塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レンタル移籍の顛末

2013-01-10 23:04:24 | 日記
 我が家の愛猫ゴンは、野良猫時代に一回、飼い猫になってkら一回出産を経験しています。

 ただ残念なことに、我が家からお嫁にでかけた一匹の子猫は、新しい環境に馴染むことが出来ず、自分から家を
飛び出してしまったと聞きました。

 その家は子猫が最初の猫では無く、既に古株の猫がいたんですね。

 生後間もない子猫が、どっしろ構えた大きな猫から仕打ちを受ければ、母親(ゴン)が恋しかったでしょうし、
いたたまれなかったのでしょうね。

 僕も小学生の頃、既に雄猫を飼っていることを承知で子猫を拾って帰ったことがあります。

 残酷ですが猫は新しい猫という異分子に対して、全く寛容でない側面を持ち、その時も結局新しい命を守ること
が出来ませんでした。

 両親も

 「飼ってやればよかった」

 と悔いる表情を時折見せますが、餌代と病院代を考えますと致し方ない処置だったのですが。

 サッカーでもレンタルで移籍しても、あくまでレンタルという見方をされるかもしれませんし、ヴォルティス
で大きな成長を見せた柿谷のような成果が、確実に得られるわけでもありません。

 レンタル先が選手を気に入り、翌年完全契約せ移籍する例は豊富ですから、レンタル移籍そのものが悪い制度
ではないですね。

 事実プロ野球も

 「サッカーを真似てレンタル移籍の導入を検討すべき」

 という声が挙がっています。

 欧州ではレンタル移籍でたらい回しにされる例が良く見られますし、選手は確かに商品という側面がありますが
人間は心を持った生き物です。

 選手と所属先、そして移籍先の3者が共に利益を共有できる移籍が実現できれば、より移籍が活発になりますね。

 
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お金を利益として回収する事

2013-01-10 18:45:31 | 日記
 国の中枢を担う政治家や官僚は、ポイントカードを持っているでしょうか?

 僕は欲しいけれども高額の商品の場合には、どうしても買う事を躊躇してしまいます。

 それは両親が

 「米が高いなあ」
 「あれをポイントサービスで買おうか」

 と呟いていることを知っている為で、僕もポイントカードで電子マネーのボーナスポイントで、細やかな利益を確保
しています。

 「俺はレアル・マドリードじゃない」
しょうえね
 そう胸の中で呟くことも多々あります。

 スポンサーという観点から言えば、僕のスポンサーは両親であり、両親のスポンサーは年金という見方は可能ですが
僕は銀行から金を借りようとも思いませんし、国が面倒を見てくれるとも考えません。

 ですがサッカーが僕たちを異なるのは、投資したお金をお金として回収できる形にあります。

 例えば優れた電化製品は電気代がかからず、環境にも優しい設計ですが住環境を改善できても、お金として戻っては
きません。

 省エネと言う点での回収はできますが、実感としては薄いと思います。

 サッカーはスポンサー収入、入場料収入など得たお金を

 選手の獲得
 優秀な指揮官の招聘

 に費やすことで、クラブの資産価値を上昇させ、新しい収入を生み出すことができます。

 確かにビジネス書では古本を安く仕入れて売却するせどりの理論を報じていますが、基本物は一度使ったならそれは
中古であり、価値は下落するのが基本です。

 ですからJのクラブも投資を恐れない勇気、これが必要だと思いますね。
 
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上杉隆氏の著作を読んで感じた点

2013-01-10 17:47:15 | 日記
 僕が今読んでいる本は、上杉隆氏の著作「ジャーナリズム崩壊」になります。

 これは幻冬舎新書から出版されており、その後PHP新書から発売された「新聞・テレビはなぜ平気でウソをつくのか」

 の礎になっています。

 (発売は前者が2008年、後者が2012年です。)

 この2冊で上杉氏が指摘していることは

 1・日本における記者クラブと言う存在
 2・新聞各紙、ブログに見られる匿名性

 という形になりますが、この作品2点を読むにあたり、日本で発売されているサッカー誌とその記事を振り返ってみま
した。

 僕がその情報を多く手にする媒体は

 フットボリスタ (ソル・メディア)
 週刊サッカー・ダイジェスト ワールド・サッカーダイジェスト(日本スポーツ企画出版)
 週刊サッカー・マガジン(ベースボール・マガジン)
 スポーツ・グラフィック・ナンバー(文芸春秋)

 になりますが、これら記者名、翻訳者名、写真の貸し出し元など、クレジット、つまり署名が成されており、匿名性は
無いと僕は判断します。

 海外から来日した記者が、日本の記者と昵懇となり日本で円滑な取材が出来ているかはわかりませんが、海外では日本
の記者が現地で手助けを受けていますから、日本取材がJリーグと代表の良い広報になると良いですね。

