海外に日本と同様「長い物に巻かれろ」という言葉があるかはわかりませんが、僕は自分でもつくづく典型的な
日本人だと感じます。
海外ではスポーツでも職場でも、上司と部下、監督と選手が同僚の前でも堂々と意見交換をかわし、上司(監督)
の下した決断や自分の扱いに不満があれば、喧嘩すら厭いません。
でも僕たちの多くがその場で意見をかわす事もなく
「あの時やっぱり発言すべきだった」
と後に後悔している気がします。
居酒屋や焼き鳥やであれだけのビールや焼酎が消費され、上司や妻の悪口を肴に酔っている男性を見れば、海外か
ら来たばかりの方は心底驚くでしょうね。
イビチャ・オシムが代表監督時代
「実際にプレイしているのは君たちだ。」
と自分の顔色を伺う選手達を諭したことがありましたが、監督の支持を逸脱してしまえば、頭ごなしに怒鳴られる
のではないか。
選手たちはそう感じていたのではないでしょうか。
ジーコが代表監督を務めていた際、確かに海外リーグの選手たちを頼りにし過ぎた面があったのは間違いないですし、
3バックか4バックかの問題は、その本質をついていませんでした。
ジーコが海外リーグの選手たちを重用したのは、彼らが欧州の発想
「確かに監督はこの指示を出した。
でも今はこのやり方を行うべきだ」
と自己判断で動け、同時にその考えを遂行した理由を皆の前で述べられると感じた為だと思います。
日本人選手が不安げなまなざしでジーコを見ていたのは、今までの社会生活の中で自分で責任を持ち行動しようと
しても、単なる
「自分勝手」
と判断され、叱られてきた経験が多かったからではないでしょうか。
今体罰の問題が世間で騒がれていますが、自己責任と我がままは当然別物であることを認識せねばなりません。
日本人だと感じます。
海外ではスポーツでも職場でも、上司と部下、監督と選手が同僚の前でも堂々と意見交換をかわし、上司(監督)
の下した決断や自分の扱いに不満があれば、喧嘩すら厭いません。
でも僕たちの多くがその場で意見をかわす事もなく
「あの時やっぱり発言すべきだった」
と後に後悔している気がします。
居酒屋や焼き鳥やであれだけのビールや焼酎が消費され、上司や妻の悪口を肴に酔っている男性を見れば、海外か
ら来たばかりの方は心底驚くでしょうね。
イビチャ・オシムが代表監督時代
「実際にプレイしているのは君たちだ。」
と自分の顔色を伺う選手達を諭したことがありましたが、監督の支持を逸脱してしまえば、頭ごなしに怒鳴られる
のではないか。
選手たちはそう感じていたのではないでしょうか。
ジーコが代表監督を務めていた際、確かに海外リーグの選手たちを頼りにし過ぎた面があったのは間違いないですし、
3バックか4バックかの問題は、その本質をついていませんでした。
ジーコが海外リーグの選手たちを重用したのは、彼らが欧州の発想
「確かに監督はこの指示を出した。
でも今はこのやり方を行うべきだ」
と自己判断で動け、同時にその考えを遂行した理由を皆の前で述べられると感じた為だと思います。
日本人選手が不安げなまなざしでジーコを見ていたのは、今までの社会生活の中で自分で責任を持ち行動しようと
しても、単なる
「自分勝手」
と判断され、叱られてきた経験が多かったからではないでしょうか。
今体罰の問題が世間で騒がれていますが、自己責任と我がままは当然別物であることを認識せねばなりません。