塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ダヴィ、ヴァンフォーレからアントラーズへ

2013-01-04 23:37:14 | 日記
 アントラーズがダヴィを獲得したことは、リーグ制覇を巻き返す大きな要因になり得ます。

 セルジオ越後氏がは

 「フロンターレはジュニーニョとの契約を見送ったけど、彼らは彼の能力を見限ったんだ。」

 と言うような事を述べていましたが、確かにこの補強はお茶を濁す形で終わりお世辞にも戦力の上積みとは言えない
ものです。

 アントラーズ自体がジョルジーニョが導入した菱形の4-4-2に上手く馴染めなかったことも事実ですが、ジュニー
ニョにとっては悔しいシーズンだったと思います。

 ダヴィの獲得の一方で興ろきのレッズ移籍も決定しました。

 この移籍はきっとアントラーズ首脳陣が

 「興呂きの穴は大迫で問題ない、彼は十分主力としての自覚を持っている」

 と判断したためでしょう。

 昨年も田代がヴィッセルに移籍しましたが、その穴はジュニーニョと大迫、そして興ろきで万全と判断したのでしょう
し、トニーニョ・セレーゾはアントラーズ伝統の4-4-2を踏襲するでしょうから、昨年開幕当時の

 「違和感」

 はキャンプの段階から拭えるはずです。

 アントラーズはイタリアで言えばユヴェントスのようなもので、リーグ優勝は屈指の数を誇るものの、アジアでの戦績
がさほどではありません。

 チャンピオンズ・リーグを経験しているレッズとせんsりょくガンバとは、この点だけが成績で見劣りします。

 そのレッズも戦力補強に余念がありません。

 アントラーズとレッズがリーグを盛り上げる形になれば、つられる形で観客動員も大幅に増える可能性が他界ですね。
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サッカーをスポンサードすることの意味

2013-01-04 01:40:45 | 日記
 ソフトバンクの孫社長がホークスを熱心に支援していることは有名です。

 もし孫氏が同じ程度の金額をアビスパに出資すれば、財政面では日本屈指のJクラブが誕生しますが、資金豊富なクラ
ブが優れた成績を得られるとは限りません。

 サンガ(京セラ)、ヴィッセル(楽天)がその代表例でしょうか。

 それにしてもどうして孫氏はサッカーでは無く野球に投資しているのでしょうか?

 韓国を代表する企業サムスンがチェルシーをスポンサードしていることは、胸を見れば一目でわかりますし、獲得は困難
でしょうが世界最高FWと言われる

 「ラダメル・ファルカオ」

 がロンドンにやってきたならば、サムスンは何もしなくとも選手が勝ってに自社を宣伝してくれます。

 新入団選手は必ず入団会見でジャージに袖を通しますから、テレビカメラを通じでサムスンの名が世界中に打電されるわ
けです。

 一方の野球はアメリカ、日本、韓国と台湾というように、非常に限られた国にしかプロリーグがありません。

 パナマやべネズエラ、そしてドミニカなど中南米の国々で野球は盛んですが、彼らはプロリーグを持たないため、必然的
に米国を目指す形になります。

 市場の大きさを踏まえれば、どう考えても野球よりもサッカーの方が魅力的に思えますが、孫氏にはきっと彼なりの方法
が既に出来上がっているのでしょう。

 その一方で

 「南米で唯一野球が盛ん」

 と揶揄されてきたベネズエラも近年急激に代表の力が上昇し、米国国内ではMLSの平均観客動員がNBAを超えたと囁か
れています。

 今後もサッカーをスポンサードする企業は多岐にわたるでしょうが、日本でも大型企業の動向に注目が集まるはずです。
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様々な角度から比較すること

2013-01-04 01:30:03 | 日記
 先ほどまで僕はテレビ朝日で放送された特番を楽しんで大笑いしていました。

 それは徹底比較討論を軸に

 1・名古屋と福岡、東京と大阪に次ぐ都市はどちらか
 2・巻頭芸人と関西芸人、よりテレビで見たいのはどちら

 というもので、どちらにも良い面と悪い面はあるものなので、一概に結果を求めるわけにもいかないのですが。

 サッカーを観点とすれば、「1」に関しては間違いなく名古屋に軍配があがります。

 その内容と言えば

 「Fリーグの代名詞、名古屋オーシャンズの存在」
 「グランパスエイトはJ2降格を経験しておらず、リーグと天皇杯で優勝経験がある」

 というもので、代表にもアビスパよりはグランパスの方が多く選手を輩出しているはずです。

 グランパスにも問題が無かったわけではありません。

 ピクシーが就任するまで監督はフェルフォーセン(オランダ)、ジョアン・カルロス、ネルシーニョ(ブラジル)
田中孝司と、目まぐるしく変わってきましたし、

 「万年中位」

 と揶揄されもしました。

 しかしピクシーという切り札を切って以降は、2010年遂にリーグ優勝を成し遂げましたし、マンネリと言われ
ながらも、かつてのように安易な監督交代に踏み切っていない点は評価できます。

 アビスパがヨーヨークラブという形に留まっているのは、ピクシーのような

 「絶対的存在」

 が過去も現在もクラブ内に存在しなかった為でしょうか。

 サッカーはプロ野球と異なり、年俸総額や選手層が必ずしも成績に反映されるわけではありません。

 ですからアビスパにも当然巻き返しは可能ですし、グランパスがJ2に降格しピクシーと袂を分かつ可能性がある
事も事実なのですが。
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五輪招致、Jクラブの強化

2013-01-04 01:19:45 | 日記
 都知事が交代しても、東京都が2020年の五輪に名乗り出ている事実は変わりません。

 これはあくまで僕の考えですが、東京に五輪を招致するよりも東京ヴェルディ、FC東京のいずれかがJ1の代名詞
となり、リーグとチャンピオンズ・リーグで好成績を残す方が、よほど都の

 「知名度向上と集客」

 に繋がると思います。

 ロンドン五輪を見てもわかるように、五輪開催地はパラリンピックの開催地でもありますし、ボランティアや運営に
携わった方は生涯体験できないであろう、貴重な時間を得たはずです。

 また観光客はロンドンの街並み、文化遺産を楽しむことが出来、経済効果も非常に高かったと思います。

 その一方で五輪は4年に1度しか行われず、五輪施設の建設に反対する方もいます。

 日本が2002年のワールドカップで建設したスタジアムが、どうも具合が悪いと叫ばれているように、一度建てた
建造物は開催以後の点を踏まえない限り、完全に

 「無用の長物」

 と化してしまいます。

 サッカーは当然毎年リーグ戦がありますし、並行してカップ戦と代表戦が行われます。

 東京都がふたつのクラブいずれかに肩入れすることはできません。

 ただヴェルディとFC東京が日本代表、五輪代表に選手を供給し、チャンピオンズ・リーグやスルガ・バンクカップ
のような国際舞台で毎年戦う自力があれば、首都の

 「面目躍如」

 となりえると感じます。

 欧州でも各国の首都には知名度の高いクラブがひしめいており、ロンドンはその代表格です。

 今PSGが必至に補強を行っているのも、パリが今までサッカーが文化的側面を担う場面が少なく、強化策が継続し
て行われなかったためです。

 ヴェルディはFC東京よりも観客動員とリーグのカテゴリーで苦戦していますが、同じ土俵で戦う日が早く来ると
良いですね。

 パリにはかつて「ラシン・パリ」がありましたが、消滅してしまいましたからフランスはひとつの重要なダービー
をみすみす失ってしまった格好です。
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