塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バとパト。ふたりのFWの移籍模様

2013-01-06 21:42:22 | 日記
 ニューキャッスルのアラン・パーデュー
 ミランのマッシミリアーノ・アレグリ

 ふたりの指揮官はクラブに新しいFWの補強を訴えるでしょうが、前者はともかく後者は難しいと言えます。

 バをチェルシーに売却したニューキャッスルですが、ファンはきっとアラン・シアラーのように、長い間在籍して
苦楽を共にできるエースが欲しいことでしょう。

 ただチェルシーの方が優勝できる可能性が高い事も確かです。

 ブラックバーンでプレミア優勝を体験したシアラーは、ニューキャッスルだけでなくあの

 「エリック・カントナ」

 が退団したばかりのユナイテッドからも熱烈なオファーを受けましたが、優勝と報酬ではなく自身のふるさとを選
択することで、より大きな共感を得たのです。

 一方のミランですが、ゴール・コムによれば、パトのコリンチャンス移籍で15億円程度の現金収入があるとの話
です。

 その資金で代表クラスのFWを獲得するのか、それとも夏に補強を回すのかの判断が近いうちに下されます。

 僕はミランの補強は後者になる気がします。

 それはエル・シャーラウイが独り立ちする邪魔が入るといけませんし、彼は今ミランの屋台骨を支えているという
充実感で一杯のはずです。

 イタリア代表でも主力として扱われ、今彼は確実に成長を遂げています。

 一方で後半戦の巻き返し、そしてシャーラウイの疲労を考慮すれば補強が必要という見方もできますが。

 ブラジルではガンゾが故障続きで代表と疎遠になりましたが、サンパウロ移籍を契機に再び体調が戻ってきたとワ
ールド・サッカーダイジェストが報じています。

 同様に怪我の多いパトも、世界王者のクラブでリフレッシュできたならば、フェリポンの食指が動くかもしれませ
ん。
 

 
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ツイードのコートを試着して

2013-01-06 21:27:56 | 日記
 かつてサッカーが生まれたころ、イングランドやスコットランドのファンはスーツに山高帽と言う恰好で観戦して
いました。

 その頃はレプリカ・ジャージという概念があるわけでもなく、ファンにとってはこの恰好が適当だったのです。

 イングランドではホームスパン
 スコットランドではツイード

 年中通して寒さが厳しく、太陽が拝める機会が少ない両国にとってこのふたつの素材はニットと並び、今でも世界
から愛される存在として知られています。

 かつてブラジルの選手がイングランドに移籍をしなかったのは、祖国とあまりに異なる住環境の為とも言われてい
ます。

 これら天然素材は着込むことで風合いが増しますし、合成繊維よりも扱いが簡単という側面があります。

 実は今日長野に出かけた際、ツイードの代名詞である

 「ハリス・ツイード」

 を用いたコートを試着する機会があったのですが、その保温力の高さに改めて驚きました。

 例えば冬場にサッカー観戦をする際、多くの方は手袋とマフラーを用意し、ダウンやコートの下にかなりの衣類を
着込むと思います。

 しかしこのコート、極端な例で言えば肌着と薄手のセーターだけで十分な保温力があると言えます。

 コートを脱いだ僕の服装は肌着とシャツ、薄手のセーターの3枚で試着した時点で汗ばむくらいでしたから、寒風
の中でも十分耐えられると思います。

 後は足下の保温でしょうね。

 僕は以前お話したようにティンバーランドのダウンブーツで凌いでいますが、今目を付けている靴があります。

 ソールはラバーソールでトレッキングブーツのように、靴ひもをひっかける形なのですが値段が高すぎで試着しか
出来ていませんが。

 サッカーはスポーツですから、最先端の技術が選手を保護します。

 僕たち観る側は改めて天然素材を見直すと良いかもしれません。
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メッシ、バロンドール4連覇は可能か

