてはならないのは

 「優れた育成機関であるバルセロナでも、メッシやイニエスタは毎年生まれない事」
 「彼らのほか、シャビやペドロのようにクラブと代表の両方で活躍できる選手のほうが
  稀であること。」

 そして何より

 「バルセロナも育成や戦力の弱点を補うために、外国籍の選手の力を借りてきたこと」

 この点を忘れてはならないと思います。

 しかしバルセロナの育成方針がずば抜けて素晴らしいのは確かですし、どの時代も一貫した
戦術を守り通しているからこそ、バルセロナは世界中にファンを持つのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本田は焦りを感じてはいないか

2011-01-12 01:15:56 | 日記
 これは単なる僕の推測ですが、本田は何か焦っているように見えます。

 もし彼が焦りを感じているなら、その要因は何かと言いますと

 「彼が代表でワールドカップ以降、得点を決めていない。」
 「自分が定めた目標を果たしていないから。」

 この2点にあると思います。

 本田はCSKAモスクワでも日本代表でも、自分の仕事はゴールを奪う事。それのみに
生きています。ですから韓国戦の終了間際ゴールを奪えなかったことを反省し、またヨル
ダン戦では途中交代の憂き目にあったことを苦痛に感じているわけです。

 やはり攻撃の選手にとって

 「ゴールを奪う事は至上命題」

 である事がわかります。

 昨年末のテレビ朝日が報道した彼の特別番組を思い出すと、彼自身の構想、本田は今年
25歳になりますが、既に3大リーグのいずれかでプレイしていたはずなんです。

 でも現実の彼はロシアリーグの選手であり、本田の言葉を借りれば

 「特別な選手」

 ではないから、本職ではない4-2-3-1の「2」の位置でプレイしている事になる。

 恐らく本田自身、自分が思い描く目標に到達できていない自分が、どこか情けなく感じ
ているのかもしれません。

 でも大きなお世話ですが、

 「階段は1歩ずつ落ち着いて登ったらいい」

 そう伝えたいですね。

 まず移籍するにはクラブ同士の合意が必要ですし、自分の思い通りに話が進むとは限り
ません。選手はクラブの財産ですから、安売りしないのはある意味当然です。

 またゴールもきっと生まれます。メッシやイブラヒモビッチなど、代表でクラブほど得点
に恵まれていなくとも、彼らは堂々とピッチにたっています。

 本田には
 
 「ゴールの機会が必ず巡ってくるし、目標は幾らでも修正が効くよ。」

 そう伝えられたら良いのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パルセイロJリーグへの準加盟を断念

2011-01-12 01:03:31 | 日記
 長野パルセイロは2011シーズンのJリーグ準加盟を見送りました。

 11日の信濃毎日新聞16面によると、町田善行運営統括部長は既に残留が決定して
いる選手たちには、この点を理解してもらったうえで契約を更新した。と応じています
から、選手達に焦りは無いと思います。

 やはりハード面、特にスタジアム問題が解決しないことには、どんなに選手が頑張っても
J2への昇格は難しいですね。

 でもこの16面で

 「準備整えてから」

 と見出しに掲げられているように、昇格に向けて不可欠な準備をできる物からどんどん
行っていけばいいと思います。

 僕がパルセイロに「プロ」のクラブとして期待することは

 「裏方の人間を大切にして欲しい。給料を含む手当てを弾んで欲しい。」

 というものです。

 プロサッカーは「興行」である以上、主役は選手ですし彼らが拙い動きしか見せられない
なら、批判を受け入れなくてはいけません。

 でも天候や過密日程の影響で、どうしても体が動かないときもありますし、監督が布陣や
交代で手を売っても、状況が空回りする時もあるでしょう。

 でも裏方の仕事はそうではありません。

 例えば

 清掃担当の方はスタジアムの通路やトイレを清掃する
 グラウンドキーパーは常に芝の状態を把握する。

 こうした裏方の地道な作業を僕らは忘れてしまいがちですが、彼らが懸命に働くからこそ
選手も僕たちも試合に安心して臨めるわけです。

 でも裏方の仕事はなかなかスポットライトがあたりませんし、給料もさほど多くはないの
かもしれない。

 パルセイロにはそんな陰で働く人々を讃えるクラブであって欲しいと願っています。

 パルセイロはポルトガルで「友愛」を意味します。

 クラブの事務所、スタジアムいずれの場所でも安心して従業員が働ける環境を築いて欲しい
と思いますし、僕達ファンも裏方の皆さんに存在を忘れてはいけませんね。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする