塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロ、2013シーズン開幕はホームで

2013-01-20 23:15:54 | 日記
 長野パルセイロの2013シーズンは3月10日、SC相模原を迎えての一戦です。

 試合開始は13時からですが、気になるのは試合会場が「長野県内」とされている点で、既に南長野運動公園の改修を
視野にいれているのでしょうか?

 実はSC相模原はカズに入団交渉を持ちかけていたことを、先日のナンバーが報道するまで全く知りませんでした。

 もしカズがこの移籍を決断していたならば、現在に至るまで日本サッカーを牽引してきた存在を目の当たりにできまし
たが、僕はカズの決断を尊重しますし、何よりカズがいては正確に計れないものがあります。

 それは

 「観客動員」

 についてです。

 昨年の終盤戦から目を見張る形で増加した観客動員が、正直どんな理由で増えたのか僕は見当がつかないのです。

 薩川前監督の退任が影響しているのか、それとも改修が決定したスタジアムに何らかのノスタルジーが感じられる為な
のか。

 理由は個人によって異なりますが、あの4000人台の観客は年を越えても継続的に入るようであれば、

 「税金投入でそんな事をしなくとも」

 と訝しがる方の不安を解消できると思います。

 訝しがっている方の多くはクラブにもっと情報を開示して欲しいと思うはずですし、それは最もな意見です。

 同時にその方たちにも試合を観戦して欲しいとも思います。

 自分でシャトルに乗り、切符を買い、スタジアムで飲食をしスタンドで大声を出し、帰宅するシャトルの中で貰った
パンフレットを読み直す。

 そうすれば

 「スタジアム建設を願う人の思い」

 もいくらかは胸の内に入ると思います。

 現在の不景気だけでなく、他にお金を費やしたいと考える人がいる中での税金投入ですから、その決議は本当に嬉しい
ものです。

 両者が歩み寄るためには、反対意見の方、不安を抱えている方に来場して空気を知ってほしいと願います。
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カズが2005年に語った自分の未来

2013-01-20 18:59:14 | 日記
 「いつまでやるなんて考えていないけど、45歳まではやるでしょう。」

 この言葉はもう廃刊になってしまいましたが、光文社が依然刊行していた月刊誌「VS」の2006年1月号、75ページ
に掲載されているキング・カズのものです。

 これはインタビューの抜粋ではなく、編集部がカズの金言を2ページにわたって特集したもので、2005年7月6日に今
後の展望として語られた言葉です。

 2013年カズは46歳になりますから、7年前の今から現状を認識していたことがわかります。

 そうでなければメディアがキャンプ地のグアムまでカズを追いかける事もありませんし、専属トレーナーと随時意見交換を
かわしながら、練習に励むこともありません。

 世の男女がカズに関心を持つ背景には、当然誰よりも練習をし、体を絞っているアスリートの側面だけでなく

 「こんなこと出来たらなあ。」

 と思うことを具現化していることもあるでしょう。

 カズが服をオーバーサイズで着ている姿を見たことがありません。

 それは誂えていることもそうでしょうが、オーバーサイズで服を着ることはみっともない上に、機能性を無視した形になる
事を良く知っているためでしょう。

 世の男性は大概がゆったりした服装を好みますが、ルーズとルーズ・フィットが異なる事を改めて認識すべきすね。

 今の学生がスーツをオーバーサイズで着用することは、その名残が取れていないことですから、ジャストサイズを選ぶ習慣
が必要です。

 カズが2011年世界王者に輝いたなでしこの選手たちに、バラを届けたのは有名です。

 彼女たちはうっとりした様子でキングの好意に感謝していましたが、欧州では花を贈ることは男性の嗜みと見なされていま
すが、枯れた後の手入れを考えますとそうでもないように思えて仕方がないのですが。

 こうした気配りや自分を知る事の大切さを、カズは普段からさりげなく教えてくれています。

 本人は「そんな事は無いよ。」と謙遜するでしょうか。
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スタジアムで声を掛け合いますか

