塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ポルトガルはモウリーニョに接近すべき

2013-01-15 23:45:26 | 日記
 ポルトガル代表を率いるのはスポルティング出身のパウロ・ベントですが、ポルトガルでは代表監督を国内から
選出する際、派閥は存在するのでしょうか。

 近年ブラガの躍進が注目され、2000年代前半にはボアビスタが話題の中心になりました。

 しかし、ポルトガルと言えばやはり3強支配のリーグであり、代表監督はポルト、ベンフィカ、スポルティング
出身に候補者が多くいるはずです。

 2018年ロシア・ワールドカップに向けて、僕はモウリーニョに声をかけてみる価値はあると思います。

 レアル退団とイングランドへの郷愁を思いに出しているモウリーニョ。

 もし彼がマドリードを離れ再びイングランドに舞い戻れば、彼は今度こそ長期間ひとつのクラブに留まるかもし
れませんし、もし既報どおりユナイテッドの監督に就任すれば

 「契約違約金」
 「ユナイテッド側の反発」

 など、ポルトガルが解決すべき問題が増えてしまいます。

 モウリーニョが仮に代表監督に就任すれば

 1・ロナウドの操縦
 2・派閥を超えた代表づくり

 が大きく前進します。

 イタリアの3強とは異なり、ポルトガルの3強が代表に選手を送り込むこを牽制している様子は窺えませんが、
それでも足並みが乱れる可能性はあるでしょう。

 しかしポルトガルを飛び越え、欧州屈指の存在を誇るモウリーニョは、幾度どなくネゴシエーターぶりを示して
きましたから、帳尻を合わせることは容易になるはずです。

 またロナウドが名目共に世界一になるならば、やはりモウリーニョの傍にいるべきでしょう。

 メッシがアルゼンチン代表で苦戦していますが、もし彼よりもはやくワールドカップと抱擁できたならば、世間
はロナウドの私生活ではなく、彼のサッカーのそのものに敬意を払う形が期待できます。

 
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移籍した選手の心理を探る

2013-01-15 23:29:44 | 日記
 移籍もたけなわな日本と欧州ですが、移籍を決断した選手が古巣を意識する時は夜眠れるものでしょうか。

 もし僕が選手ならば、古巣と敵地で対戦する前日は全く眠れず、何度も布団の中で寝返りを繰り返すでしょう。

 「昨年まで応援してくれたファンは、きっと罵声を浴びせてくるだろう。」
 「顔なじみのあの方たちは、僕の決断を理解してくれただろうか。」

 など、様々な考えが頭を過ると思います。

 試合当日でも違和感は続きます。

 慣れ親しんだホーム側のドレッシング・ルームではなく、ビジター側に案内される時点でそうですし、ジャージ
の配色も当然違います。

 スタジアムに姿を現せば、味方だったファンの厳しい視線を全身で浴び、そこに昨年までコールされたチャント
は存在せず

 「敵の一員」

 としての出迎えを受けます。

 ルイス・フィーゴがレアル移籍後、初めてカンプ・ノウに登場した時の怨嗟は、空恐ろしい、怖いなど形容詞が
幾つあっても足りないくらいの

 「バルセロナの憎悪」

 が充満しており、サッカーの試合で病気以外で命を落とす可能性があった感じさえしました。

 その他の競技では移籍した選手がサッカーほど重圧を感じることは無いように見えます。

 サッカーは他の競技と大きく異なるのは、クラブ運営にファンの思想や理念が込められている点で、選手はその
存在に敬意を示して初めて受け入れらます。

 だからこそ移籍した選手にファンは手厳しい視線を投げかけますし、戦術の不一致や相次ぐ故障で移籍せざるを
得なかった選手以外は、移籍先での活躍もそうですが、古巣への敬意を忘れてはいけません。

 さもないと、評判はがた落ちになるでしょう。
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大野忍、リヨンで入団経験を開く

2013-01-15 01:40:08 | 日記
 今回はお詫びと訂正から入ります。

 昨日お話しした「英断だった日本サッカーのプロ化」の中で、僕はバレーボールとⅤリーグを引き合いに出し、その
際パナソニックが休部するという事例をお伝えしました。

 これはバレーボールではなくバスケットボールの話でして、完全に僕の過ちになります。

 大変失礼致しました。

 思い違いとですがミスはミスです。お詫びしたいと思います。申し訳ありません。

 本題に入ります。

 日本女子サッカーの第一人者である大野忍がリヨン移籍に伴い、入団会見を行いました。

 五輪、ワールドカップと大舞台を戦ってきた彼女も、テレビで生中継される入団会見と馴染みのないフランス語を話す
必要があった為でしょうか、最初に口にした単語は

 「メルシー」

 であり、日本語で「あっ間違えた」と笑った後、「ボンジュール」と言いなおしましたね。

 結果、この彼女の言い間違いが会見を和やかにしたのは間違いなく、ほのぼのとした雰囲気でその後も会見は続く形と
なりました。

 何より自分の年齢と肉をかけて、背番号を29にしたのは傑作でこれにはリヨンのファンも大笑いだったのではないで
しょうか。

 この会見が和やかに進んだのは、大野の人柄とコメントだけではありません。

 それは現在の日本女子代表の方がフランス女子代表よりも強い、つまり下のクラスの選手がリヨンに腕試しに来たわけで
はなく、強豪である日本の選手がリヨンの強化のためにやってきた。

 この認識が大きく会見に影響したと思います。

 普通下のランクから来た選手には、大抵の場合厳しい質問が浴びせられるのが通常です。

 しかし彼女の会見では映像では見られませんでしたが、既に周囲がその実力と存在を認めていた感が見受けられました。

 大野の決断が日本に残っている沢、川澄、そして宮間の進路にも大きな影響を及ぼす気配があります。
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