 上杉氏は

 「フェアなスタートラインに立ち、取材での競争はそこからとい当然の風潮が海外にはある」

 と、「新聞・テレビはなぜ平気でウソをつくのか」の129ページで語っています。

 報道ではありませんが、リーガで放映権料を巡って言い争いが起きるのは、セヴィージャの会長であるデル・ニドから
すれば

 「スタートラインですら公平でない」

 と考える為でしょう。

 ちなみに僕はこのブログを本名で書いていますし、長野県に在住しています。

 顔写真が未掲載なのは、当時デジタルカメラが手許になく、手にした今でも写真の掲載方法がわからないためですが、
署名原稿が必須なのはどの世界でも間違いありません。
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パルセイロ、2013シーズンへの第一歩

2013-01-10 02:00:29 | 日記
 パルセイロが監督交代に踏み切った背景には、最短2016年に可能なJ2昇格までにプロ経験を持つ監督を
招聘したかったのだと、僕は捉えています。

 薩川前監督がコーチ、そして監督として歩み始めた長野の地での活動が評価され、FC琉球に招かれたことは
素晴らしいできごとです。

 恐らく町田GMは、監督交代により薩川氏と共に歩む選手がいることは、当然予想の範疇だったでしょうし、
言い換えれば薩川氏がそれだけ

 「仁徳のある人物」

 だった証です。

 「プロ経験を持つ監督ならば、バドゥもそうだった」

 と思うのですが、恐らくバドゥのやり方と当時の選手たちの実力、もしくは内面がどこか噛み合わない部分も
あったのでしょう。

 その点を小湊コーチと共に補佐したのが薩川氏であり、ジュビロから招聘した鈴木政一氏でした。

 今の時点で薩川氏と美濃部新監督を比較、討論することはフェアではありません。

 在任5年の人物と、まだキャンプすら始まっていない新監督の手腕を、例えサンガとヴォルティスで戦った面
を比較しても、選手層や地域性がまるで異なるわけですから、美濃部監督にとっても有意義ではありません。

 あくまで僕の主観ですが、

 1・2年連続2位は優れた成績だが、シーズン通じて優勝の機会は間違いなくあった。
   2年続けて勝ち点3を逃す形で連敗をしたことは、監督の方法に問題があったのではないか

 2・選手を固定して使い続けている

 と印象を受けたことも確かです。

 FC琉球としては新監督と共に、DFの寺田とGKの田中と言う、子飼いの選手も入団決定しましたので、良い
補強ができたと考えているはずです。

 パルセイロが今季も上位進出なるかは、補強とキャンプの内容に大きく左右されます。
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J1.J2.JFLで繰り広げられる移籍劇

2013-01-10 00:23:40 | 日記
 今ガンバとヴィッセルのファンは、主力が次々と離脱してゆく姿に改めて降格の厳しさを感じている事でしょう。

 そして移籍する選手たちも、どこかサバサバしている感を受けます。

 従来ならば降格の責任を感じ、残留か移籍かで悩む姿が報道されてきましたが、今回はそのような姿は見られて
いません。

 特にヴィッセルを離れる伊野波(ジュビロへ)大久保(フロンターレへ)そして野澤(アントラーズへ)の姿を
見ていますと、フロントの不信任に発展しそうな勢いです。

 そして長野パルセイロも移籍情報が次々と発表されています。

 その中でも背番号19向慎一の町田ゼルビア移籍に呆然としたパルセイロ・ファンは多いと思いますし、僕もそ
のひとりです。

 「さあ行こうぜ向!俺らと共に!!」

 インチャーダ・ナガノの皆さんがコールする応援歌が、まさか2012年を持って聞けなくなるとは、想像できま
せんでした。

 向はヴェルディから2011シーズンに加入しましたが、この年はアマチュア契約でスポンサーに名を連ねる

 「八幡屋磯五郎」

 のお世話になっていました。

 彼の評判は上々で、お客様から

 「今日は向君いないの?」

 と聞かれることも多くなったと、当時の信濃毎日新聞に掲載されていたことを思い出します。

 そして2012シーズンは念願のプロ契約を結び、主将の大橋、大黒柱の宇野沢と共にパルセイロの支柱としてその
役目を果たしました。

 主力が引き抜かれるのがサッカー
 出会いを別れがあるのがサッカー

 理屈ではそうなのですが、人間やはり贔屓の選手が去ると寂しい気分で一杯ですね。

 パルセイロは来季どの選手とプロ契約を結ぶのか、注目したいと思います。
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