塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レッズ、失われた3年

2011-12-16 23:34:22 | 日記
 僕は「欧州サッカー批評」のメンヘングランドバッハの項目に記されていた

 「失われた10年」

 というタイトルを読んで、僕の頭に浮かんだのは浦和レッズでした。

 もし来季ペトロビッチ監督がレッズを浮上させたなら、再び魅力的なサッカーでファンが
戻ってくるかもしれません。

 しかしホルガー・オジェックを2008年に解任してから今季で3年。

 その間に就任した指揮官はエンゲルス、フィンケ、ペトロビッチ、そして堀の4名に
上ります。
 
 失われた10年は言いすぎでも、「失われた3年」は間違いなく存在します。

 メンヘングランドバッハとレッズの共通点と言いますと

 1・どちらも国内屈指の名門である。
 2.前者は1970年代に、後者は2000年代中期にそれぞれ黄金期を築いた

 という点が挙げられますが、残念ながら

 3・どちらも低迷期には監督交代が頻繁に行われた。

 事も共通項なんです。

 僕はレッズの監督交代劇しか見ていませんが、やはり行き当たりばったりの印象は拭え
ません。

 部外者の僕ですらそうなのですから、熱心なファンはより辛らつに交代劇を見つめてき
たはずです。

 この2クラブを見ていると

 「ビジョンを描く事の難しさ」

 が改めて理解できます。

 橋本社長はやはりこの点の説明を、ファンの方に改めて伝える必要があります。

 そうでなくては監督交代の意味がありませんし、原口やエスクデロなど若手を引き止める
ことすら難しくなるはずです。
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偵察の大切さ、スカウト網の整備

2011-12-16 23:26:11 | 日記
 僕は近眼で眼鏡が手放せません。

 お正月が開けたら新調しようと思い、今眼鏡屋を幾つか見て回って自分の顔立ちに合う
眼鏡を探しています。

 僕は衣類や本も、その場ですぐお金を払わず、

 「偵察」

 してからお金を払うことが多いですね。

 本は注文できるものや他店で在庫が豊富な時もありますし、焦って買うと結局手放して
しまいかねません。

 確かサッカー・ダイジェストだったと思いますが、柏レイソルはレアンドロ・ドミンゲ
スの動向を7年から8年にも渡って追いかけ、契約を交わしたそうです。

 その月日を考えると、彼のJ1MVPは妥当な結果に思えますし、それだ家の配慮を
行ったレイソルの首脳陣もおおいに評価すべきです。

 今僕は双葉社から刊行されている

 「欧州サッカー批評」

 の2巻を読んでいる最中ですが、2本以上にクラブ間の差が存在する欧州では、スカウト
の役割と選手補強が

 「1部残留」

 に向けてより重要な要素となっていることがわかります。

 この巻ではスペインのセビージャやレバンテ、ドイツのボルシア・メンヘングラドバッハ
などが登場しますが、やはり長期的な視野に立っての

 「借金返済を含むクラブ運営と強化」

 が成されています。

 お金があれば何でもできる時代は終わり、今まで以上に厳しい環境が欧州でも日本でも
繰りひろげられる形になりそうです。
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レイソル、3位決定戦はアル・サドと

2011-12-16 01:52:24 | 日記
 クラブ・ワールドカップの3位決定戦は、

 「柏レイソルVSアル・ガラファ」

 という、アジア勢同士の対決となりました。

 昨年マゼンベがインテルなシオナルを破って決勝に進出したことは、やはり特例と言え
そうです。

 レイソルとしては今月3日にJ1で優勝して以来、慌しいスケジュールをこなしながら
のクラブ・ワールドカップ参加となりました。

 リーグ終了後、既に3試合を消化しているわけですから、選手達は疲労困憊かもしれ
ませんが、心のどこかでは

 「充実感」

 も味わっているでしょうね。

 レイソルのクラブ・ワールドカップ出場は、次の点で僕たちに課題を残しました。

 1・開催国枠としてJのクラブが出場した際の準備期間の短さ
 2・もし天皇杯を勝ち残っていたならば、その際のスケジュールはどうなるのか

 という2点になります。

 ネルシーニョ監督の本音を言えば、選手達がテレビ出演をして優勝報告するのは後回し
にして、まず

 「ゆっくり休息をとらせる」
 「その後にスカウティングを含む、クラブ・ワールドカップの準備」

 といきたかったのかもしれませんが、やはり難しいですね。

 少なくともホームの柏市とファンへの優勝報告は不可欠ですし、スポンサー筋への挨拶
もあったでしょうから。

 ちなみにヨネックスは、クラブ・ワールドカップに向けて

 「急ピッチ」
  
 で袖に日の丸が縫いつけられた黄色のジャージを作成する形になりましたが、彼らと
日立にしても、クラブ・ワールドカップは最高の舞台になりましたね。
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