2013-01-20 18:45:13 | 日記
 日本代表がワールドカップに出場すれば、当然ファンは代表と共に開催地へ出向きます。

 つまり、日本代表の本大会出場は他の31か国と共に

 1・旅行会社と現地のホテル
 2・アディダス・ジャパンのようなスポーツ・ブランド
 3・航空会社と現地の交通網

 に金銭面で恩恵をもたらす形になり、同時に日本サッカーの進歩を伝える役割もあります。

 宇都宮徹壱氏によりますと、1998年当時における日本代表ファンは、代表の試合を追いかけるだけで精いっぱい
だったためか、異国ファンとの交流が少なかったようです。

 しかし今では堂々とした態度でジャージの交換や写真撮影を行っており、ファンも成長したと語っています。

 98年の時は
 
 「チケット問題」

 で渡仏した人間が非常に苦労した面があったことも事実ですし、まだ選手も観客も余裕が無かった証拠でしょうか。

 でも僕は国内ですら、こうした交流の例が無く勇気もないんですよね。

 しなの鉄道やシャトルバスで同じパルセイロ・ファンなのだから、何かしら声を掛け合っても良さそうですが、僕は
声を発したことはありません。

 親子連れの方は親子同士で話しますし、恋人同士はお互い話す。

 こんな光景はあるのですが、僕のような独り者は本を読むか、携帯をいじるか、窓の外を見ているかのいずれかで、
何もしないのが実情です。

 英国で電車のコンパートメントに居合わせた乗客が天気の話をするのは、政治と宗教と階級に何ら関係が無い話題だ
体と言います。

 これがサッカーかラグビーか、いずれかの話になれば階級がわかってしまう恐れがある為でしょう。

 僕は他人の顔色を窺いすぎているだけかもしれませんが、声をかける勇気は無いですね。

 もし結婚したいのならば、見ず知らずの女性にアクションを起こすことが必要なのは、心の隅っこでは理屈としては
理解できるのですが。
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語学を学ぶこと、日本で行う準備

2013-01-20 15:35:22 | 日記
 僕が自発的に英語とイタリア語の勉強をしているのは、実は海外サッカーの情報を得る為ではありませんでした。

 一番最初に就いた仕事を半年で放棄し、無職になって職業安定所に通っているとご近所に学習塾が新規出店すること
がわかり、面接終了後「塾講師」のリストに加えてもらったためなのです。

 当たり前の話ですが、その話は結局流れてしまい現在に至るのですが、英語を学び始めたきっかけは

 「生徒と接するようになった際の心構え」

 という形で始まったのがきっかけです。

 FIFAは公用語に英語とスペイン語、ドイツ語を定めているはずですが、日本の記者と選手でこの3言語全てを網
羅している方はいないでしょう。

 田村修一氏が英語とフランス語に精通し、バロンドールの投票権を得ている事実は、語学の重要性を訴えているだけ
でなく

 「欧州という本場に足を踏み入れることで、重責を担う、担ってきた人物と会えること」

 を教えてくれていると思います。

 田村氏はナンバーでイビチャ・オシムと相当会って日本サッカーに関する提言を記事にしていますし、フランス・ワー
ルドカップの前にはミッシェル・プラティニを訪問し、フランスサッカーの現状を取材した経験もあります。

 僕の語学の力は微々たるもので

 「ネイティブが配慮すればどうにか意思疎通が可能」

 というレベルでしかありません。

 適当にTOEICの教材を購入し、話されている英語に追いつけず買ったことを後悔したこともありましたし、怠けて
止めてしまう日もあります。

 それでも習慣として根付いていますから、1日インターバルを置けばまたやる気が生まれてくるのですが。

 日本人選手が海外を目指すなか、一番重要であろう語学について語る人間がさほど多くないのが不思議です。

 代表GK川島の例は特殊でしょうが、
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確実にプラスに転じている日本女子サッカー

2013-01-20 13:36:53 | 日記
 日本代表FW安藤梢が在籍するデュイスブルクが経営破綻し、2部降格が確定的とされています。

 大前元紀が移籍したデュイスブルクとは何か関連性があるのかもしれませんが、老舗ハンブルクですら女子クラブを廃業に
追い込んだくらいですから、男子と女子の環境はまだまだ雲泥の差と言えます。

 安藤がドイツ国内で移籍先を探すのか、それとも日本やフランスを選択肢として捉えるのか、彼女の決断を注視する関係者
も多いでしょう。

 こうしてみますと、日本の女性を取り巻く環境は、あの

 「2011年ワールドカップ優勝」

 を境に、確実に改善されつつあります。

 確かにバラエティー番組など、こちらが首を捻りたくなる扱いがあったことも事実ですが、なでしこの選手たちの笑顔、そ
して愛嬌の良さが認められたことは歓迎してよいはずです。

 彼女たちの歩み、そして佐々木監督と澤のバロンドール受賞など、任期と実力が正比例していることも見逃せない事実でした。

 宮間は2011、12年とアジアMVPを連続受賞し、大野はリヨンに移籍、そしてUー20女子ワールドカップの開催とこ
こ数年の盛り上がりが、

 「定着の段階」

 に入ってきたと僕は捉えています。
 
 なでしこリーグとなでしこチャレンジリーグというリーグの底辺拡大も、今後の女子サッカーの定着に大きく貢献するでしょう。

 TBSが高校サッカー女子選手権の模様を報道するように、なでしこリーグが彼女たちの受け皿となり、海外移籍と代表招集と
いう、男子で言えばあたりまえの両輪を与えている点も見逃せません。

 ちなみにパルセイロ・レディースは2013年の新監督に

 「本田美登里氏」

 を指名しました。

 本田氏は現在の岡山湯郷の礎を築いた方で、女性初のS級ライセンスを習得した人物として知られています。

 パルセイロは今季より更なる「育成クラブ」として歩むことを決め、美濃部新監督もその点を重々承知しています。

 本田監督もパルセイロの掲げた理念に大変共感しており、監督が発する言葉ひとつひとつが、選手たちのかけがえのない財産に
変化することを希望します。
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