塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

天皇杯決勝、それは選手の矜持

2011-12-04 21:48:33 | 日記
 今日仕事の帰りにケンタッキーでコーヒーを飲みました。

 12月に入り、ケンタッキーではクリスマス用のチキンの予約が随分舞い込んでいる
模様です。

 クリスマスに休めないのは僕も同様ですが、仕事が終われば僕もお客なわけですから、
お互い健康に過ごせたら良いと思いました。

 クリスマスや正月のように、大変な

 「混雑」

 の時は、買う側であるお客のゆとりある行動が、従業員の仕事を救うことを知っている
ので、僕は事前に買い物を済ませるか、本を携帯しお腹を満たしてから買い物にでかけ
ます。

 客商売である以上、この時期働くのは「矜持」でもありますが、それは天皇杯に挑む
選手達も同じ気持ちでしょうか。

 大晦日と元日休めないことは、父親としては心苦しいでしょうね。

 お子さんが小さければ尚更で、家族団欒も出来ず自分はホテルで元日決戦に向けて準備
をしているわけですから。

 だからこそ

 「プライド」

 を賭けた戦いになりますし、選ばれし者だけが戦える一戦、それが元日の天皇杯決勝だ
ったわけです。

 その元日決戦も、その役目を終えようとしています。

 今後天皇杯がリーグ戦とナビスコカップとどのような形で両立するか未確定ですが、方式
が変更しても、選手が誇りを持てる戦いの場であって欲しいと思います。
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J2とJ1、その間にある溝

2011-12-04 21:36:10 | 日記
 J1から降格したクラブを率いる監督は、

 「J2仕様の戦い方をするか、それとも昇格を見据えた戦い方をするか。」

 の狭間で思い悩むようです。

 例えばヴェルディで指揮を執ったラモス氏も、J2降格当時は自身が一番納得できる
4-4-2の布陣を敷きました。

 しかしJ2の現状を踏まえると、3-5-2の方が適していると判断すると、潔く布陣
の変更を認めます。

 J2は技術よりも、走力や体力を前面の押し出す為、守備ブロックを構築して守備の
意識を高めた方が、勝ち点を得やすいんですね。

 恐らくレイソルがJ2とJ1の

 「2階級制覇」

 を成し遂げたのは、ネルシーニョ監督が昨シーズンから、

 「J1昇格後も苦労しないサッカー」

 を、選手に植え付けることを怠らなかった為でしょうし、何より指揮官がJリーグ時代
を含むJ1の存在を肌身で知っていたことが、非常に大きいと思います。

 つまりレイソルは、昨年も今季もベースとなる部分を変えていなかったからこそ、優勝
という最高の結果を手に出来たのでしょう。

 ヴァンフォーレは城福新監督の下で再起を図ろうとしていますが、新監督は果たしてどの
ような形で戦いに挑むのか、注目が集まるでしょう。
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ハーフナーの声の裏に潜むもの

2011-12-04 21:27:46 | 日記
 1年でJ2に逆戻りするヴァンフォーレですが、最終戦終了後、ハーフナー・マイクが
クラブ批判ともとれる発言を行った模様です。

 エースとして忸怩たる思いがあるのは当然ですね。

 しかも明と暗のコントラストが描かれています。

 彼が語ったように、昇格クラブが王者に輝き一方は降格の憂き目にあった。

 ハーフナーでなくとも、シーズン開幕前の選手補強と三浦監督の招聘に関して口出しし
たいファンも多いでしょう。

 僕はそれだけJ1とJ2の違いが、如実に現れた結果だと思います。

 J1はJ2と比較した際、当然

 「選手の技術力」
 「戦術の浸透度」

 で上回ります。

 ですからヴァンフォーレに限らず、昇格クラブが大型補強に走るのはその為です。

 つまり、J2仕様からJ1仕様に

 「リニューアル」

 しなけれれば、目標である残留が果たせないと、関係者は考えるのです。

 ヴァンフォーレが三浦監督を招聘したのは、やはり不用意な失点が命取りになることを、
前回の降格の際に思い知った為でしょう。

 つまり守備を整備し失点を減らす。そして攻撃のヴァリエーションを増やす。

 こうしたJ1仕様に変貌を遂げようとした事が、逆に災いしたのかもしれません。

 そうでなくては、三浦監督をシーズン半ばで解任することは無かったでしょうし、エース
のクラブ批判も生じなかったでしょう。
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