2013-01-06 19:44:45 | 日記
 今日は休日で僕も正月気分を味わいたくて長野に出かけました。

 東急百貨店は4階で紳士服を販売していますが、そこにはあの

 「メッシ気持ちいい」

 という台詞と共に、スカルプDが作成したメッシの特大パネルが商品と共に置いてあり、内心苦笑いしながら品を
見て歩きました。

 仮にバロンドールを4連覇すれば、メッシの名声はより喧伝されるわけですが、逆にアルゼンチン代表のサヴェジ
感得からすれば窮地に追いは込まれます。

 アルゼンチンはおろか、サッカーの歴史上でも突出した存在であるメッシがいながら、彼を構築した布陣で活かせ
無い批判は止むことは無いでしょう。

 バルセロナとアルゼンチン代表では当然メカニズムが異なりますが、ファンはそんな事

 「知ったことではない」

 のです。

 ファンがこの違いを考察することなく要求を行うことそのものがサヴェジ監督にとっては手強い存在ですが、確かに
彼もいささか時間をかけすぎていると思っているでしょう。

 セルヒオ・バチスタもグアルディオラを参考に

 「4-3-3」

 を導入し、メッシを右翼に配置しましたがバルセロナのメッシは中央にカットインしてシュートを打つことも多いの
で、彼がポジションを動かせば右翼は完全な

 「オープンスペース」

 となってしまいます。

 グアルディオラがイブラヒモビッチからメッシに1トップを交代したのは、メッシを右翼に張らせるよりも、守備の
タスクを外しより動ける自由を与えた方が、クラブと彼の双方に利益があると考えたためでしょう。

 今メッシを封じ込める具体策はありません。

 しかしグアルディオラが新クラブに就任すれば、この稀代の名手を止める策を世界に誕生させる可能性はあるでしょう。
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僕が作った親子分離と言う言葉

2013-01-06 19:33:16 | 日記
 「政教分離」

 と言う言葉があるように、政治と宗教は通常切り離して考えるものとされます。

 またスポーツと政治は別物とも言われますが、旧ユーゴ連邦の事例をみてもわかるようにその実現は非常に困難
を極めます。

 セルビアとモンテネグロに分離する前のユーゴスラビアがそうでしたし、日本と韓国も政情に左右される形でス
ポーツに多くの影響が与えられています。

 ではこの場合はどうでしょうか?

 「親子分離」

 この言葉は僕が作ったもので、辞書には掲載されていません。

 これは親が素晴らしい選手であったから、その息子も素晴らしい選手に違いないという、僕らの勝手な都合で選手
を評価することをもう止めた方が良いと思う為です。

 その代表例がヨハン・クライフとジョルディ・クライフです。

 彼は1996年の欧州選手権の前に父ヨハンと同じくオランダ代表を選択したのですが、父と同じ功績を残すことは
出来ませんでした。

 ちなみに彼はユナイテッドでもプレイしましたが、2001年のUEFAカップ決勝に進出したアラベスに在籍して
いた時が一番のハイライトだったのかもしれません。

 4-5で敗れはしましたが、老舗リバプールと果敢なまでに打ち合ったその試合は、多くのファンから称賛され記憶
に残る試合とされています。

 ジョルディはデビュー当時から「線」の細さを指摘さえていましたが、そこにはファンとメディアの

 「父との比較論」

 が常に横たわっていました。

 時代背景や戦術など、70年代と90年代では随分情景が異なりますが、その比較を打ち破れなかったジョルディの
責任なのか、それとも周囲の穿った見方を是正すべきなのか。

 少なくとも僕は

 「君は君らしくいたらいいよ」

 と声をかけてもらった方が心情的に楽になると思うのですがどうでしょうか。
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アンファー、リオネル・メッシをCMで起用

2013-01-06 02:02:53 | 日記
 「メッシ気持ちいい」

 この不可思議な日本語を話す外国人を、現在の日本人のうちどれくらいの割合が識別でき、同時にどれだけの人間が
彼の素晴らしさを理解できるでしょうか?

 サッカー好きならば誰もが知るリオネル・メッシ。

 その彼に上記の言葉を言わせた広告代理店は、どのような意図で彼にオファーを出したのでしょうか>

 このスカルプD洗顔フォームを発売するアンファーが誕生して25年がたち、同い年のメッシに声をかけたのが真相
のようですが。

 90年代中期、ロベルト・バッジョがミランに在籍していた当時、スポンサーであるブリッジストーンが自転車のC
Mで彼を起用し

 「ガタガタスルナヨ」

 とバッジョに発言させてファンが悲鳴を挙げたことがありました。

 このCMも僕の印象ですが「ほのぼの」とした印象では無く、どこか「間が抜けている」ように思えるのですが、メッ
シとしてはアディダスやコカ・コーラのCMよりも撮影がしやすいと判断したのかもしれません。

 もしくは放映地域の問題でしょうか?

 クラブ、代表、個人スポンサーのCMは撮影に時間がかかりますし、当然全世界に打電されます。

 今アディダスはメッシをテレビCMで起用していませんが、その気になれば当然彼に以来するはずです。

 逆にスカルプDのCMは日本国内向けに撮影されたでしょうし、ユー・チューブのような映像メディアで再生されたと
しても、日本語がわかるスペイン、アルゼンチンの方は少数でしょうから。

 正直僕は

 「アンファーはよくメッシにCMオファーを出したな。」

 とどこか呆れていますが、洗練さではなくむしろ滑稽さを売りにしたこのCM、案外反響を呼ぶかもしれません。

 少なくとも僕がブログの題材にしている点で、話題になっている証拠ですからね。
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